日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

Chateau Durfort-Vivens 1994

2012-09-29 23:44:56 | Today's Menu

2012.9.28. Sun.

台風きつい…

最近調子よく張り切り過ぎていた疲れも溜まっていたのか、今日は1日ダウン。

それでも、食材やらは手配していたので、何とかそれなりのディナーに。

こぱんちゃんも朝から胃の調子が…と言っていたが、元気に帰ってくるかしら。 今日もこぱんちゃんと一緒のお食事。

昨日は白だったので、今日は赤に合う御料理を。

 MOFチーズ三種

  【ロドルフ・M熟成】 ブリー・ド・モー 白カビ
白カビチーズの最高クラスに位置づけられることも多い、堂々たる風格のある逸品。
  【ロドルフ・M熟成】 トム・ラブレ セミハード
ロドルフ氏オリジナルの希少なチーズ。牛乳製ならではのバランスのよいミルク の甘みがしっかりと際立つしっとりとした柔らかい仕上がりです。
  【P・アレオス熟成】 ミステール・ダンベール 青カビ
クルミとレーズンなどを加えたアレオス氏の秘密のレシピで、気品あふれる青カビとして名高いフルム・ダンベールを他では味わえないスペシャルな逸品に仕上げています。

 ソフトシェルの唐揚げ

 エスカルゴ

 野菜たっぷりスープ

 フォアグラのソテー

 黒毛和牛のサーロイン・ステーキ  こぱんちゃんのお見舞い

 焼き野菜  もやし、青梗菜

 パン ハウネ・ベーヤー製

ワインは昨日の飲み残しの白(少量だけど)も加えて。

 Cremant de Brourgogne Rose Francois Mikulski

  

「フランソワ・ミクルスキはピエール・ボワイヨ(ムルソーのトップ生産者)の甥で、小区画のブドウ畑をボワイヨ氏から相続してワイン造りをスタートさせたのです。

ドメーヌ設立までに、ボワイヨの元で、そしてカリフォルニアのカレラワイナリーでも修行を経験。1992年が初ヴィンテージながらも、今では4ツ星生産者となりました。

ピエール・ボワイヨから相続したのは古樹が植わったブドウ畑で、ムルソーはもちろんですが、アリゴテ、ブルゴーニュ・シャルドネなどに関しても樹齢の古いブドウが使用されています。

ムルソーで比類なきワインを生み出す人気ドメーヌ、ミクルスキのクレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ。 ドメーヌが所有する畑のピノ・ノワールから造られます。 (ピノ・ノワール100%)

柔らかでバランスがすばらしく、イチゴやラズベリーの風味に魅力的な、クリーミーな舌触り、程良いコクと溌剌とした味わい。 フィニッシュは申し分なくドライで、勢いと持続性のある究極辛口ロゼ・クレマン。」

期待したほどのお味では無かったが、癖のないいかにもクレマン・ド・ブルゴーニュ。

セミ・ハードと良く合った。

 ルイ・ラトゥール グラン・アルディッシュ シャルドネ

注ぐなり溢れるアロマ。 無事飲み頃をキープしてくれていて、ソフトシェルやエスカルゴと楽しむ。

 Chateau Durfort-Vivens 1994  (マルゴー・2級) 

     

言わずもがなのマルゴー格付け。 CS60、ML20、CF20. 開栓して2時間ほど置いて、ぼちぼちに飲み進める。

腐葉土、その後何故かバナナのような完熟した果実のアロマ(←干しイチジク?)が強い。

色はエッジが若干オレンジがかってはいるがまだまだ力強さを感じる濃いガーネット色。

一口目はまだ固いぐらいだったが、大きめのブルゴーニュ用のグラスで開かせながら飲み進めると、デキャンタージュ無しで、飲み干す頃には実に甘い果実味豊かなお味に変身。

ボディもしっかりしているし、味の変化もしかり楽しめる。 これはとってもお値打ち。

北がシャトー・マルゴー、南がシャトー・パルメらしいから、見かけたら是非また購入してゆっくり寝かせたい。

 Les Allees de CANTEMERLE 2007  (オー・メドック地区マコー村の第5級のセカンド) 

     

「ボルドーからメドック街道を北上すると、2番目に出会うグラン・クリュ・シャトーがこのシャトー・カントメルルです。
シャトーの建物は「さえずるツグミ」という語源にふさわしく、大きな林に囲まれています。
近年このシャトーの持つすばらしい潜在力が開花し、現在では格付以上の評価を受けるに至っています。アッサンブラージュにおいては、メルロー種の比率を高め、優雅で優しさのある味わいを造り出しています。 セカンドは主に樹齢の若い樹から収穫されたぶどうで造られます。  

こぱんちゃんが「カントメルル飲んだこと無い」と言うので、シャトー物はまだ早そうだし、セカンドを開けてやる。

開栓すると、いきなり水密のような甘いアロマ。

こちらも2時間ほど置いてスタートしたが、いきなり飲み頃。 デュルフォールと同時進行したので、薄く感じるのは致し方ない。 これ単体だと、随分コスパのいいワインだと思う。

サーロインには弘前のジャンボニンニクをたぷり添えて、辛子醤油を少しだけ落とし頂いたが、デュルフォールに◎。

お肉の脂が程良く緩和され、ワインのあふたーがより甘くより長くなる。

カントメルルにも〇◎。 ↑には叶わないが。

白カビ青カビともに両方に◎〇。 どちらも引き立て合いました。

今日の食材と、ワインの格が丁度合っている感じがして、大成功のマリアージュでした。

9/30

飲み残したワインをヴァキュ・ポンして、東京へ持ち込み。 深夜にMOFチーズと。

実に甘いアロマが強烈にする。 流石2級!と褒めたくなるほど、飲み頃をキープしていてくれた。

最後の一口は流石に開き過ぎてしまったけど。(甘いアロマの表現について論議していて、振り回し過ぎたせい。笑)

カントメルルのセカンドも未だ余裕でOK。 これは振り回される前に連れがさっさと空けてしまった。笑


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