ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

今年もコスモスに会いにいきました

2008年11月04日 | 一寸そこまで





       武庫川の河川敷・髭の橋のほとりのコスモス畑


今年初めて石油を買ったんです。驚いたのなんのって、5缶買ったら1万円札でお釣がちょびっと…。「ひぇ~」と驚いたら「この間まで2000円は優に超えていた」ですって。3~4年前までは5000円札でお釣が来たよ。だから2倍に跳ね上がっているわ。「原油が下がっているのに…」「まだ下がるとは思うけど、何時幾ら下がるかは未定」

原油が上がったら、即刻値上りするけれど、下がった時は時間差があるのよね。もうじきお正月だし、余り期待しないで待ってるわ。


去年に引き続き今年も行って来ました。このコスモス畑は市からも予算が付いていたのですが、其れが削られて、来年からの存続が危ぶまれているといわれています。世話をしてくださるのはボランティアの皆様なんですが、肥料を始色々とお金が掛かるようなのです。今年になって、皆さんから寄付が集められたらという事でした。見に来てくださった人たちが、100円づつ寄付してくだされば、という事でした。

どのようにして寄付を集めるのかな~と思っていました。募金箱が置いてありました。私が気づいたのは2ヵ所でした。最初に気づいたほうに100円寄付しました。私の後に女性2人が「来年見れなくなると寂しいから、寄付しとこうか」と話しながらチャリンチャリンと入れておられましたが、看板を読む人は居るのですが、寄付する人は見当たりませんでした。一体どれくらい集まるのでしょうか? なんだか心配です。

ボランティアの方に押されて車椅子の方が大勢見えてました。賑やかに楽しげでした。子供連れ、お孫さんと一緒も案外大勢でしたが、やはりお年寄りが圧倒的でした。若い家族は3連休の時に来られたのかも知れません。

去年は私が来たのが土曜日でしたので、若い家族と犬を連れた人が多かったのですが、今日は平日だからでしょうか少なかったです。

去年は「キバナコスモス」は少し時期的に早かったのですが、今年は満開でした。数も去年の倍ぐらいに増えておりました。写真を写していましたら、老夫婦の方に「すみませんが…」と頼まれました。カメラは珍しい!フイルムカメラでした。久し振りにファインダーをのぞいて撮りました。

常に風がそよそよ吹いていましたので、花が揺れて撮り難かったです。でも目で見るコスモスはゆらゆらと優雅で可愛らしい花でした。

花の形や色合いは何十種もあるらしいのですが、私には7~8種類しか見分けることが出来ませんでした。

彼岸花のコーナがアチコチに出来ていました。葉の形を見て彼岸花だと思ったのですが…。彼岸花の頃にきてみようかな。

歩く道も土の、と言うより、草の道でしたからとても気持ちが良かったです。空も気持ちよく晴れて、遮る伝線も無く絶好の撮影ポイントでした。只眩しくて画面が見えないものですから、やみくもに写しましたので、空の雲と地面のバランスが悪い写真が多かったです。これはデジカメの最大の欠点ですね。


            ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

       冬の陽炎       梁 石日 (ヤン ソギル)

第11回山本周五郎賞を取った「血と骨」を読んで、一辺に好きになりました。決して明るい本ではありませんでしたが、グイグイ引き込まれて読んだことを覚えております。映画化もされましたが、暗いだろうと見に行きませんでした。

それから1~2冊読みましたが、今回は久し振りです。

タクシードライバーの主人公のお話、タクシーの後部座席に忘れられた黒いカバンには現金、宝石、麻薬が入っていた。警察に届ける事無くねこばばする。其れを女に喋り、その女が姉に喋り、姉が別居中の夫に喋り、最後には騙し取られる。「何でそんな話に乗るの」「騙されてるのに」とかイライラしながら、どうなるのか、と先が読みたい小説でした。

この小説を読んで、遠い昔のことを思い出しました。私も経験があるのです。やはり黒いボックス型のカバンでした。乗って直ぐ気が付いたので、運転手に渡しましたが、あの中身はなんだったのだろうか? 運転手さんちゃんと届けたかしら? 何て、すっかり忘れていたことを思い出しました。
コメント
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