ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

集団自決の真実は何処に…

2008年11月13日 | 新聞から

 
 
 
           厚物の菊3本仕立て (尼崎市菊花展)


新しく買ったカーペットを替えたり、あすは早朝からの外出に、明日の晩のおかず「関東煮」を仕込んだりで半日がつぶれてしまった。観光バスに乗るので、渋滞に巻き込まれると気が気ではなくなる、「関東煮」を作っておくと、一安心である。全く料理の嫌いな旦那を持つたがための苦労である。

「対馬問題」が動き始めた。対馬市長も上京して一緒に会議に加わったようだ。これで私は安心している。対馬が竹島にならないための法案が通り、「めでたし目出度し」になるのを待てばいいわけです。


「真実に背向けた集団自決判決」と題して拓殖大学教授 藤岡信勝さんの記事が載っていました。
『沖縄戦で旧日本軍の隊長が集団自決を命じたとする2冊の本の文又記述によって名誉を侵害された元隊長らがノーベル賞作家の大江健三郎さんと岩波書店に出版差し止めを求めた裁判の控訴審で10月31日、大阪高裁は一審判決にさらに輪をかけた大江・岩波寄りの判決を言い渡した。

大阪地裁で一審が結審した後の今年1月に、座間味島で宮平秀幸さんの新証言が明るみに出た。当時15歳の宮平さんは日本軍の伝令役を務めていたが、昭和20年3月25日の夜、梅沢隊長の居る戦隊本部の壕に、集団自決用の武器弾薬を求めて村の幹部がやってきたとき、隊長から僅か2㍍そばで村の幹部と梅沢隊長のやり取りを聞いていた。その証言によれば、梅沢隊長は武器弾薬を渡さなかっただけではなく、逆に、村民に「自決するな」と「命令」し、しかもそれを受けて村長が集団自決の為に忠魂碑前に集まった村民を解散させていたのである。

控訴審で元隊長側は、宮平陳述書と大江・岩波側の批判に反論した私の意見書など大量の書証を提出して隊長命令説の誤りを論証(与えられた命題が真であることの理由を明らかにする)した …以下略…』

私も10月31日の判決を、きっと原告側の勝訴だろうと心待ちにしていた。しかし大江・岩波側の勝訴である。「何故?」と言う気持ちが強かった。「大江さんがノーベル賞作家だから?」とも思った。

私は「ある神話の背景」曽野綾子さんが地元に足を運び、聞き取り調査をしたうえで書かれたこの本を信じています。大江さんは現地に一度も足を運ぶ事無く、参考資料を見て信じて書かれただけなのです。どちらが正しいかは一目瞭然だと思います。

その根本には軍の命令としなければ、死者の賠償金が出ないために、賠償金欲しさに村の指導者に依ってが「軍の命令あり」と証明をしたらしい。その事を賠償金を受け取った親族が名乗り出て証明してくれれば解決することなのだが、1人としてしない。原告側もお金返せとは言っていない、只、後の世に真実を伝えたいと思うだけだと思うのです。

『判決は「ある神話の背景」の出版を例に元隊長の名誉は回復された』と言っているそうです。という事は裁判官も一応「ある神話の背景」は信じられるものと思っているのではありませんか?  

こうして虚偽を明らかにした本が出たときには、それによって既に重大な被害は無くなっているとみなされているそうです。これもおかしな言い分で、大江さんの本を読んだ人は全員、次に曽野さんの本を読んだというなら解りますが、そんなことはありえないことです。めちゃくちゃな論理だと思いますが…。

まだありますよ「真実でないことが解っても長く読み継がれた本は訂正しなくてもいい」と言うのです。藤岡さんも言われます「長く読み継がれたからこそ訂正が必要である」私もそう思います。

藤岡さんはこうも言います「裁判官はバランス感覚を持った公正な判断をすると言う幻想の間違いが白日の下にさらされた。これも一つの成果」と。私もこの度の判決に「この裁判官おかしいのとちゃう?」と思いました。本職の裁判官でもこの体たらくです、素人が陪審員になって公正な裁判が出来るのでしょうか? 疑問です。
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尼崎市菊花展

2008年11月12日 | 一寸そこまで





           一文字(いちもんじ)菊 (尼崎菊花展)       
              大菊の中で唯一の一重咲き
              御紋章菊とも呼ばれています


