ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

夫婦の日

2006年05月22日 | 一寸そこまで
               カルミア
    別名をハナガサシャクナゲまたはアメリカシャクナゲ
    世界遺産「天竜寺」の坊「弘源寺」の玄関前に・・・
       「赤」に引かれて、一寸お邪魔して

今日22日は夫婦の日ですって。月に一回在るのよね。何の為に?私はそんな事知らずに、今月末日までの「阪急友の会」の乗車券付き「天龍寺拝観券」を無駄にしない為と行ってきました。

新緑の嵐山は初めてです。何時もは桜か紅葉の時期に行きますから。やっぱりそんな時は人・人・人ですが、緑だけはね~物足りない。尼崎は案外緑の多い町なんですよ。街路樹も背が高く茂っていますしね。花だって奇麗に植え込んで在りますよ。だから緑を見る為によその土地に行く事はないんですよ。

私は嵐山は半年振りなんです。紅葉の11月瀬戸内寂聴さんの寂庵で行われた、琵琶奏者上原まりさんの寂聴さんの「源氏物語」を聞きに行ったのです。こじんまりした本堂に4~50人の小さな集まりでした。手の届きそうなところに奏者がいて、良い雰囲気でした。帰りにはちゃっかりと記念撮影なんてしましてね・・・

天龍寺は世界遺産です。足利尊氏が後醍醐天皇の霊を慰める為に開山したお寺だそうです。後醍醐天皇のお姿が安置されていましたよ。目的は天皇が幼少の頃を修学に過ごされたこの地に、敵味方の別なく南北両朝の戦死者の英霊を慰める事(何処かで聞いた言葉ですね)「怨親平等の精神」もこの寺の開創の目的だそうです。

法堂の「雲竜図」は土・日しか拝観できませんので今日は駄目でした。「曹源池」は何時見ても良いと思いますが、やはり紅葉でしょう。面白い人たちを発見。何語か解らない言葉をしゃべる(主人は北欧系の顔だと言います)3人いましてね。男の人は巻紙のようなロール紙に墨絵風で池の風景を描いていました。もう一人の女の人がご朱印帳の天龍寺の朱印の隣のページに絵の具でやはり風景を写生しているのです。日本人には考えられない発想です。

ぐるっと拝観しましたが「躑躅」が多かったですね。残念ながら終わっていましたが。満開の時はさぞ奇麗だったと思うのですが、私は神戸の「相楽園」に軍配を上げますね。去年久し振りに見に行きましたが、昔のほうがもっと良かったと思いましたが、配置と言い花数と言い「相楽園」が上!

お食事所を探していますとね。「お好み焼き」と言う字を見つけた主人が「食べてみよか」って、驚き桃の木山椒の木で~す。主人は「お好み焼き」が嫌いなんです。私は大好きなんです。だから主人が出張の時は家で作っていました。今はそのチャンスが無いので、もっぱら外で友達とまたは一人で食べに行きます。6月の末に関東方面の会社O.B.の方達との2泊3日の旅行が予定されていますので、その時には「お好み焼き」を作ろうと思っていたところです。

入りました。店内には修学旅行(5%引き)の生徒が10人ばかりと大人が5人ばかりいました。月曜が定休と書いてあるのにと思っていると、今の時期修学旅行や遠足が多いので開けているらしい。そういえば今日も学生の団体さんが多かった。

焼くのを見ますと嫌に小さいのです、その上にステーキを焼く時にかぶせる手の付いた金属の蓋をしています「この頃はあんな風にするのか?」と主人。「私も始めてやは、瀬里名思い出すね」の会話。持ってきた「お好み焼き」の部厚くて大きいこと「???」「もしかして膨らし粉?」あんなに小さかったのにこんなに大きくなってと疑う。作り方を見て納得、小さい「お好み焼き」を二枚作って、裏が焼けた頃合を見て具をいれ二枚を重ねているのです。「タイコマン」を作る要領です。納得納得。甘辛のタレがこれまた私には始めての味で美味しかった。

帰り道、新茶のお茶受けにと予定通り「琴きき茶屋の桜餅」買った。此処の「桜餅」には餡が入っていない。普通の桜餅のように桜の葉を二つ折りではない。二枚の葉の中にお餅が挟みこまれている。

帰りは二人ともぐっすり居眠り、3回の乗換えがあるのに往復ともスムーズに行って、片道1時間半でした。

帰宅後、早速新茶の封を切り桜餅とともに頂きました「今年のお茶は良い出来です」の言葉通りなんともいえない香りと優しい甘みが口に広がる。桜餅も桜の香りが良い。今日は美味しい食べ物に出会った良い一日でした。 (50)



































コメント (2)
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