愛しきものたち

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旧美杉町八知 願音寺四面六体地蔵尊/他

2014年10月11日 | 石仏:三重
 
 
 
 先日紹介の願音寺本堂裏、寺墓に安置されて居る四面六体地蔵。
 
 
前回紹介のものと同じく大洞石の角柱に六体地蔵を刻みだし、上に自然石の笠石と丸石の宝寿を載せ、一石六体笠石仏として居る。
 
 
どちらが正面なのかは判断が付き難いですが、墓地入口に置かれたその状況から、この二面が正面??。
 
角柱に枡形を彫りり窪め、正面と裏面に二躰、側面には単尊の地蔵菩薩立像を配している。
 
 
不思議にその何れもが錫杖宝珠の定形地蔵・・・・
 
 
傍らには、こんなローカル色豊かな双体地蔵。

脇には近世の観音石仏と自然石の地蔵さん。

この地独特な味わいのある石仏さんたちでした。

撮影2012.6.2