阪神尼崎の前で「尼崎市菊花展」が開催されていたので行って来ました。何時もは、唱歌の学校のお隣の西宮えべっさんの中にある菊花展を見に行っているのですが、先週と明後日はお休みするので時期を逸します。わざわざ見に行くのも億劫なので、近場の阪神尼に行きました。

お花の良し悪しは私には比べようが無いのですが、その展示方法が西宮の方が奇麗です。なんだか雰囲気が全然違います。あちらの方が菊を引き立てているように思います、数段上のお花に見え、こちらの飾り方はぞんざいでお花が貧相に見えます。これは残念なことです。


久し振りの川柳です。テーマは「老い」

       うなだれて息子の文句きく老獪

まだその経験は無いのです。まだ対等に逆らいます。でもいつかはその日が来るのでしょうね。其れは確実に自分の老いを認めた時でしょうね。

       「オイ」と「アレ」「ソレ」と「コレ」とで用が済み

先日もサウナの中でこの話が出たんですよ。奥さんが外出して帰宅した時のご主人との会話です「アレしといてくれた?」「アソコに寄ってアレ買うてきたか」「言われたソレ買って来たよ」人が聞くと何のことか解らない会話も、夫婦の間では代名詞だけできっちり伝わっているんです。不思議…。

       一日の8割以上さがしもの

本当にそうなんです。あっちにウロウロ、こっちでウロウロ、その内には自分が何故何をしに此処に来たかを忘れるんです。先日もデパートの始めての場所のおトイレで、さっさと歩き出してから、「???」どうもおかしい、こんな売り場知らない、エスカレータは何処?とウロウロ。とうとうもう一度トイレに戻ってやり直しました。ソレも1人でブツブツ言いながらです。老いの進行に愕然としました。

       戦争を伝える老いの数が減り

先輩達が次々と彼岸に渡られて、「アレはどうだっけ?」と聞こうにも聞けない。個人的なことはまだいいとして。受験の為の勉強の為に、歴史は近代史は習わないままと聞きます。勿論遠い昔も大切ですが、近い昔ももっと大切です。大東亜戦争についても語り聞かせる人が減っています。近ければ近いほど、その歴史は正確に学ばねばなりません。その人の生き方、考え方にも関わってくるからです。自国のことをきっちり正確に教えられてこそ、国を愛する気持ちも育つのでしょう。国歌、国旗を身近に感じる気持ちも育つと言うものではないでしょうか。

       高齢化主治医も俺と同い年

わが家のホームドクターも主人と同年代。間もなく引退されるかもと言う噂もチラホラ…。ご近所の他のお医者様は大方息子の代に変わっておられます。我先生も息子さんはお医者さんですからそうされる筈。又息子さんに引き継ぐべきと建て替えられた病院ももう何年過ぎたでしょうか。今は大学病院に勤めておられるのですが、中々止められません。先日読んだものでは、今大学病院の先生を希望する人が減っているそうです。だから中々止める機会が掴めないのかな~とも考えています。私としては、やっぱり今の先生に何時までも続けていただきたいのですが…。


   
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買い物重く、財布は軽く

2008年11月11日 | 今日この頃

          薔薇 ザ・フェアリー (08-5-31 大井戸公園)
              バラであてバラで無いような…
             八重のさくらの様な 梅の様な


10月30日のブログで書いた「田村能里子さんの襖絵」が無事に今日、嵐山天龍寺内の宝厳院に納められたようです。一般公開は1月11日からだそうです。公開されたら、もう一度見に行きたいねと話しています。「京の冬のたび」にも組み込まれていると聞いています。今までのお寺の襖絵と全然違いますから、一見の価値ありです。


今日は朝から大阪の銀行に用事に行ってきました。今、大阪駅は拡張工事中で何時もス~ッと行ける場所にも、迂回だ、階段だと大変です。阪急と阪神に行こうとしてもす~っとは行けない、一旦地上に出ないと相手方にいけない。早く終わってくれないかな~? もし足を痛めてしまったら、今の大阪(梅田界隈)は難儀です。

次に銀行に近い「ヨドバシカメラ」にデジカメの値段の偵察に行きました。お目当ての型に新製品が出たので、値下がりを待っていたのです。偵察とはいえ、私の虎の子は一応持っていきました。

