今日は山の日。
山の日にちなんで、山のパスタ“カルボナーラ”をおすすめする。
カルボナーラは、“炭焼き風”と云う意味。
山に籠もって炭焼きをする炭焼職人たちが食べるパスタなのだろうか。
クアトロのカルボナーラはフライパンに少量のオリーブオイルを注ぐ。
油が熱くなりすぎないうちに、パンチェッタを投入する。
パンチェッタはカルボナーラには欠かせないものである。
強火でパンチェッタから脂と旨味を引き出し、白ワインが注がれる。
店内は、炭焼き小屋のように煙が充満する。
ピッピッピ、スパゲッティが茹であがる。
いつのまにか、鍋には生クリームと卵黄が加わり、パンチェッタから引き出された脂と旨味がこの生クリームと卵黄と一体となり、完璧な乳化を見せる。
そこに、絶妙の茹であがりを確認したスパゲッティが投入され、さらに山のチーズ、パルミジャーノのパウダーが、惜しげもなく大量に加えられる。
スパゲッティにほどよいとろみで絡まったソースを確認し、皿に盛りつける。
仕上げに、念を押すがごとくパルミジャーノのパウダーを振りかけ、最後に粗挽きの黒コショウをガリガリと挽く。
この黒コショウこそが、炭のように見えるので“炭焼き風”と云うのだろうか。
その味わいの濃厚さに、山の恵みを感じることが出来る。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は８時３０分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは９時
閉店は、９時３０分とさせていただきます。
