ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

映画

2006年05月06日 | 今日この頃
             フリージャー
       まったく平凡な種類、年々増えている

今日は映画に行ってきました。孫娘の希望の「ナニーマクフィーの魔法のステッキ」イギリスの児童書「ふしぎなマチルダばあや」の映画化。笑いとロマンス、そして教訓ありの夢見る楽しさを思い出させてくれる秀作との解説です。

確かに面白かった。「いざ」という時にしか使わないから、私もあんなステッキが欲しいな~と思った。こうして単純に私の思考は子供の物を見れば子供に帰ってしまう。これって幸せな性格だな~と思っている。

映画は大好きだし、その頃元町に居候していたのでよく見に行った。その頃元町(大丸のすぐ側)にも映画館はあった。昭和20年終り頃から「ナイトショー」といって夜中までしていた。3本立て、4本立てまであって、その中の「メイン」が最後の上映で「ナイトショウ」となれば割安になる。

神戸商工会議所で「半額」のいやもっと安かったかな?一冊で10枚綴りぐらいを安価で販売してくれたので、私は大いに利用した。何冊でも買えたので友人の分まで買って「映画の梯子」をしたものです。

その当時洋画の封切物を「ロードショー」といったと思うが、飛び切り高かったので、もっぱら邦画を見ていた。

「ロードショー」では「飛び出す映画」と言う宣伝がされた「赤い矢」を見た。何だか紙のメガネでレンズの部分に赤いセロファンが張ってあるのを貸してくれた。それをかけてみますと矢が自分めがけて飛んでくるので吃驚した。これはアベックで見に行くと良い映画でした。矢が飛んでくると思わず避けようとして、相手方に身を寄せますから・・・私もアベックでしたよ。勿論今の主人と・・・主人と「ロードショー」を見たのはこれ一度っきりですからよく覚えています。青春の一齣でした。

30年代に入りますと洋画も安くなったので良く行きました。でも主人は丁度忙しい時期だったので、私は一人か友人と行った。私は「グレゴリーペック」とか「エヴァガードナー」とかお年上の人のフアンでした。

一度見た映画はどんなに良くても二度見ることはしませんが「風と共に去りぬ」だけは3度映画館に足をはこびました。2度目に見た時が「ビビアンリー」が亡くなった日でした。帰り道そのことを知ってショックだったことを覚えています。テレビでも何度か見ました。女はスカーレットよりメラニーのほ方が好きで、男はアシュレよりパトラーの方が好きです。

子育ての期間は映画どころではありませんでしたので、中断しましたが、近年またぞろ虫が動き出してよく行きます。一人で行く事が多いです。主人は音が大きいのが嫌だといいます。私もそれは感じているのですが、我慢できなくなったら、プールの耳栓を持っていこうとまで考えています。

映画は良いですよ。時代が反映されていますしね。それにありがたいことに1,000円で見れますしね。次は津川雅彦監督、長門裕之主演の「ねづの番」が見たい。

  ☆今日孫娘が口づさんで居たメロディーに聞き覚えあり
   「それもしかしてエリーゼの為に?」「そうよ」
   おゆきさんの練習曲は「エリーゼの為に」が正解・・・
   思わぬ所で解決しました。









コメント (4)
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