他のカメラには見向きもせずに富士のコーナーにまっしぐらです。そこでも決めている型を探します。ありましたよ、ありましたよ。其れも先月他の店で値段を調べた時より、1万円も安くなていました。持って行ったお金の半分にも満たない金額です。メモリーをつけても出費は半額で済みそうだと思うと、直ぐ買うことにしました。欲しくてたまらなかったカメラが手に入りワクワクです。

次はデパートの紳士靴売り場です。主人の靴が草臥れています。「買おう」と言ってもいいと言います。シューズキーパーを使っていますから型崩れはしていませんが、かがとが擦りきれて、黒マジックをぬっても目に付きます。

私は数はいらないのですが、海外のブランド物の様な飛びっきり値段の高いものは買いませんが国内産のメーカー品を買うことにしています。足に合わない靴は身体に悪いと聞いていますから。

主人の靴も国内産のメーカー品ですから、足に馴染んで履き心地のいいのは分かりますが、余りにも草臥れているのです。言っても聞かないので行動に出ました。
主人のお気に入りの靴の片方を持って、1人で買いに行ったのです。店員さんに持参した靴を見せて、同じメーカーのものを2.3出してもらいました。同じメーカーとはいえ、デザインによっては寸法が微妙に違うと言うのです。その中から現在の靴の大きさと言うか、形の似たものを選びました。

重たい荷物を持って、昼ごはんにお寿司とお八つのケーキを持って帰ってきました。荷物は重いが財布は軽い、久し振りに買い物三昧の日でした。

「靴買ってきたよ!」厚手の靴下を脱いで、私が薄手の靴下を持ってくるのも待ちきれずにはこうとしています「入らへん」そりゃそうでしょうよ、新しいし、素足で履く方が間違っています。「今日からジムに行く時に足慣らしに履いていけば?」「そうするわ」。

ジムから帰ってきた主人に「如何だった? 軽かったでしょう?」と問えば「良かったわ。この茶色あった?」「在ったよ。もう一つ違ったデザインのも良かったよ」「これと同じで良いわ、茶色も買うといて」ですって。今の靴は本当に軽いです。気に入ってくれてホットしました。「カメラ又買うたん?」と言う言葉が気に入らないけど!!
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食事と会話

2008年11月10日 | 今日この頃





               姫蔓蕎麦 (ひめつるそば)
             新しい花は無いかと探していました
               この花が群生していました
             余りにも当たり前の顔をして咲くので
              目に入っているのに気づか無かった


午前中はお医者さんにお薬を頂に行きました。急に寒くなってから、血圧が上昇気味、薬の量が増えるだろうな~と思っていました、案の定増えました。序でにインフルエンザの予防注射もしてもらいました。私は一冬に一度や二度は風邪で寝込みますから。体温を測ると35度6分なんですよね。随分冷血動物になっているようです。だから8度を越えますとふ~ふ~言うのですね。

午後からはアチコチと溜まっていた用事を片付けにウロウロとしたもので疲れました。最後にイカリスーパーに行きました。「お刺身」売り場に行って、もう癖になっている取れた場所を見たんです。吃驚?!。そこには「大西洋産」って書いてあったんです。アバウトもアバウト、大アバウトでしょう?普通は国名が記入されていますでしょう? それとも今は取れた海の名を書くようになったのですか?


こんな記事がありました。82歳の女性です。「知人と食事や会話を楽しむ」
『外食は大好きです。とはいっても、1人で電車に乗って有名店にまで食べに行くと言うのではありません。私が好きなのは、知人らと会話をしながら楽しむ食事。「食事に行かない?」と言う誘いがあると私は飛び上がらんほどに喜び、調理を途中で止めてでも飛び出してゆきます。気の置けない友人や教え子と気楽に会話を楽しみながら食べる食事は、決して高級料理ではなくとも最高の時間になります。 …中略… 生活が違い、考え方も違う人と食事の時間を共有することで、相手の考え方や性格を深く知ることが出来ます。又、未知の世界を知る機会にもなります。外食は、私の世界を広げる楽しいひとときです』

本当にそう思います。共に食べるという事が、心が寄り添うような気がするのです。目から鱗のお話を聞くこともあります。心がポッカポッカと温まり楽しくなります。

若い頃はそんな余裕も無く、チャンスに恵まれませんでしたが、今は其れぐらいの余裕も出来、「うどん・蕎麦」や「ラーメン」「お好み焼き」でいいのです、一番のご馳走は「会話」なんですから…。

