さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

挑戦者にはなりたくない

2008-10-14 22:32:47 | その他
内藤大助挑戦の交渉決裂、という話題で、
業界から身を引いたはずのおやじさんも復活?した亀田家ですが、
相も変わらず、自分たちが一番偉いのだ、という勘違いの元、
あれやこれやと馬鹿を重ねているようです。

以前、坂田への挑戦話があったとき、興行権を自分たちに寄越せ、と
要求したという噂を聞きましたが、今回も噂によると、
内藤陣営に対し、指名挑戦者でもないのにオプションを拒否した、と。
で、その後、今度はWBA暫定王座決定戦出場を画策しているとか。

要するにこの一家は、自分たちがやる試合は、全部自分たちのもの、
自分たちのためのものでないと納得しないのでしょう。
それが世界タイトルマッチであって、相手が王者でも、
自分がそれに下から挑む、という立場を受け入れられないんですね。
それも精神的な話じゃなく、金銭的な面で。

興毅のランダエタ戦は空位決定戦で、全て自分たちでコントロールし切ったし、
大毅の内藤挑戦も、内藤に非常識なまでの妥協を強いたことは周知です。
そして今回、内藤陣営と折り合えず、いったいどうするのかと思ったら、
WBAの暫定王座戦を目論んでいた、という話です。

なるほど、さすがは亀田家、その強固な信念は揺るがないんだなぁと感心さえしました。
暫定王座を取れば、指名挑戦者なら王者と3:1の報酬配分でしかないところを、
最低限、正規王者と五分五分の金銭条件を主張でき、オプションも発生しません。
相手が誰であれ、挑戦者になんかなりなくない、なってたまるか、という
亀田家の魂の叫びが聞こえてきそうなお話です。

まぁ、これが自分たちの強さを証明したいがためのエゴなら、
ある意味美しくさえあるのですけど...ここから先は何を言うのも空しいですね。

しかし、以前毎日のように書いたことですが、
本当に、どこまでもどこまでも「しょうもない」人たちです。
ところがボクシング界には、このしょうもない連中のケツ持ちを
いまだにやっている人がおるんですから...救いがないですね、本当に。


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