珍しく、この人の試合の後としてはちょっとがっかり、な更新となります。
マニー・パッキャオはまあいつも通りに速く、巧く、強かったように思います。
立ち上がり、互いに様子見、探り合いの中、シェーン・モズリーの懐の深さを感じているかな、
と見えたのですが、3Rにモズリーのダッキングを捉えたワンツーでダウンを奪い、
その後は終始攻勢を取っての大差判定勝利でありました。
モズリーは立ち上がり、右をしっかり狙っていて、でもやや出し惜しみというと悪いですが、
好機到来まで取っておくという風に見えたんですが...。
3Rに喫したダウン...左サイドからサウスポーにショートで打たれ倒されるというショックのせいか、
打っていく構え、バランスを失い、ボクシングそのものが瓦解してしまっていましたね。
とはいえ他ならぬシェーン・モズリーが、それをまったく立て直せず、さりとて意地も見せずに
最終回を迎えてしまうというのは、見ていて正直、そりゃなかろう、と思いました。
彼のトップボクサーとしてのキャリアは、今日、完全に終わったと言っていいでしょうね。
パッキャオについては、さらなる攻め込みを期待してもいたんですが、試合後のインタビューで
ちょっと足を痛めていたという話があったようです。詳しい情報を待ちたいですね。
今日の白眉はセミファイナル、ホルヘ・アルセの四階級制覇じゃないでしょうか。
途中まで、どう見ても判定負けの流れに見えましたが、ラストふたつに来てからの、
まるでゾンビのような(失礼)よみがえり方というか、とにかくあれは何なのでしょうかね。
バレラでもモラレスでもマルケスでもなく、アルセがメキシコ初の四冠というのも驚きですが、
あの試合内容と勝ち方もまた、驚愕としか言いようがありません。
122ポンド級に思わぬ波乱ですね。西岡、下田、リゴンドーにモンティエルと、
多士済々なこのクラスの先行き、大いに楽しみです。
マニー・パッキャオはまあいつも通りに速く、巧く、強かったように思います。
立ち上がり、互いに様子見、探り合いの中、シェーン・モズリーの懐の深さを感じているかな、
と見えたのですが、3Rにモズリーのダッキングを捉えたワンツーでダウンを奪い、
その後は終始攻勢を取っての大差判定勝利でありました。
モズリーは立ち上がり、右をしっかり狙っていて、でもやや出し惜しみというと悪いですが、
好機到来まで取っておくという風に見えたんですが...。
3Rに喫したダウン...左サイドからサウスポーにショートで打たれ倒されるというショックのせいか、
打っていく構え、バランスを失い、ボクシングそのものが瓦解してしまっていましたね。
とはいえ他ならぬシェーン・モズリーが、それをまったく立て直せず、さりとて意地も見せずに
最終回を迎えてしまうというのは、見ていて正直、そりゃなかろう、と思いました。
彼のトップボクサーとしてのキャリアは、今日、完全に終わったと言っていいでしょうね。
パッキャオについては、さらなる攻め込みを期待してもいたんですが、試合後のインタビューで
ちょっと足を痛めていたという話があったようです。詳しい情報を待ちたいですね。
今日の白眉はセミファイナル、ホルヘ・アルセの四階級制覇じゃないでしょうか。
途中まで、どう見ても判定負けの流れに見えましたが、ラストふたつに来てからの、
まるでゾンビのような(失礼)よみがえり方というか、とにかくあれは何なのでしょうかね。
バレラでもモラレスでもマルケスでもなく、アルセがメキシコ初の四冠というのも驚きですが、
あの試合内容と勝ち方もまた、驚愕としか言いようがありません。
122ポンド級に思わぬ波乱ですね。西岡、下田、リゴンドーにモンティエルと、
多士済々なこのクラスの先行き、大いに楽しみです。
アルセの大きい上半身に反比例してたるんだ腹、頼りない脚、いつまで経っても真っ正直にぶん殴ってまともに喰らうスタイル、ダウンシーンを見るとキャリアの終焉かと思ってました。ただハートの強さをなめてましたね。波乱の展開でした。
ただこの選手は名のある割りにかなり隙が多い、どちらかというと美味しい相手だと思います。今日はあまりにデリケートなバスケスが飲み込まれましたが先は長くないと思います。
長谷川さんの再起戦、または西岡さんの相手なら結構楽勝かなと思うのは私だけでしょうか?
アルセの試合は終盤からしか観れませんでしたが、まさか勝つとは思わなかったので… 西岡選手との統一戦観たいですね!!