「蕎麦」と言いますとね、先日の朗読の会に、少し早めにあって、ランチでもという事でした。「デパートの大食堂に行かない?」と私が言い、行ったのですが、そのデパートには食堂はありませんでした。では蕎麦でも食べましょう蕎麦屋に入りました。

私はザル蕎麦だけでは一寸物足りないので、天ざるそばを頼み見ました。たかこさんは温かい蕎麦が良いと言うので「開運蕎麦」を頼みました。店員さんが「開運蕎麦は1.5倍の蕎麦が入っていますが、よろしいでしょうか?」と訊ねました。「前もってお聞きしないと皆さん吃驚なさいますので…」其れを聞いただけで私達は笑ってしまいました。きっと若い男性向きなんでしょう。たかこさんは慌てて「にしんそば」に変更しました。

お蕎麦自体は案外美味しかったです。量は大目でした。しかしてんぷらは揚げたてでしたが貧相でした。

「大食堂」と言う言葉から、子供が小さかった時良く連れてきたね~とか、「何か楽器が弾ける?」との私の問いに、習いたいと思いつつ、果たせぬままに今日まで来てしまった二人だという事で盛り上がったり、会話のご馳走をたっぷり楽しみました。

来週には何年ぶりかで、高校の4人組のランチの会の声が掛かっております。今からとても楽しみにしています。
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ホームレス大学生

2008年11月09日 | 読みました


 
          三色スミレ (花の会からの贈り物)
             頂く順番が遅かったので
          余り良い色ではないと思ってのですが
           植え替えて咲き始めると 奇麗です


一日どんよりとしたお天気でした。相撲九州場所が始まりました。1人横綱がコロリと負けましたね。もう1人が休場で気が抜けたのかな?2週間楽しみですが。終われば益々年末で気ぜわしくなりますね。

野球も終わりましたね。西武が勝ちました。去年はセリーグ、今年はパリーグ、来年はセリーグで、阪神かな?

昨夜は華麗なるフィギュアースケートのグランプリーシリーズ・中国大会を見ましたよ。安藤美姫ちゃん残念ながら2位でしたが、これでファイナルにいけるんですよね。キム・ヨナチャン、見ていて安心なんですよ。

何時も何時もテレビで見ていますとね、何となく解るんですよね。細かいところは解らないんですが、全体的にこの人は一寸スピードが足りないな~とか、身体が何となく重そうで切れが悪いな~とかね。

真央ちゃんは来週だそうですね。楽しみにしています。やっぱりどうしても日本人を応援してしまいます。



            ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

          ホームレス大学生     田村研一

主人が買ってきていたので読みました。主人は一日で読み上げましたが、私は1週間掛かりました。したいことが色々あって、本だけを読んでおれないものね。

3人兄弟の大黒柱といってもまだ10代だもの、大変だったろうと思います。「今度生まれてくる時も兄弟でいような。但し、今度は兄弟の立場をいれかえて、僕が弟になりたい」と言う言葉に現れています。お兄ちゃんは口には出せなかったけれどどんなに気持ちの上では辛かったろうと思います。

兄弟がばらばらに暮らしていた時、弟はダンボールまで食べたようですが、その点お兄ちゃんはコンビニでアルバイトしていたので、賞味期限切れのお弁当を店長さんの好意で貰って食べたといっていましたから、空腹を感じる生活ではなかったようです。

3人一緒に住むようになってからも、夫々が家に居る時間帯が違うので(お兄ちゃんと妹はバイト)自分で副食(ご飯はおにいちゃんが炊いておく)を買ってくるので、1ヶ月のお金を弟に渡すと平均して使うという事が出来ないで、あるだけ使ってしまうので、毎日手渡すことに変更したとか、大変だったみたい。

只お兄ちゃんには恋人が居て精神的には随分助けてもらったらしい。頼りにしすぎて、恋人から別れを言い出されて失恋したらしい。

妹は結婚して離れ、弟は仕事場の傍のアパートに変わりとお兄ちゃん1人が残されてしまった。

今はお父さんも見つかったし、弟は「ホームレス中学生」の印税でお父さんにマンションを買ってあげたとか言っていたが、お兄ちゃんはどうしているんかしらね~。

1/3位はお母さんのお話だったよ。お母さんは若くして亡くなったけれど、良い子を産んで残していったので、お母さんの分もお父さんが幸せな老後を送れるんじゃないでしょうか。そして「14年間僕達は3人一緒だから良かったが、お父さんはたった一人で生きてきたのだから」と言うような親孝行なおにいちゃんでいつまでも居て欲しい。この本も多くの人に読まれると良いね。


