前述、白山神社前の道を少し奥に詰めると集落の旧い墓地が在り、その入口付近には一石六体地蔵が置かれて居る。
最近整備されたのだろう?、コンクリートブロックの無骨な基礎と囲いの中に可愛しを敷き詰め、中央に一石六体地蔵、それを囲む様に小石仏や五輪塔の残欠などが置かれて居る。
一石六体地蔵は板石状自然石の頂部を半円弧状に整形、上下を大きく空けた左右一杯の枠付きの方形に彫り沈め、中によこ一列の六体地蔵を刻み出して居る。
頂部円弧部には天涯を思わす連続蕨手紋?、中央の小さな彫り込み内にも小さな石仏
六体地蔵はローカル色豊かな稚拙な像容、いかにも野の仏然とした素朴な味わいがある。
江戸中期頃の造立だろうか・・・・。
斜墓地内に並べられた板碑や墓石の列にも・・・
六字名号と余にもデフォルメされた地蔵が並列する山形板碑・・・・頂部山形には阿弥陀三尊の種子。
他にも地蔵や、五輪と地蔵の板碑などが無造作に寝転がって居たり・・・・
こんな素朴な石仏が地中から半身のぞかせて居たりした。
撮影2012..4.8
もうそろそろブロックも汚れてなじんで来たかな?
まあ、しょうがないですね・・・そろそろ馴染む頃かな??
それより、今集中豪雨やっと今年の夏も一区切りかな???やれやれ・・・・。