さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

ホンマはあかんねんで/12月27日、もうひとつの試合/厚顔/無恥

2015-10-24 20:51:43 | 話題あれこれ



ということで今日も話題をあれこれ。


================================================


明日開催の大阪マラソン前日、長谷川穂積出演の動画紹介。






とりあえず、試合のこともあるから、少しでも具合が悪くなれば止める、ということのようです。
その割にはなかなかの意気込みでもあるようですが。
トミーズ雅の「ホンマはやったらアカンねんで」には笑ってしまいましたが...笑ってる場合やないか。

とにかく、これが無事済まないと、対戦相手の発表もチケット販売もないんでしょうね。
ほんま、難儀な男や...という感じですが、それでも応援しがいのあるお方なんで、仕方ないですかね。
とにかく、大事ないように願いたいもんです。


================================================


12月27日、京都の天王山と同日、兵庫の三田では、大成ジムの加納陸が、世界ランカーに挑戦
今夏、番狂わせで格下にKO負けするまでWBO1位だったピグミー・ゴーキャットジムとの対戦です。

普通に考えたら、相当厳しい試合になりそうですね。
試合数はともかく、最年少記録更新を目指す、というほどの実力を、試合やスパーで示している、とも聞きませんし。

最年少記録保持者の「会長」こと井岡弘樹は、プロデビュー前から日本上位のプロを寄せ付けず、圧倒し、
時にはダウンさせるなどの武勇伝が喧伝される実力の持ち主でした。

大ベテランのピグミーが衰えを見せたり、寒い時期の試合で不調だったりする可能性はあるでしょうが、
加納陸が、かつての井岡弘樹のような、規格外の選手でもないのなら、こういうマッチメイクはやはり心配です。

むしろ、本当に強いのなら、普通に日本ランカーや、その少し下の選手相手に勝ち上がっていけば
それで済む話でしょうに、記録を云々しての特殊路線に走るというのは、どうにも納得感がないですね。
そして、そんなファンの疑念や不満を吹き飛ばすだけの試合内容と結果を、17歳のボクサーに求めていいものかどうか、とも。


================================================


WBAを牛耳るお方の息子が、こないな発言をしたと。

数年前、どこかの記事で見たんですが、アラン・キムが、暫定王座制度について、

「暫定王座とは、正規王者が何らかの事情によって活動できない場合に作るものではない。
正規王者が何らかの事情で活動できない場合に備えて、あらかじめ作っておくものだ」

と宣ったときは、なんと斬新な発想かと、思わず頭がくらくらしたものです。
しかし今回の発言は、そこからさらに斜め上へと飛躍した、見事なすっぽ抜けぶりですね。

本当に、どこまで行くんやろかなー、という感じです。
しかしこれ、けっして中南米に限った他人事かというと、実はそうでもない。
日本においてもある部分、この話の範疇に入った状況があったりもするわけです。

日本において、誰もが知る業界最大手は、今は基本的にWBC中心、WBAからは手を引いていますが、
捨てる大手あらば拾う中小・零細あり、とでもいうべき状況なわけですから。


まあ、こんなもん脱退せい、とも思いますが、そういう状況が前提としてある以上、
王者の力と、対戦カードの質の善し悪しが全てだ、と割切るしかないんでしょうね。
内山高志の試合は、アルファベットがなんであれ素晴らしいし、
田口良一がランディ・ペタルコリンと闘うなら、結果どうあれ、心底から応援しますし。

それにしても、こういう居直りを決め込んで、それを堂々と言葉にする厚顔には、
批判の言葉すら空しいですね。世界は広い、物事の限度がどこにあるのか見えんくらい広い、ですね。


================================================


よくわからんのですが、TV番組を作る人って、どういう基準で、誰を出すか出さないかの判断をするんですかね。
こういう話を見ると、本当にわけがわからん、としか言いようがないです。スニッカーズのCMと同様。


まあ、この「紛い者」が、自分のことをいっぱしの元チャンピオンだと位置づけて、自分語りをする恥知らずな様を
わざわざ見るつもりもないですが。この番組、関西じゃ一日遅れの深夜放送ですし。

しかし記事中にある松本人志のコメントが事実なら、芸能人の口から出る言葉としては、
限界にギリギリまで迫った峻拒の意思表明ですね。まさしく「ご迷惑」でしかない出演です。

結局、現役の時と同じく、引退しても、周りに寒い思いをさせて生きていくんでしょう。
恥知らずな人間というのは、本当に...恥を知りませんからなー。なんやそれ。




コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復帰決定!/好カード?/米デビュー/天王山/知らなかった生中継