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朗読会

2008年11月08日 | 一寸そこまで



              金連花(ナスタチューム)
          春から夏に咲くはずが 今咲き始めました


11月8日は「いいは→良い歯」の日だそうです。歯の矯正、かみ合わせはとても大切だそうですね。半年に一回歯の検診、歯石取りに行っていますが、必ず歯の矯正をしてくださいます。今まで何軒か歯医者を変わりましたが、矯正をする歯医者さんは初めてです。良い先生に当りました。傷んだ歯をそのままにしておきますと身体に影響があるそうですね。私も認識不足で、歯ぐらいと思っていましたが間違っていたようです。

今になって後悔しています。今になって必死にケアしています。もっと早くしておけばよかったと後悔しながら…。



今朝、息子が「筑紫さん亡くなったね」と言うものですから「そ~やね。73歳、昭和10年生まれって書いてあったから、同い年やねん。年上(筑紫さんが)や思とったわ」と私が答えたら、私の顔をまじまじと見て「えぇっ?!年下(筑紫さんの方が)や思とたで~、よう言うな~」ですって。私の事きっちり73歳の老母やと思ってるらしい。

友人でなくとも、同い年の訃報は心に堪える。筑紫さんが73歳同い年と知って、やっぱり堪えましたわ。同じ時代を同じ年齢で生きたというだけで親近感を持ちます。そしてその訃報は心が沈みます。


たかこさんのお誘いで、大阪国際交流センターに「朗読と語り発表会」を聞きに行きました。大阪国際交流センターと言う名は何となく聞き覚えがありましたが、行ったのは初めてです。良い会館でした。

たかこさんが、今度朗読を始められて、その先生の教室の合同発表会でした。たかこさんは入門間もないのでこの度はまだ出演なさいませんでした。座席でのお勉強です。

私も元々朗読には興味を持っていましたし、お仲間に入りたいと思っていました。朗読の会は大体が月一度の会合なんですが、中々実行に移すことが出来ません。

朗読をお勉強した方は、其れを生かしてボランティアなさる方が多いようです。読み聞かせ、対面朗読、本をテープに吹き込むなどです。

経験としては、もううん十年前になりますが、尼崎市のなにかの会に出るために、当時会員だった読書会に依頼があり、他の読書会の方々とご一緒に、やはりNHKの女性アナウンサーのご指導を受けて舞台に立ったことがあります。題目は「曽根崎心中」でした。当時の尼崎市長を囲んだ写真がありますから、何か市の行事の一つだと思います。

ゲストにNHKのエグゼクティブ・アナウンサー(企業の中で運営・管理などにあたる上級管理職)葛西聖司さんが来られて朗読をなさいました。本は「辻仁成 代筆屋」の中の一つでした。

死んでいる孫からの代筆の手紙です。祖母は孫息子が死んでいるとは知らないで、届いた手紙を喜ぶ。返信する。自分の寿命を家族の優しさから知り、死ぬ前に一度会いたいと綴る。祖母は横手の人で、2月のかまくらを一緒に見たいから来てと手紙に書く。その2月死んだ孫が祖母に会いに来る。祖母が死んでから、会いにきてくれて嬉しかったという事を書いた、孫宛の手紙が残されていて、家族はそのことを知る。

危篤の祖母が会いたい孫に夢の中で会ったのだろうが、祖母と孫の心の交流が私には切なかった。

6人組のパロディー「枕草子リミックス」と言うのが面白かったです。清少納言が居て、大阪のおばちゃんが居て、枕草子を原文で読めば、次には大阪弁の翻訳が入る。私は枕草子が好きですので、とても楽しかったです。心が満たされた一日でした。


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やっと動き出した対馬問題

2008年11月07日 | 新聞から

 
 
           伊勢ナデシコ (花の会からの贈り物)
            全くナデシコと違う へんな花形です
         株が大きくなっていっぱい咲いたらいいのかな~


スーパーのバナナが少し安くなって大量に出回りだした。「バナナを食べて痩せる」とテレビが言ったとかで、夕方にいくとバナナが品切れと言う日が続いた。其れと同時に値上りし始めた。困ったな~と思っていた。わが家では主人が毎朝バナナを食べるから。私は余り好きではない。

