豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

スエズの海賊対策

2021-03-29 08:11:23 | 
3月29日(月)快晴
 
公海上(陸地から約22km以上離れた海上)では旗国の法律が適用される。例えばパナマ船籍ならパナマ国法が適用。船長は警察権を持ち、反乱、密航者やテロリスト、海賊には武力で対処する。ソマリア海域は海賊多発地帯。機関銃やロケット・ランチャーなどで武装した海賊は、銛とロープのついた捕鯨砲を甲板に撃ち上げて、ロープを昇って侵入する。船室の窓は数日間鎧戸でふさぎ、乗客は甲板への出入り禁止。主として甲板員から選抜された武装班が甲板の手すりに鉄条網を設置して、昼夜交代で最大警戒態勢。普段から射撃訓練も怠らない。ところで今日は満月=大潮だから座礁船には離礁のチャンスだ。
 
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