Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

とても疲れた一日

2020-10-31 | 生活
木曜日はとても疲れる一日になった。予定通りに朝から貸金庫を片づけに行く。理由はこのところの業績不振で地元の支店を封鎖するからだ。最初はその近くの他の銀行の支店へと移そうかと思って連絡すると、そこには貸金庫が無いという事だった。それならばと次の支店へとそのまま移すことになった。約束の時刻に着いたが駐車場が開いて無かったので、向かい側のホテルの車寄せで待っていたらエンジンが掛からなくなった。一足遅れたのだが、もし駐車場に停めていても同じ結果だったか。

バッテリーが信用ならないのは分かっていたので、冬タイヤの装着の日にチェックをさせるようにしておいたのだが、寒くなって五キロも走らないところで何回もセルモーターを回して駄目になった。アクセルのマイクロスイッチの関係で掛かりが悪くなったのは数か月前なので、初めての冬である。だから覚悟はしていた。

先ずは銀行で事情を話して自動車クラブに連絡してと時間をずらして貰って、貸金庫回収は出来るだけ目星がついてからにして貰った。車の中でトランクを抱えては用心に悪い。大したものが入っていなくても誰にも分らない。結局11時半ごろに自動車クラブが来るから、11時に金庫に入って片づけた。思っていたよりも量があった。だから同じ大きさを借りて正解だった。

結局予想通り90分では無くて115分ほど待った。車中で待ったのは半分以下だったか。車が来て直ぐにスタートヘルプで新しいバッテリーを並列すると一発で湧き上がった。久しぶりの景気の良さなのでバッテリーの電圧が足りないと予想した。しかし車の隠しスイッチで調べると13.5Vから13.7Vほどまで伸びた。12Vとしては予想外に高かった。

それは知らなかったから、兎に角二三十分走れと言われたので50㎞ほど近所のバイパスやアウトバーンを走り回った。すると燃料が底をついて来た。これは顔馴染のスタンドでもし再稼働しなかったなら助けて貰うしかないと思った。幸運にも価格も低めで多めに入れておいた。そして再稼働、一旦かからなかったのでボンネットを開けて、ラディエターが異常無いことも確認しておいた。そして再度回すとかかった。そうなればまだ次の約束の時間、つまり継ぐの支店で新たな貸金庫にうつしに行くのに二時間ほどあるので、自宅に戻る。ガレージの中は冷えないので、大丈夫だと思ったが、軽食をして早めにガレージに戻る。動かない場合は再延長しなければいけない。

幸いなことにエンジンが回り、支店へと時間を掛けて、途中でワインの山の紅葉を写しながらエンジンを回し続ける。ヘッドラムプもラディオもエアコンも消す。そして支店の前に駐車して、帰れなくなたっ時のことも考えておく。先ずは物を金庫に入れることが仕事だ。

担当の所に行くと、「エンジンは回りましたか」と言われた。全ては伝わっている。まあ早いと言えば話は早い。新たな金庫は流石に大きめだが、日本の大都市のそれには及ばない。それどころか浸水や火災への保険は別口でかけたいならという話しだ。濡れて困るものはないことはないが、そんなに水が浸かるかどうか?以前の支店では有り得なかったが、こちらの方が谷が大きいかもしれない。若干鍵のシステムも異なるが、高さもいいところにとってくれた。また広いので机があって作業がしやすい。

さて愈々帰宅だ。担当の人にも動けばいいなと出たが、全く分からない。それが何とかかかったのだが、ギアが入れ替わらない。そこで近くのスタンドで停めて掛け直す。バッテリーは充電されているが心許ない。それでもエンジン警告ラムプが点いたままだ。

兎に角、帰宅は出来た。しかし、今後の手筈を整えなければいけなかった。バッテリーを注文することも翌日に車屋に出かけるのは断念した。そして週末である。(続く)



参照:
カードを開放して貰う 2020-01-07 | 生活
警察を恐れていた理由 2019-10-26 | 生活



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