以前近所に住んでいた方と思しき人に出会った。「こんにちわ」あちらから声が掛かった。「やっぱりそうなんや」「今日のほうれん草は奇麗ですね」ほうれん草売り場の会話。面長だったその人が、まん丸の顔になっていた。太ってるのではない、薬の副作用だ。じ~っと見つめられなかった。「どうしたん?」と聞くほど親しい人でもない。この方も病気と闘っているんだ。私達の年代になると何かしらの病を抱えているのが普通だ。もし丸顔の私が、その薬を飲んだら? 満月のようになるだろうな~と思った。ムーンフェイスの方を見ると何時もそう思ってしまう。


対馬問題がやっと日の目を見るらしい。「対馬防衛へ法整備着手 超党派議連一致、警備強化も」の見出しが躍る。今度の大盤振る舞いを聞いた時、そんなことをするより「対馬の個人所有地を国が買い上げて、国境の島が他国に渡らないようにして欲しい」と思った。そうすることは一部の人の利益になるように目に見えるかもしれないが、長い目で見れば国益に繋がると私は思っています。(私は10月29日のブログに対馬について書いている)

「日本の領土を守る為に行動する議員連盟」と言う恐ろしく長い名の会が緊急総会を開き、外国資本による対馬の不動産取得に関する法規制や自衛隊の増強などを盛り込んだ法整備を進めることで一致したそうです。

「やっとかい?」「できるのはいつ?」一息つきながらも、「のろのろしていたら、あちらはあちらで法が出来るまでに…って買占めに掛かる事にならない?」

総会には代理を含めて47人の衆参両院議員が集まったらしいけれど、少ないね…。衆議院480名、参議院242名、計722名だから約15人に1人と言うことかしら。それにしても少ないね。やはり長崎、福岡の方が多いのでしょうか?

自衛隊の強化は前々から言われているが、又、海上自衛隊対馬防衛隊本部の隣接地を韓国資本が購入してリゾートホテルとして営業している件に対しても議論が集中したが、防衛省防衛政策局防衛計画課の島田課長の答えは「どういう人がどういう目的で購入しているかまで、詳細を把握するのはなかなか難しい」との説明に、会場からは防衛省側の危機意識の欠如を問う声が相次いだそうです。

リゾートホテルだけではなく自衛隊を囲むように隣接地を韓国人が購入していると、読んだ覚えがあります。真実とすれば、やはり防衛省の危機管理に関しての甘さがあると思います。

私は対馬には行ったこともありません。韓国人の買占めのことを知ってから、気にするようになりました。風光明媚であることと、歴史的な遺産も多々あると聞くに及んで、竹島のようになってはならないと思っていました。

武器を持って戦うばかりが防衛ではないと思います。危機管理も重要なお役目と思います。山内課長のようにのんびりしてもらっては困ります。東京から離れているからでしょうか? 離れているからこそ、防衛省に目を光らせていただきたいのです。

防衛庁から防衛省に変わったのは何故でしたか? 威力を見せ付ける為?「省」と言う名前に相応しいお仕事をしていただきたいわ。
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近頃のペット事情

2008年11月06日 | ラジオから

                    キバナコスモス  
  

          上:中央あたり奥にキバナコスモスの畑が見える
          下:珍しい赤色


お坊さん待ちで、遅れていた扇風機の掃除をして、風呂敷をかぶせてなおした。庭も手入れしたかったが、お坊さんが来られて中断するのも嫌でしたから、又植え替えが延びた。


1日のブログに、ペットの犬のことを書きました。今日ラジオで「ペットの犬」について話していました。「ペットの餌」とは言わないそうですね。「お食事」と言うそうです。「餌なんて言ったら怒られるよ!」って。

スーパーの犬猫のコーナーがだんだん広がって、色んな缶詰が売られています。傍に行って余りしっかりは見ていないのですが、高そうですね。年金を貰ったらまず「犬用の食品」を買うと言っていた人がありました。

次男が生まれた時、お給料を貰うと(その頃はまだ振込みではありませんでした)
まず1ヶ月分の粉ミルクを買いに神戸ダイエイに行ったことを思い出しました。若かったので、軽々と両手に下げて帰りました。長男と年子だったので、お乳の出が悪くて、大食の彼の胃を満たすことが出来なかったのです。長男は母乳で充分でした。おんなじだな~と思いました。

