豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

最強の有毒植物「ギンピギンピ」

2021-06-14 08:06:30 | 植物
6月14日(月)快晴
 
アールヒルの登山道の脇に、ハイカーの注意を促すために「ギンピギンピ」の生体が展示されていた。アボリジニ語で「刺す木」。植物全体を覆う細かい刺毛があり、一瞬触れただけでも、毛先から強力な神経毒を放出。ハイカーが恐れるその「地獄の痛み」は数か月から一生涯続く。地元のQLD大学で原因となる神経毒を発見し、「ギンピチド」と命名。微細な刺毛が皮膚に入り込んで取れなくなるからではなく、ギンピチドが感覚ニューロンの化学組成を永続的に変化させる。ケアンズの主要な植物園でも「ギンピギンピ」の生体を展示して、住人や子供たちの注意を促している。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アールヒル登山 | トップ | ブルーガム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

植物」カテゴリの最新記事