2011.10.23. Sun.
飽きもせずまたもやイベリコ豚の水炊き。
赤が飲みたくて、無理無理軽いボルドーを開ける。
シャトー・ボワ・ド・ラ・モート Ch.Bois de Lamothe 2007 (ACコート・ド・デュラス/赤・FB)
葡萄品種/メルロー30%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%、カベルネ・フラン20%
飲み頃温度/約17℃
合う料理/鴨肉のコンフィや豚肉のバラ肉の煮込みなど
ボルドーのセットに入っていたワインだが、厳密にはコート・ド・デュラス。
デュラス(Duras)は、フランス南西部アキテーヌ地域圏ロット=エ=ガロンヌ県北西部にある人口1200人の村である。15か村、人口約4800人からなる小郡の庁舎がある。 AOCコート・デュ・デュラスCôtes de Durasは、県の北西端の15か村からなるワイン産地である。
北西部はボルドーのアントル・ドゥー・メール地区、北はドルドーニュ県のベルジュラック地区、南は同じ県のワイン産地、コート・デュ・マルマンデ地区に接している。 赤ワインが約60%、辛口の白が36%、それとわずかに甘口の白とスパークリングワインが作られている。赤と辛口の白は、認められている品種がボルドーとほぼ同じであるため、良くも悪くもボルドーワインの類似品として扱われ、安価なボルドーワインのセットや、ボルドーの棚の隅に置かれている場合が多い。味わいもほぼボルドーの普及品と同じで、それほど優れたものは出ていない。
開栓と同時にとても華やかなアロマがあってちょっとびっくり。
チョコレート、蜜、赤い花といった甘い香りが前に出て、あとは土や埃の臭い。
一口含むと、香りとは違う変なえぐみが後を引く。 これは10分もすると影を潜めた。
とろりとまったりとした口当たりで、マイルド。 渋味は若干。 酸味は殆ど消えていた。
丁度開ききった感じで飲み頃ではあるが、早く飲み干さないとやばそうだった。 が、その点は連れがあっという間に空けてしまうので杞憂。
軽いワインのお蔭で鍋ともなんとかいけた。 勿論相性がいいわけではない。
先日TVで田崎真也氏が、唐辛子のカプサイシンがカベルネ・ソーヴィニヨンと相性がいいとおっしゃっていたので、七味をたっぷりかけて頂く。
分解すれば、ポン酢の醤油部分・唐辛子・昆布が何とか繋がらせてくれていたように感じた。
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