こんな事で驚いていては後が続けられません。愛犬家コーディネーターと言う職業が出来て、色々愛犬の為に考えてくれるそうです。

○ ペットを連れての個人旅行など朝飯前、犬ずれO.K.の宿も増えているようです。ペットと家族との、ペットの為のツアーがあるそうです。ワンちゃん連れのツアーだそうです。お仲間も出来て楽しいでしょうね。デモね子供連れのツアーってあります? 私は知らないのですが…。ワンちゃんのほうが一歩進んでいますね。

○ ペットが住みやすい住宅。???でしょう。犬の住みやすい住宅だそうですよ。床が犬が滑ってころば無いような素材で出来ているそうです。ペットに多い小型犬は転び易いそうです。又、犬のウンコやオシッコの臭いを吸収しない素材の床や壁を使うんですって。

○葬式は昔からありますよね。コロは犬猫病院に預けて火葬してもらいました。どんなところに葬られたのか、市の墓地の隅にある埋葬場所を見に行きました。でもそこまでです。確かにコロは可愛かったし、哀しかったんです。でも犬は犬です。人間と一緒にする気はありません。お墓もたてはしませんでしたが、折に触れて思い出しております。コロにはきっと通じていると信じているのですよ。

○ペットを連れた結婚式が増えているそうです。犬の嫌いな人だって居ると思うのですが、何故そこまでと思います。披露宴にも連れて行くそうですが、一寸待って!! って感じです。バージンドーロも一緒に歩くそうですよ。花嫁さんと一緒にお色直しもするそうです。そんな人が3割に達しているそうです。信じられないわ。

「ペット保険増える加入」と新聞に載っていました。少子高齢化で家族代わりに大切に飼うので寿命も延びているのですね。

CTや放射線治療なども受ける為、医療費が嵩み保険の需要が増えるというわけです。ペット保険が浸透している欧州諸国に比べれば、日本はまだまだ1~2%ぐらいだそうです。

コロもヒラリアとビールス性肝炎と短期入院したことがありますが、万札が軽々と飛んでいきましたね。昔から犬猫の病院は高いのです。
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その年なりの生き方を!

2008年11月05日 | 新聞から

 
 
 


お花屋さんの前は、早、ポインセチアが並んでおりますし、雑貨店の店頭にはクリスマスグッズがずらりと並んでおります。間もなく「ジングルベル」がアチコチで聞かれるのでしょうね。でも早くなりすぎましたね。せめてクリスマスムードは12月にしていただきたいわ。



次期大統領はオバマさんに決まりましたね。アメリカ人って本当に人種差別ないのかな~? こんな記事が載っていましたよ。『オバマ氏はケニア人の父とアメリカ白人の母との子であり、アフリカ奴隷を起源とする黒人とは出自(しゅつじ=生まれ)を異にする』これってやっぱり差別と違う? 自分の都合で差別をしたり、しなかったりしてない? 

オバマさん、日本に対して如何なんでしょうね。ライスさんの様に日本無視?軽視?かしらね。麻生さんはっきり日本の思い伝えられるのかしら?「…こうしましょう」って。もう祝電打ったのかしら? 



新聞の「朝の詩」に投稿している、宇都宮の97歳の方の詩が大人気なんですって。投稿始められたのが5年前で、これまで25作品が掲載されたんですって。私は「朝の詩」読んでなかったんですよ。デモね「人生の機微うたい大人気」って大きな記事が出ていたんです。

作詩は90歳を過ぎて足腰が不自由になったとき、1人息子さんから勧められたのがきっかけだそうです。何故勧めたかといいますとね。「好きな日本舞踊も出来なくなり、塞ぎこんでいた母。モノの感じ方が年寄り臭くなく、若い頃から何かを書き溜めていたのお覚えていました」と言うことだそうですよ。

   くじけないで

ねえ 不幸だなんて
溜息をつかないで

陽射しやそよ風は
えこひいきしない

夢は
平等に見られるのよ

私 辛いこと
あったけど
いきていてよかった

あなたもくじけずに


    先生に

私を
おばあちゃん と
呼ばないで
「今日は何曜日?」
「9+9は幾つ?」
そんな 馬鹿な質問も
しないでほしい

「しばたさん
西条八十の詩は
好きですか?
小泉内閣を
どう思います?」
こんな質問なら
うれしいわ

凄いと思いません? 97歳ですよ。足腰不自由とはいえ、ちゃんと今の自分に合った生き方をしておられるんです。身体が自由に動いている時は日舞をしておられたんですね。出来なくなってふさぎ込む親を見て、如何すれば楽しめるかを真剣に考えた息子さん(66歳)、こんな孝行息子を持ってお幸せ。あやかりたいとおもいません? 私あやかりたいわ!!




