ロシアという国については、元々得体の知れない国だ、と思いつつ、基本的には同じ人間なんだから、荒い物言いで切り捨てるのも躊躇がある、というところでした。
ただ、今回のプーチンによるウクライナへの侵略と、その前後にあれこれ漏れ伝わる言動には、新鮮な驚きと恐怖を感じています。
歴史とは、大国が己の都合を「正義」として振りかざし、小さく弱き者を虐げる、その繰り返しではありますが...現在の世界は、実際にミサイルを撃つことよりも、むしろ金...金融や資源などを奪い合う、いわば経済戦争の上に成り立つ仮初めの、さらに言えば欺瞞に満ちた「平和」をいただき、良しとする、それが人類の、現状におけるせめてもの叡智なのだろう、と漠然と思っていたところでしたので。
それはそれで如何なものか、という疑念も、当然あるわけですが、世界にはそのレベルにすら達していない権力者がいて、そのひとりが今回、実際の行動でそれを示したわけです。
愚かというより狂っている、と見えます。というか、実際どうであれ、そう見做して、世界は彼に「対する」べきでしょう。
世界はロシア及び、それに与するあらゆる勢力に対し、経済面を中心に、「制裁」のレベルを超えた、徹底的な「弾圧」を加えるべきだ、と思います。
己の懐具合に響く、となったとき、狂人の目が覚めて、矮小な俗物に戻ってくれれば、それが世界にとってひとまず、せめてもの幸いではあるのでしょう。
しかし、そんな先の話よりも、問題は今なお銃弾、いや砲弾飛び交うウクライナの危機そのものにあります。
遠く日本にいる身で、何も出来ることなどありません。
ただひとつだけ、ウクライナの人々はもとより、さまざまに言葉を発し、祖国のための闘いに身を投じるボクシング界の英雄たち...クリチコ兄弟、オレクサンドル・ウシク、そしてワシル・ロマチェンコの無事を祈ります。
そして、一刻も早く、この理不尽な災禍が終わりますように。ロマチェンコやウシクが再び、戦場ではなく、リングの上で思うさまに闘える日が来ることを。
ロマチェンコの様子。清水聡のTwitterより。
ボクシング元世界3団体ライト級統一王者、オリンピック2連覇のワシルロマチェンコが、母国ウクライナの領土防衛隊に参加しているそう。自分も北京オリンピックの時に彼と同じ階級で出場しておりました。これが現実なのでしょうか…
— 清水聡 (@satoshikokoro) February 28, 2022
兎にも角にもこれ以上戦死者負傷者が増えない事を祈っております… pic.twitter.com/igxzFWEJ54
無事にリングに戻って来て欲しい、そして一方、ペテルビエフやビボルほか、ロシアの選手たちが、この事で活躍の舞台が奪われたならこれも不幸ではある、これは仕方ないですが、その昔サッカー界のレジェンド、ストイコビッチ氏たちの世代が、ユーゴスラビアの紛争により、一番脂の乗った時期に国際舞台から締め出された、こんな悲劇は二度と繰り返されないで欲しいとも思います
その社会主義を広める為に、各地にソ連のスパイが潜り込み、今では日米を開戦に仕向けたのもソ連と分かってきました。
1990年代にソ連は崩壊しましたが、プーチンはソ連時代に戻したいんでしょうね。
粛清、弾圧、虐殺はソ連のお家芸です。
このような事を、以前、例の人気ボクシングブログで書いてましたら、こちらの口を封じる為に、先ずは仲良い振りして近付き、オフ会に呼び出し、個人情報を収集し、自分の会社まで嫌がらせをやってきました。
所詮、左派は卑劣極まりないと思います。
その人気ボクシングブログの管理者は「経済的な繋がりがある中国は日本を攻めてこないであろう。核を配備、軍隊を拡大は必要ない。政治家に人気集めで発言している」みたいな事を書いてますが、これも左派のやり口。
国防とは、最悪の事態を想定して備えるのが大事だと考えます。
中国や北朝鮮は攻めてこないであろう、ではなく、攻めて来るかもしれない、として国防は強化するのは当然です、
ロシア人ボクサーについては色々あるのだとは思います。他競技では、プーチン支持?を露わにして批判された人もいるようです。ベテルビエフはチェチェン出身なので、複雑な立場ではないですかね。ビボルにしてもルーツからくる立場の違いがあるでしょう。ユーゴ内戦とはまた事情が違いますが、サッカーの世界でもFIFAが対応を変えたように、ロシア人アスリートに罪は無い、で済む話かどうか...難しいですね。
>ポイズンさん
私は他のブログはほぼ見ませんし、その辺の話もわかりません。この拙いブログに国防論は荷が重いとも自覚しておりますので、お答えはしかねます。ご了承ください。