ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

姫路菓子博2008

2008年04月21日 | 一寸そこまで
             大手毬 (造幣局 08-4-19)
             本当に手毬のようにまん丸
       でも全てがそうではない 見目良いものはやはり少ない

思い切って飛び出しました。10時に姫路駅に着いたときには、人 ひと ヒトあの階段もこの階段からも人が続々と降りてくる。

会場に着いたら、もうそこから行列が始まっている。会場は14ヵ所、主な菓子のパビリオンだけでも4つ5つある。端から全てを回ろうとは思っていない。2.3ヵ所回ればいいと思っていた。

目的は2つ。「帆船」「姫路城と大名行列」を見る事。

まず、「帆船」のある「兵庫のお菓子館」(一番手前の館)に入った。ここで30分並んだ。館が近づくと「撮影禁止」の張り紙。興味が半減する気持ち。前の方も「撮影を楽しみにしていたのに、これだったら、カメラ預けてくればよかった」と重そうなカメラを恨めしげ。

まずは兵庫県名産のお菓子がずらり、見覚えのあるのやら無いのやら、デパートの陳列だなを見ているのと同じ。これらは此処で見なくても「デパートに行けば幾らでも見られるね」とパス。小さなお菓子の人形や花が少々、撮影禁止。

「帆船」にたどり着いた。始に目に付いた船の帆、本当に布の様な感じ、フネの甲板や、海岸通に居る人形が可愛らしい。海のブルーは水あめとか、コック姿の若者が説明している。数人がパチパチ撮っている。誰も注意に来ない、私も喜んでパチパチ、堂々と主人もシャッターを切っている。夫婦して違反行為?「結局撮影許可を出すと人波が滞るからだろうね」と話す。30分並んで、滞在時間10分。その大半は「帆船」の前。

次に一番奥の「テーマ館 和と洋のシンフォニィー館」を目指す。長蛇の列。係員の人に訊ねると「3時間待ちです。時間制限させていただいています」と事も無げ。

2.3日前、予想外の人出で1時間待ちのプラカードが無いと言っていた。其れを遙かに通り越して「3時間待ち?」ショック!迷った。でも目的の一つだもの、待ってみようという事になった。3時間と言うのは、多めに言っておく方が文句が出ないからだろうと思った。当り! 2時間待ちで入場できました。

それでも2時間待ちですよ。頭上をさえぎるものは何もありません。二人とも帽子だけだったので、上着を脱いで、頭から被ってみた。これで暑さが和らげたような気がします。放送は言います「今日は温度が上昇しています。水分補給をしてください。前の人との間隔を開けてください」言われるまでも無く、数分毎に喉を湿らす程度に、お茶を飲んだ。間隔をあけるのは無理ですよ。皆一歩でも前に行きたいんですから。倒れた人が居るらしくピーポーピーポやってくる。これは連休や連休後は大変な人出になり、不満が爆発するだろうと思う。

疲れているし、まず中央あたりの「姫路城」に突進。姫路城は私には何となく物足りない感じ、人間は良く出来ていると思うけれど、「立ち止まらないで、進んでください」と言われるのでじっくり見ていることが不可能。此処でも進みながらパチパチ。後からもう一度、人を探している振りをして逆行し、「姫路城」見に戻る。「後期高齢者」と「その予備軍」伊達には年を取っていない。悪知恵は働きます。

その他多数の作品があった。花、鳥、家、等々。確かに上手に出来ている。でも私は感心しない。色彩がきつくて自然さが無い。作り物ですと言う感じ。

昔、元町通りの和菓子屋の店頭に飾っていた花たちは、本物と見間違うほど自然の色であった。私は其れを楽しみにしていた。技術は進歩しているのかも知れないが自然さがなくなっている。これはある意味では寂しいし、何故?と問いたい。

総体的に言って私にとって「入場料2千円(私たちは1600円)は高いと感じた。「もうXX博と名の付く所に行くのは、これが最後だね」と話した今日一日だった。

コメント (2)
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