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今年もコスモスに会いにいきました

2008年11月04日 | 一寸そこまで





       武庫川の河川敷・髭の橋のほとりのコスモス畑


今年初めて石油を買ったんです。驚いたのなんのって、5缶買ったら1万円札でお釣がちょびっと…。「ひぇ~」と驚いたら「この間まで2000円は優に超えていた」ですって。3~4年前までは5000円札でお釣が来たよ。だから2倍に跳ね上がっているわ。「原油が下がっているのに…」「まだ下がるとは思うけど、何時幾ら下がるかは未定」

原油が上がったら、即刻値上りするけれど、下がった時は時間差があるのよね。もうじきお正月だし、余り期待しないで待ってるわ。


去年に引き続き今年も行って来ました。このコスモス畑は市からも予算が付いていたのですが、其れが削られて、来年からの存続が危ぶまれているといわれています。世話をしてくださるのはボランティアの皆様なんですが、肥料を始色々とお金が掛かるようなのです。今年になって、皆さんから寄付が集められたらという事でした。見に来てくださった人たちが、100円づつ寄付してくだされば、という事でした。

どのようにして寄付を集めるのかな~と思っていました。募金箱が置いてありました。私が気づいたのは2ヵ所でした。最初に気づいたほうに100円寄付しました。私の後に女性2人が「来年見れなくなると寂しいから、寄付しとこうか」と話しながらチャリンチャリンと入れておられましたが、看板を読む人は居るのですが、寄付する人は見当たりませんでした。一体どれくらい集まるのでしょうか? なんだか心配です。

ボランティアの方に押されて車椅子の方が大勢見えてました。賑やかに楽しげでした。子供連れ、お孫さんと一緒も案外大勢でしたが、やはりお年寄りが圧倒的でした。若い家族は3連休の時に来られたのかも知れません。

去年は私が来たのが土曜日でしたので、若い家族と犬を連れた人が多かったのですが、今日は平日だからでしょうか少なかったです。

去年は「キバナコスモス」は少し時期的に早かったのですが、今年は満開でした。数も去年の倍ぐらいに増えておりました。写真を写していましたら、老夫婦の方に「すみませんが…」と頼まれました。カメラは珍しい!フイルムカメラでした。久し振りにファインダーをのぞいて撮りました。

常に風がそよそよ吹いていましたので、花が揺れて撮り難かったです。でも目で見るコスモスはゆらゆらと優雅で可愛らしい花でした。

花の形や色合いは何十種もあるらしいのですが、私には7~8種類しか見分けることが出来ませんでした。

彼岸花のコーナがアチコチに出来ていました。葉の形を見て彼岸花だと思ったのですが…。彼岸花の頃にきてみようかな。

歩く道も土の、と言うより、草の道でしたからとても気持ちが良かったです。空も気持ちよく晴れて、遮る伝線も無く絶好の撮影ポイントでした。只眩しくて画面が見えないものですから、やみくもに写しましたので、空の雲と地面のバランスが悪い写真が多かったです。これはデジカメの最大の欠点ですね。


            ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

       冬の陽炎       梁 石日 (ヤン ソギル)

第11回山本周五郎賞を取った「血と骨」を読んで、一辺に好きになりました。決して明るい本ではありませんでしたが、グイグイ引き込まれて読んだことを覚えております。映画化もされましたが、暗いだろうと見に行きませんでした。

それから1~2冊読みましたが、今回は久し振りです。

タクシードライバーの主人公のお話、タクシーの後部座席に忘れられた黒いカバンには現金、宝石、麻薬が入っていた。警察に届ける事無くねこばばする。其れを女に喋り、その女が姉に喋り、姉が別居中の夫に喋り、最後には騙し取られる。「何でそんな話に乗るの」「騙されてるのに」とかイライラしながら、どうなるのか、と先が読みたい小説でした。

この小説を読んで、遠い昔のことを思い出しました。私も経験があるのです。やはり黒いボックス型のカバンでした。乗って直ぐ気が付いたので、運転手に渡しましたが、あの中身はなんだったのだろうか? 運転手さんちゃんと届けたかしら? 何て、すっかり忘れていたことを思い出しました。
コメント
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