しばらくお休みしていた更新ですが、明日は年に二回のパッキャオ登場ですので(笑)
前日ちょいと予想というか思うところを。
試合のたびに階級差の壁を破壊し続ける、高品質の立体的攻防技術の見本のような存在となった
マニー・パッキャオ大先生なわけですが、明日はひょっとしたら?という気がしなくもないです。
って、いっつもこんな予想というか想像をしては、驚きをもって「参りました」とか書いてるんですが。
明日の相手は三代目シュガーことシェーン・モズリー。昨年メイウェザー戦で大敗した試合も含め、
アントニオ・マルガリート戦の快勝を最後に、不出来な試合が続いている印象があり、
予想は当然パッキャオが圧倒しているようです。
しかしここ数試合、ことにファン・マヌエル・マルケスとの再戦を最後に、苦戦らしい苦戦の無い
パッキャオの試合ぶり...体格面で劣りながらも機動力で勝り、要所で強打を決める姿を見て、
誰もが内心思っているのと同じことを私も思っているわけです。
ひょっとして、パッキャオに勝つには、体格面であまりアドバンテージが無い方が良いのでは、と。
もちろん、体格面でまさるということは、パッキャオに一瞬の隙やミスがあれば一打で勝負をつける、
或いは試合の帰趨を決定づける武器を持つ、ということでもあります。
しかしハットン、コット、マルガリートといった「決め手」の持ち主たちは、
結局はそれを披露することなく敗れました。事情は違えどデラホーヤとて然りです。
それを考えると、シェーン・モズリーはどうか、ということです。
昨年大差で敗れたメイウェザー戦で、2RにあわやKO勝ちかという場面を作った右の一撃。
ライト級時代に数々のKOを演出し、ウェルターに転じて以降もデラホーヤ攻略を始め、
最近ではマルガリートを打倒し得た彼の最大最高の「決め手」。
そしてこの決め手を持つモズリーは、決して体格面でのアドバンテージに頼って闘うほど、
ウェルター級として大柄とは言えないわけです。
もちろん明日のリングで両者が正対したとき、両者がどう見えるのかは分かりません。
当然モズリーが体格で上回るのは間違いないとは思います。
しかしその体格差が、ここ数試合の相手とは違い、あからさまに大きくはないとしたら、
そのことは決して、パッキャオに幸いしないのではないか、とも思うのです。
いずれにせよ、パッキャオがキャリアで初めて迎える米国籍黒人ボクサーとの試合は、
番狂わせまで行かなくとも、ここ数試合にはない展開があるのかも、という気がします。
もう14時間くらい前ですね。明日の試合を楽しみに待ちます。
==============================================
今日の試合についてですが、以前OPBF王座獲得試合を見た仲村正男が
なんでも初回61秒KO負けで初防衛に失敗したとの報を知りました。
相手はOPBF1位のフィリピン人、ロナルド・パンティーリャスという選手だそうです。
見ていない試合ですから語りようもないですが、なんというか、
悪い方の目がまともに出たんやろな、という感じです。残念です。
前日ちょいと予想というか思うところを。
試合のたびに階級差の壁を破壊し続ける、高品質の立体的攻防技術の見本のような存在となった
マニー・パッキャオ大先生なわけですが、明日はひょっとしたら?という気がしなくもないです。
って、いっつもこんな予想というか想像をしては、驚きをもって「参りました」とか書いてるんですが。
明日の相手は三代目シュガーことシェーン・モズリー。昨年メイウェザー戦で大敗した試合も含め、
アントニオ・マルガリート戦の快勝を最後に、不出来な試合が続いている印象があり、
予想は当然パッキャオが圧倒しているようです。
しかしここ数試合、ことにファン・マヌエル・マルケスとの再戦を最後に、苦戦らしい苦戦の無い
パッキャオの試合ぶり...体格面で劣りながらも機動力で勝り、要所で強打を決める姿を見て、
誰もが内心思っているのと同じことを私も思っているわけです。
ひょっとして、パッキャオに勝つには、体格面であまりアドバンテージが無い方が良いのでは、と。
もちろん、体格面でまさるということは、パッキャオに一瞬の隙やミスがあれば一打で勝負をつける、
或いは試合の帰趨を決定づける武器を持つ、ということでもあります。
しかしハットン、コット、マルガリートといった「決め手」の持ち主たちは、
結局はそれを披露することなく敗れました。事情は違えどデラホーヤとて然りです。
それを考えると、シェーン・モズリーはどうか、ということです。
昨年大差で敗れたメイウェザー戦で、2RにあわやKO勝ちかという場面を作った右の一撃。
ライト級時代に数々のKOを演出し、ウェルターに転じて以降もデラホーヤ攻略を始め、
最近ではマルガリートを打倒し得た彼の最大最高の「決め手」。
そしてこの決め手を持つモズリーは、決して体格面でのアドバンテージに頼って闘うほど、
ウェルター級として大柄とは言えないわけです。
もちろん明日のリングで両者が正対したとき、両者がどう見えるのかは分かりません。
当然モズリーが体格で上回るのは間違いないとは思います。
しかしその体格差が、ここ数試合の相手とは違い、あからさまに大きくはないとしたら、
そのことは決して、パッキャオに幸いしないのではないか、とも思うのです。
いずれにせよ、パッキャオがキャリアで初めて迎える米国籍黒人ボクサーとの試合は、
番狂わせまで行かなくとも、ここ数試合にはない展開があるのかも、という気がします。
もう14時間くらい前ですね。明日の試合を楽しみに待ちます。
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今日の試合についてですが、以前OPBF王座獲得試合を見た仲村正男が
なんでも初回61秒KO負けで初防衛に失敗したとの報を知りました。
相手はOPBF1位のフィリピン人、ロナルド・パンティーリャスという選手だそうです。
見ていない試合ですから語りようもないですが、なんというか、
悪い方の目がまともに出たんやろな、という感じです。残念です。
あと,あえて本日のテレビ中継の感想を一言.
