
6月14日(月)快晴
アールヒルの登山道の脇に、ハイカーの注意を促すために「ギンピギンピ」の生体が展示されていた。アボリジニ語で「刺す木」。植物全体を覆う細かい刺毛があり、一瞬触れただけでも、毛先から強力な神経毒を放出。ハイカーが恐れるその「地獄の痛み」は数か月から一生涯続く。地元のQLD大学で原因となる神経毒を発見し、「ギンピチド」と命名。微細な刺毛が皮膚に入り込んで取れなくなるからではなく、ギンピチドが感覚ニューロンの化学組成を永続的に変化させる。ケアンズの主要な植物園でも「ギンピギンピ」の生体を展示して、住人や子供たちの注意を促している。
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