Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

売り出しに並んだ用

2024-06-01 | 生活
コンセルトヘボの売り出しに並んだ。10時売り出しの最初はサーヴァーが落ちていたが、数分後には並び番号を貰えた。2300番ぐらいだが20分待ちだった。数分早まった。

前日からお目当てのべルリナーフィルハーモニカー公演の一つは売り切れ表示を出していたので、違う目的で並んだ。もう一つの公演も誰が指揮することになるか分からないので、エールフランスの飛行士が再び入る可能性が最も強いのだが、滞在しているとなると安い席を購入してもよいかと思った。

安いと言っても平素のホームの楽団の定期演奏会とは異なって、50ユーロから230ユーロと高価で、殆どルツェルンの音楽祭価格に近づいていた。よって、その辺りも確かめたかった。

それでももう一つの公演も順番が回ってきた時には売切れていて、他のシカゴ交響楽団公演やNHK交響楽団公演の空き席状況を確認した。最も空いていたのはギャラの安いブタペストの楽団に二回興行で、流石に二回で四分の三ぐらいしか売れていなかった。

N饗も合唱団が入るものはその家族なども入るだろうから結構売れていたが、そうでないものは精々日系企業などのスポンサー席が出ていたのだろう。無関係なものがあの高額では誰も買わない。これだけは明白である。

どの公演もけっこう安くていい席が残っていることから考えて世界からのツーリストとスポンサーなどその類の高額席が主力で、客筋はあまり良くないと把握した。

回数券10回で1000ユーロ以上で、その他は定期の人などに出ているようで、実質的な需要はほぼ分かった。

既にアムステルダム近郊に三泊の宿泊をブッキングしてあって、そのキャンセルも直前まで行えるので、来年四月過ぎにでも最終判断すればよい。行けることになるのかどうかは分からないが、先ずは今回は用を為した。今後の販売の様子などを見ていて、先月のヴィーン公演のようにならないかどうかも注視しておかないと信用できない。今回は楽団がキャンセルすことはないのだが、万が一コンセルトヘボがおかしなことをすれば指揮者ペトレンコは直前にでもキャンセルして週明けのブリュッセルから指揮を再び始めるであろう。

その後ケルンとエッセンで指揮するのでより近いところで先ずは聴いていおいて、そしておそらく夏のツアーのルツェルンでもう一度聴くことになるだろう。場合によればフランクフルトで極東ツアー前にもう一度となるかもしれない。

それでも先ずはここという時を逃したくはないので準備万端だけは整えておくことになる。ペトレンコが指揮する九番は既にフォアールベルクで二回聴いているのでその演奏実践の基本はよく知っていて、その都度素晴らしい演奏になるのは疑いない。

あのバーンスタイン指揮を呪縛を逃れて、漸く語れることでもある。



参照:
全てに向けたお別れの歌 2021-10-07 | 音
一人佇んでいたハイティンク 2021-10-23 | マスメディア批評

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