ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

今年最後の花見

2008年04月28日 | 一寸そこまで
            なかた邸の一葉さくら
             今年も会えました
         
日にちが決定した頃は「丁度満開かも知れない」と言う話でした。ところが1週間ほど前に、なかたさんから「困った桜」と言うメールと写真が送られてきました。その文面によると「20日11時急にむくむく開花し始めました、23ー24日ごろが満開、いらいらします」と咲き始めた桜の写真が送られてきました。

私も心配しました。「今年駄目でも来年があるさ」と思いながらも、メキシコからのおゆきさんにも私が始めて「なかた邸の一葉桜」を見た時の感激を味わってもらいたいと思っていましたから。

造幣局の通り抜けでも「一葉桜」は満開だったし・・・と半ば諦めていた私の元に、なかたさんから嬉しいメールが届きました。「天気予報も明日は晴れ、桜のほうも何とか散らずにかじり付いて、がんばっています」

私達が行くまで待っていてくれたんだ。遠来の友を優雅に迎えるために努力してくれたんだ。去年の丁度満開の時とは、少しずれてはいましたし、葉も少し出てきていました。でも葉が少し覗いているのも又良いものだと思いました。

神戸駅からバスに乗りました。下りてから少し距離があります。私は平気なんですが、車中心の生活のおゆきさんには少々堪えたようです。「も~嫌だ、も~嫌だ」と言いながらゆっくり登ってきます。足の悪いこすぎさんもゆっくりと「最後の坂が、急で地獄坂なんだよ~」とおゆきさんに伝えます。二人は話しながら、現状をごまかしつつ、登ってきます。長い坂道の上に、ふじわらさんが下りるバス停を間違って1停留場手前で降りてしまったんです。帰りはお二人さんはなかたさんに車で送って頂きました。

こんな花見は最高ですよ。遮るもののない静かな原っぱでお食事です。春風がそよそよと心地よく、BGMはウグイスのさえずり、同じ世代を生きた者の集いです。

その上に、今年は初めて「お好み焼きパーティー」です。「焼肉」もありました。
火は「備長炭」と言うこだわり様です。鉄板を挟んだ直火ではありませんが、「備長炭」のマジックと言いますか、火勢が鉄板越しに旨味を出すような気がしました。

本当に美味しかった。先日のパーティでは最高5枚、平均3枚食べたそうですが、さもありなんと言う美味しさです。お好み焼きとお好み焼きの間に鉄板焼きを挟んだものですから、私達のお好み焼きの枚数は2枚、平均1.5枚と言うところでした。私は勿論2枚いただきましたよ。もっと食べれたのですが、太るし、恥かしいので我慢の子でした。

「蛍烏賊の酢味噌和え」良く冷えていて、美味しかったです。板前さんのお友達直伝と言う「酢味噌」さすがでした。案外「蛍烏賊」を嫌いで手をつけない人もいましたが、一口食べれば、きっと美味しい!と思ったと思うのですよ。

庭には「文旦(ぶんたん)」も生っていました。切って貰ったのですが、これは美味しくなかったようです。私は苦味があるのではないかと手を付けませんでした。
樹に生っている文旦を始めてみました。勿論写真にパチリ!食べる為に手入れすれば美味しい文旦になるのではないでしょうか?

4時間近く、何をお話したのか?覚えていないのです。取り留めのないお話だったと思うのですが、元気に集まれて、美味しいものを食べて、最高の楽しい一日でした。

来年は「備長炭で焼く鰻」のご馳走だそうです。楽しみだな~。1人も抜ける事無く、元気で又、一葉桜の元に集えますように・・・。

コメント
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