ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

朗読会

2008年11月08日 | 一寸そこまで



              金連花(ナスタチューム)
          春から夏に咲くはずが 今咲き始めました


11月8日は「いいは→良い歯」の日だそうです。歯の矯正、かみ合わせはとても大切だそうですね。半年に一回歯の検診、歯石取りに行っていますが、必ず歯の矯正をしてくださいます。今まで何軒か歯医者を変わりましたが、矯正をする歯医者さんは初めてです。良い先生に当りました。傷んだ歯をそのままにしておきますと身体に影響があるそうですね。私も認識不足で、歯ぐらいと思っていましたが間違っていたようです。

今になって後悔しています。今になって必死にケアしています。もっと早くしておけばよかったと後悔しながら…。



今朝、息子が「筑紫さん亡くなったね」と言うものですから「そ~やね。73歳、昭和10年生まれって書いてあったから、同い年やねん。年上(筑紫さんが)や思とったわ」と私が答えたら、私の顔をまじまじと見て「えぇっ?!年下(筑紫さんの方が)や思とたで~、よう言うな~」ですって。私の事きっちり73歳の老母やと思ってるらしい。

友人でなくとも、同い年の訃報は心に堪える。筑紫さんが73歳同い年と知って、やっぱり堪えましたわ。同じ時代を同じ年齢で生きたというだけで親近感を持ちます。そしてその訃報は心が沈みます。


たかこさんのお誘いで、大阪国際交流センターに「朗読と語り発表会」を聞きに行きました。大阪国際交流センターと言う名は何となく聞き覚えがありましたが、行ったのは初めてです。良い会館でした。

たかこさんが、今度朗読を始められて、その先生の教室の合同発表会でした。たかこさんは入門間もないのでこの度はまだ出演なさいませんでした。座席でのお勉強です。

私も元々朗読には興味を持っていましたし、お仲間に入りたいと思っていました。朗読の会は大体が月一度の会合なんですが、中々実行に移すことが出来ません。

朗読をお勉強した方は、其れを生かしてボランティアなさる方が多いようです。読み聞かせ、対面朗読、本をテープに吹き込むなどです。

経験としては、もううん十年前になりますが、尼崎市のなにかの会に出るために、当時会員だった読書会に依頼があり、他の読書会の方々とご一緒に、やはりNHKの女性アナウンサーのご指導を受けて舞台に立ったことがあります。題目は「曽根崎心中」でした。当時の尼崎市長を囲んだ写真がありますから、何か市の行事の一つだと思います。

ゲストにNHKのエグゼクティブ・アナウンサー(企業の中で運営・管理などにあたる上級管理職)葛西聖司さんが来られて朗読をなさいました。本は「辻仁成 代筆屋」の中の一つでした。

死んでいる孫からの代筆の手紙です。祖母は孫息子が死んでいるとは知らないで、届いた手紙を喜ぶ。返信する。自分の寿命を家族の優しさから知り、死ぬ前に一度会いたいと綴る。祖母は横手の人で、2月のかまくらを一緒に見たいから来てと手紙に書く。その2月死んだ孫が祖母に会いに来る。祖母が死んでから、会いにきてくれて嬉しかったという事を書いた、孫宛の手紙が残されていて、家族はそのことを知る。

危篤の祖母が会いたい孫に夢の中で会ったのだろうが、祖母と孫の心の交流が私には切なかった。

6人組のパロディー「枕草子リミックス」と言うのが面白かったです。清少納言が居て、大阪のおばちゃんが居て、枕草子を原文で読めば、次には大阪弁の翻訳が入る。私は枕草子が好きですので、とても楽しかったです。心が満たされた一日でした。


コメント
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