2015-10-24 05:00:29 | 話題あれこれ



年末大賑わいのボクシング界、またあれこれと試合が決まっています。
待望の尚弥様復帰戦のみならず、これは見逃せん、という感じなのがいっぱい。
関係者諸氏はこれから大変でしょうが、見に行くこっちもけっこう大変です(笑)


================================================


ということで待望の井上尚弥復帰戦決定
12月29日有明コロシアム、相手はウォーズ・カツマタ=ワレリト・パレナス。WBO1位です。

拳の具合が心配だとか、相手一発あるしとか、寒い(これは我々の心配)とか、あれこれありますが
記事中にもある壮大な夢へのリスタートとして、改めて彼の実力を証明するような試合を見たいですね。
また後日、試合が近づいたら、改めて何か書くことがあるかもしれません。

これは会場で見ないといかん、ということで、観戦します。
こんな時期に...というのは、もう関係なしですね。大晦日はTVで済ますかわりに、
今年最後のお務めと思って、行って参ります(^^)


================================================


で、同じ興行ではハビエル・メンドーサvs八重樫東があり、松本亮出場という話もあり。
弟さんこと井上拓真は1位レネ・ダッケルとOPBFの初防衛戦。色々賑やかです。

ここに、先日防衛も、最近判定続きでどうも冴えないと言われている細野悟も加わるとか。
その相手が、ひょっとしたらあの選手なのか、この選手なのか、と香ばしい名前が噂になっているそうです。

天笠尚は日程やTV局の違いから、なさそうですけど、あとふたつばかり、大きな名前がありますね。
どっちかだったらいいなぁ、と思っていますが...出来たら左利きのあの方だったらいいなあ、と。
もちろん、もうひとりの方でも充分、好カードですけど...はてさて、どうなりますかね。


================================================


村田諒太はアメリカのリング初登場が決定。
日程的にけっこう忙しないのが、いかにもアメリカぽくていいですが。

当日、フジテレビで録画放送されるとのことでひと安心ですね。
小原佳太のワルテル・カスティーヨ戦は、別興行なんだそうで、これは見られるところはないか。
後日Youtubeで見られるとは思いますが。

来月は村田、小原、そして真打ち三浦がアメリカのリングで闘いますね。
凄い時代になったものです。しかし、これこそ、然るべき筋の通った話だとも思います。

内容も結果も様々でしょうが、そこから得たものや、足りなかったものを踏まえて、
さらなる闘いが続くことでしょう。
それが日本のボクシングをさらに成長させ、少しずつでも豊かな何かをもたらしてくれると期待します。


================================================


年末、12月27日は京都ダービーとでもいいますか、堀川謙一vs拳四朗が決定、発表されました。
会場は大山崎町というところで、京都で山崎というと、ご存じ「天王山」ですね。

4度目の挑戦で日本タイトル奪取成った歴戦の堀川に、僅か6戦目で挑む拳四朗。
典型的な新旧対決ですが、この試合を最後に引退という堀川にとり、これ以上無い相手でしょう。

当日は見に行けるかどうか、さすがに厳しいものがありますが...
どこかでTVやってくれないですかねー。生中継ならなおいいですが、そうでなくても、何とか。


================================================


で、この試合は、生中継が決まっているとのことです。
全然知りませんでした。正直、ちょっと驚きました。

高野人母美の試合は直に観たことがあります。デビュー2戦目か3戦目のときでしたから、
まだまだこれからという段階でしたが、よく頑張っているんだろうなと思いました。
女子ボクシングを取り巻く環境は厳しいでしょうが、その中で芸能活動と平行してボクシングに取り組み、
世の耳目を集める高野が、身をもって勝ち取ったひとつの結果が、この生中継なのでしょう。


これに対して、たとえば、和氣慎吾のIBFイリミネーションのような試合を生中継せず、
タレント兼ボクサーの試合を...と、以前なら強く思い、批判的な言葉を並べていたかもしれません。

しかし、地上波、BS、CSで合計四つのチャンネルを持つTBSが、そういう選択をする現実に対し、
「釈然としない」という感情よりも、TV番組としてのボクシングの地位がそこまで下落している、
そのことを憂うべきなのかもしれない。今は正直、そういう気持ちの方が強いです。


年末の大賑わいがあり、日本のトップと世界のトップボクサーとの大試合も毎年、観られるようになり、
海外進出も増加している。
前向きな話が増えている一方で、色々考えさせられる厳しい現実もまた、確かにありますね。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする