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5月16日(木)晴
倉敷川は、倉敷美観地区から岡山市南区の児島湖に流れる延長14㎞の二級河川。倉敷美観地区一帯は川沿いの柳並木と町並みで有名である。美観地区一帯は、約400年前ごろに干拓で埋め立てられた土地で、倉敷川は当時、高梁川の用水を導入し作ったものと考えられている。児島湾とつながる水位が潮の満ち引きで上下する汐入川で、船が出入りし物資の集積地として栄えた倉敷を支える大動脈。明治以降も、倉敷紡績(現倉敷アイビースクエア)の綿製品や発電のための石炭を運んでおり、昭和の初期でも倉敷駅で扱う荷物より倉敷川から船で運ばれる荷物の方が多かった。昭和31年に児島湾が締め切られ淡水化したことより、倉敷川は運河としての役割を終えることとなり、観光地としての整備が進み現在の形になった。