岡山禁酒会館

9月30日（月）快晴

岡山禁酒会館は、岡山県岡山市北区丸の内にある創立101周年の歴史的建造物。禁酒団体である岡山県禁酒同盟の宣伝機関として、1923年に設立された。1945年の空襲による焼失を免れた数少ない建物で、窓枠や内装の一部が改修されているものの、外観や構造等はほとんど手を加えられておらず、建築時の状態を残している。構造は木造3階建で、寄棟造・スレート葺で、市街地の歴史的景観の象徴となっている。キリスト教の岡山県における布教は1879年（明治12年）に始まり、柚木吉郎が横浜禁酒会に倣い、笠岡禁酒会を設立。2002年には登録有形文化財に登録された。隣接地に建つ岡山城西丸西手櫓も岡山空襲で奇跡的に焼け残った景観財産。