モンティエル兄,男前で,メチャもてそうですね(^^)
正直メイウェザー戦までは負けてほしくないと思っていたのですが…。
攻撃的な選手のパックマン、危険なスピードパンチ、強打を誇り、リーチ差体格も勝るモズリーにどうしたら勝てるのか考えてます。難しいですね。
最近のパッキャオを見ても結構打たれるシーンを見ますし、まぁ、前からも打たれる事はありましたが。ボディが弱いみたいですし…。モズリーのパンチと考えたら…、連打力、詰め…、怖いですね。
それと一番の不安なんですけど、ボクシング以外の多忙さです。
遊びや女にハマるのとは違うと思いますけど、ボクシングから離れる時間は多いでしょうから。
そう上手くいきますかね。
モズリーは全盛期よりは落ちてると思いますが、まだまだ強いですよね。前回メイウェザーのスピードを見ている事。これってなんか生きないですかね。たしかにパッキャオとは違うスピード性かもしれませんが1R終わった時点で、たいした事ないな、と感じ自信を得た時、それがどっちに転ぶのか…。
最近のビックマッチ見ててよく思います、1Rの大事さです。トラブルとまではいかなくとも、想像以上を感じたほう、先に仕掛けざるをえない状況になったほうが負ける事をよく思います。
こんな不安をなんなく吹き飛ばしてもらいたいですがね~。
予想は、モズリーのKO勝ち。
パッキャオが後ろに下がるようになったら終わりそうです、とにかくサイドに。
モズリーは顎強いので、テンプルから。
んぅ~、難しい(笑)。
でも楽しみですね!
さて昨日の仲村君は一体どうしたのでしょうか。
試合前に内山さんと世界戦したいとか言って妙な色気を出したのか、あのへんてこ兄弟の嫌な空気に触れたのか、残念です。
あの変な長男の試合はやはりヒョロ弱相手のあ~あな物でしたね。
メイウェザー戦の2Rは、良くも悪くも今日のモズリーを縛ってしまったのかもしれませんね。立ち上がりからどんどん仕掛けて打っていくかつてのモズリーなら、勝ちも負けもあり得た上で、もっとスペクタクルな試合を見せてくれたと思いますが。
モンティエルの兄さんがセコンドについてたんですね。何のことかわからなかったんですがネットで記事を見つけました。ずっと教わっているわけでもないのに呼び寄せたんですかね。ビン持ちとしては豪華ですが、試合自体に好影響があったという話はどこでも見ませんね。まあ何から何まで無意味なことでは、他の追随を許さない存在ではありますが。
>NBさん
正直言って、私も同じように、モズリーが往年の実力を発揮したら、という想像をしていました。かつてデラホーヤをビジーファイトに巻き込み、なお最終回にワンツーの乱れ打ちで押し切ったモズリーの姿は、残念ながら完全に過去でしたね。パッキャオは試合前後のコメントで、議員として、或いはそれ以上の比国の偉人としてのコメントが散見されましたが、それがボクシングに悪影響を及ぼしているというところはほぼ無かったと言えそうです。彼のボクサーとしての調整能力は、現時点では我々の心配など寄せ付けないレベルにありますね。
>アラサーファンさん
序盤に、数少ない右のヒットがあって、しかし敢えてそれを連発はしないモズリーの闘い方は、結果としてモズリーに何の幸いももたらさなかったですね。パッキャオも踏み込みが届かないという戸惑いがあった序盤のうちに、もっと仕掛けがあれば、もう少し何かが起こりえたかも知れませんが。それにしてもすぐに調整してダウンを奪ってしまうパッキャオは、やはり恐るべしですね。
まあ、昨日の興行については見ていないので何も語りようがないのですが、仲村については、まともに打たれる時が試合の中でいつになるか、その前後の展開がどうか、という話だと思っています。昨日は立ち上がりにそれが来て、試合が終わったというだけのことではないでしょうか。彼の王座奪取のときのコメント欄にも書いた記憶がありますが、見ていて素質や勝負強さを感じる反面、技術面では近く世界に、というような選手ではない、とも見ていましたので、この敗北を何とか乗り越えて、さらに成長した姿を見せてほしいと思います。
ご長男さんの試合は各方面にて絶賛されているようですね(笑)結構なことでございます。
昨夜はひとり、残念ながら敗れてしまいましたが、フィリピン人ボクサーはやはりたくましいですね。決して一流とは言えなくても、自分の武器が何かを知り、そのためにいつ休み、いつ行くか、という判断に迷いがない、たくましいというかあつかましいというか、そういうところがさすがでした。
アメリカに引っ張られる一線級を日本に呼ぶのは難しいにしても、もっともっとフィリピンの強者と切磋琢磨する日本のボクシングであってほしいですね。たとえば山中慎介あたりも、岩佐に勝つだけでなく、じゃあ次はツニャカオだ!という風になってもらいたいなと。