ただ、パッキャオが踏み込むとモズリーが下がりますからねぇ… あれでは腰の入った連打は打てないでしょう。
パッキャオの貴重な残り試合。
モズリーの闘志のなさが残念でした。
バスケスの親父さんは得体の知れない強さがありましたが、Jr.は素直で正統派ですね。
まさかの結末にチャベス×テーラーを思い出しました。
アルセさん。
5階級を狙うなら、WBAのバンタムなんていかがでしょう。
出血大サービス! 早い者勝ちですよ!(笑)
さて。僕はマルケスファンですが、ずっとパッキアオⅢには反対、もう勝てないし過去2戦で見せたもので十分、と思っていたのですが、考えを変えました。マルケスがあくまで望むなら、マルケス×パッキアオⅢを推したいと思います。もちろん現地に行くつもりです。
モズリーは全世界注目のビッグファイトに上がるレベルに無かったと言われても仕方ないでしょうね。かつては必ずしもビッグマネーファイトにならなくても手強い相手とも闘うことがあった選手なだけに、今回のような姿は見たくなかったです。
アルセは確かにど根性なんですが、反面、フライ級時代から変わらないのは、好機に距離がつまったり、相手がロープを背負ったときにパンチの長短や連打のテンポを微妙に変えて攻める巧さがあるんですね。今回も若いバスケス・ジュニアを何度か好打した場面にそれが生きてました。西岡や長谷川がやるとしても、ベストに仕上げてしっかり警戒し、厳しく闘わないと何が起こるかわからない、という気がします。
>さんちょうさん
どうせ判定になっても勝ち目がないなら攻めて出ろ、というようなことをボクサーに対して言ったり思ったりはしたくないんですが、いくら何でもこれはないなあ、と思いましたね。誇りを失った、と言いたくもなりますね。
統一戦容認というルールが出来た現状、西岡とアルセの試合は見てみたいものですね。交渉は難しいかもしれませんが、何とかこの辺に絡んでもらいたいものです。
>satoyamaさん
確かに試合ごとに歴史遺産のようなパッキャオの貴重な一試合が、つまらん相手に食われてしまった、ときつく言えばそんな試合だったかも知れませんね。モズリーはデラホーヤの会社辞めてまでこの試合に執着してたということでしたが、その理由が一体何だったのか...くだらない話もいくつかあったようですが、そっちが本当だったのか、と思ってしまうような姿でした。
セミのストップは本当に劇的でしたね。両者共にポイント計算出来ない疲弊を抱えていて、そこでアルセの勝負強さが出ましたね。WBAのバンタム、三人居る中でもちろんアレを指しておられるのでしょうけど(笑)まあ王者としての存在自体が幻みたいなものですから。しかしまあ、いても意味が無く、いなくても困らない、ある意味史上類例無き王者ですね。私たちは今、極めて希有な存在を目の当たりにしている(←故・佐瀬稔先生風に)のかもしれません...んなあほな。
>nekomick18さん
やはりそういう影響もあったのでしょうかね。情報ありがとうございます。
ただ、やはりもうひとつ攻められなかったのはパッキャオの不出来というよりは...ですかね。
11月にもマルケス戦、というのが今の時点では有力のようですね。是非やってもらいたいと思っています。130ポンドで闘われた二戦目から長足の進歩を見せ、階級の壁を越えて歴史的ヒーローとなったパッキャオと、今のマルケスの間にどのような差があるのか、それを見たいという思いからです。そして、お叱りを受けるかも知れませんが、世評の通り(おそらく、145ポンド前後で闘う)両者の間に厳然たる差があり、それが試合内容と結果で厳しく示されるとしても、それを全世界に見せるための試合として、この試合には闘われる意義がある、と思うのです。仮に、それがある方向から見れば惨劇であっても、パッキャオとマルケスの過去の(互角の)闘いがあればこそ、我々は目を背けることなく、それを見なければならないのではないか、と。
そして、もちろんそんなことを思いもしていないはずの(当たり前ですが)ファン・マヌエル・マルケスというボクサーには、この三試合目を希求する資格がある、とも思っているのです。これは単なる心情的マルケス・ファンの戯言だと片付けられるような思いではありません。過去二試合の内容は、それを裏付けうるものだと確信しています。
一夜明けて読み返すと、なんかマルケスが負けるに決まってるコメントになってしまってますね(^^;)
つまり何が言いたいかというと、今、両者が闘えばどうなるかを証すための試合を、他ならぬマルケスならば求める権利があり、そして内容と結果がどうであったとて、この試合には行われる意義がある、と言いたいんであります。なんか最近モノ書くと暗い方向にばっかり流れる傾向がありますが、真意はこうだということで。