さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

井上尚弥だから保っているが 9.3興行前の雑感あれこれ

2024-08-19 14:00:18 | 井上尚弥





今週は木曜日に鈴木稔弘、渡邊海の新鋭対決、土曜日は大和アリーナで重岡優大再起戦と、ABEMAの配信が続き、来週火曜は今月最大のビッグマッチにしてサバイバルマッチ、和氣慎吾vs中嶋一輝戦があります。
それが済んで月が変われば早々に、井上尚弥防衛戦がやってきますが...。

チケットはこれまで3次にわたる抽選申し込みを受け付けて販売が行われましたが、先日4次の販売が告知されました。
最高値と最安値の間、中間の価格帯にまだ、売れていないチケットがある模様。

そんなに抜群に良い席ではないが6万いくらとか、確かにカード次第で売れ残りが出てもやむなしだろうなあ、という気はします。
いかな井上尚弥とはいえ...ではなく、井上尚弥ならばこそ、先の東京ドーム、怨敵ネリー撃退という強烈なカードとの落差があり、そこへもってきて平日開催、会場はまたあそこかいな、と、マイナス要因には事欠かないですね。
また、井上とはまた別のところで広大な「ファンベース」を持つ武居由樹にしても、そのチケット購買層にとり、二の足を踏む価格設定ではありましょうし。

と、X投稿にこういうものが。

私は世に言うジブリ映画、宮崎駿監督作品をあまり見たことがない(ルパン三世の劇場版と「犬ホームズ」は見たことあります)ので、パロディとしての面白さはわからないのですが、今回の興行の問題点がうまくまとまっているなあ、と感心しました。確かにそうですよね、と。


何しろ、チケットを買うルートはひとつきり。
NTTdocomoの「dカードゴールド」「dカード(ノーマル)」会員と、カード未加入者イコール「一般」の三段階に分けてチケット申し込みを受け付ける形。
dカードユーザーでない場合は、新たにアカウントを作らねばならない。追加情報も記入要。
申し込み枚数は4枚上限。そしてチケット購入者の氏名と連絡先(携帯番号など)を記入せねばならない。
その上で抽選し、当選したらコンビニ(セブンイレブンのみ、でしたか)での発券、という流れです。

NTTdocomoが井上個人のスポンサーとなって長く、大橋ジムもそこに加わりましたので、この辺の仕組みは仕方ないのかもしれませんが、それにしても間口が狭い。
フルトン戦やネリー戦のような、ほっといてもチケットに羽根が生えて飛んでいく、というレベルのカードばかりを、いつも組めるわけではない以上、無理のあるやり方でもありますね。

しかしそれより何より腹が立つのは、帝拳の手を離れて、主導権が大橋ジムに移った興行になった途端、またしても平日開催になってしまうことです。
しかも会場はNTTが管理運営する有明アリーナだというのに、週末にスケジュールを取ることは出来ないのか。そのくらいの融通を利かせても良さそうなものですが。

何か、いろいろひっくるめて考えるに、結局は良いように使われているだけなんじゃないか、という気もしてきます。
Leminoフェニックスバトルは今や、国内のボクシングシーンにおいて最高峰の舞台となっていますが、井上の世界戦関連になると、色々と不満に思うことばかりです。
井上尚弥の試合自体を除けば、試合前から試合当日まで含め、何でこんなに見る者にとって嫌な「運び」ばかりになってしまうのか。
ある意味、わざとやってもこうはいくまい、と思うほどです。何なんだろうかこれは、という。


まあ、あれこれつべこべとやかく言いながらも、当日会場に行くわけですが(行くんかい!)、本当にいい加減にしてもらえんか、と。
井上尚弥だから何とか「保っている」けれど、彼が去った後のボクシング界、その風景を想像すると、そこには荒涼たるものが...まあ、そうなったとて、私のような者は、それはそれとして引き続きボクシングを見続けるのでしょうが、世間様はそんなに物好きでもヒマでもないでしょうから、ね。




そうそう、忘れてましたが現時点で、ボクシングモバイルの試合予定を見ると、この日のラインナップは4回戦などの記載がありません。
本当に、井上ドヘニー、武居比嘉、バロッソ平岡、佐々木尽に下町津川戦の5試合だけ、なんでしょうか。
ということは、下町の試合が15時半からセレモニー開始で行われる、ということ?

...もしそうなるとしたら、こんな酷い話もなかなかありませんね。
以前、英国のホープ、ピーター・マクグレイルの試合が15時00分から本当に始まったことがありましたが、あれよりはマシ?
いや、そういう問題ではないか...。


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