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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

縫合したゴムベルトで駆動

2016-06-10 | テクニック
CDプレーヤートレーのゴム設置である。先ずは準備として、破損した歯車の台の再接着に備えて、通常使っている万能とは異なる硬質プラスティック用強力瞬間接着剤を購入しておく。ヘンケル社のもので二つの接続材に分けれているので下準備がし易いだろう。この手の接着剤の特徴は合わせ目を隙間なく接合することで元通りのように結合するものなので、少量の接着剤を綺麗に塗布するのが結構難しい。その点二剤に分かれているとある程度余裕をもって仕事が出来る。二分間以上時間があるので、ステックで綺麗に塗布できるだろう。そして一番問題になるのが、通常ならばどちらの面に塗布していいかわからないものが、この接着剤では最初からどちらか一方だけに塗ればよいようになっているのが嬉しい。両接合部に塗布して、圧着すると、つけ過ぎないでも、接続面から食み出してくるのがこのタイプのシアノアクレート系の問題点である。

予定では短めのゴムベルトを掛けて駆動させたときに仮接合箇所が分解してしまわないだろうということで、再接合の必要性があるということだ。同時に歯車用にシリコングリースを塗布しないといけないと考えた。そこにも生産工程で塗布された白いものの痕跡が残っていたが、歯車から連なる肝心のレーザーヘッドを上下させるカムの部分を滑らかに動くようにしておかないとあまりにも負荷が大き過ぎるだろう。通常のグリースではなくてシリコンでなければいけないというのが味噌らしい。

通常のそれは以前に金物屋の店頭で見つけて購入してから重宝している。台所用のものではないが、レコードプレーヤーのターンテーブルの軸受けには欠かせない。そこで気がついたのは絶えず問題となっているLP再生時のモーター音であるが、これもいづれ分解オバーホールする前に機械油を挿してみなければいけないと感じた。グリースを誤魔化しで使っていたが、外に出ているシャフトの指し口ならそれでもかまわないかもしれないが、グリースの粘着力もあまり良くないので、これを綺麗に拭ってから仮の機械油を塗布しておく。効果がありそうならば次回にはもう一つ粘度の適当そうなものを準備しておかなけれないけないだろう。この辺りを早朝に走りながら考えていた。

さて発注していたベルトが届いた。そして開けて長さなどを調べると全く長さが違っていた。直径とは書いていないのでてっきり長さだと思っていたが計るとどうも直径のことらしかった。つまり欲しかったものの倍以上の長さがある。そこで先ずは予定通りに分解して、ベルトを掛けるようにしてから、太さなどは太めで使い易いことが分かった。そこで必要な長さだけ切ってみる。直径40㎜である。そしてテープ編集のように切れ目を入れて瞬間接着剤で縫合してみる。試しに起動させてみる必要があったからだ。流石瞬間接着剤三分も経たないうちに完全に重合した ― 大は小を兼ねるでこうした場所ならば縫合したゴムでも結構使えることが分かった。そして組み立て直して、電源を入れると予想以上にうまく動いてくれた。但し作動音などが大きいのでシリコングリースで滑らかにする必要は確認した。

そしてUSB-DACにトスリンクで繋ぐ。そして音を聞いてみる。レーザーヘッドもぺこぺこで埃を払った。但し駆動部はやり直すためにそれほど強く締め付けていない。それでも今まで知っていたこのプレーヤーの特徴的な音が出て驚く。なるほどハイビット処理されているだけにスタディオサウンドには近くなっているが、デノンのプレーヤーの音と違って、骨太の若干低音が強調された音が出るように感じた。実際に比較してみると、やはり空気感とかがデノンの方は出ていて、ソニーの方は平板になってしまっている。CDの読み取りの時の情報量が違うのだろう。

これで長いトスリンクを購入して、シリコングリースを塗布して、先ずは音の違いなどを比較しながら暫く使ってみて、三つ目の大きな歯車の乗っている台が折れなければそれでよい。兎に角、これで二年ぶりに荒ゴミが使えるようになって喜ばしい。このソニーの商品の使い勝手はリモコンでの音量調整など決して悪くはなく、デノンで批判されている早送りや早戻しなどの機能も優れているので、今後とも使いようはありそうだ。



参照:
幾つあっても邪魔にならない 2016-06-07 | 生活
最も人間工学的な考察 2006-04-24 | 雑感
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MACアドレスの安全策

2016-05-25 | テクニック
先日から来客者が我がLANに入れなくて困っていた。昨年からなにかWifiの設定を変えた覚えは無かったが、パスワードが異なると出てきた。そこで暗号コード変更などをしてみたが駄目で、所謂MACアドレス制限の設定がなされていたことを確認した。それを外すと問題なく入れた。昨年の秋にLinuxの設定などをしている時に新たに設定していたようだ。少々時間が掛かったが、学習効果があり、改めて他のカメラなどのログインなどの時にも留意しておかなければいけないことを認識した。

要するに、二重三重にセキュリティーが掛かっていることになるので、容易に戸外からログインすることは、高度なハッカー技術が無い限り、かなり難しいことが分かった。MACアドレスとは、Wifi接続な可能な世界中のあらゆる機器に与えられている固有の番号ということなので、ある番号に成りすますしか不正ログインするには方法はないということになる。また訪問者などがあったときは臨時でMACアドレス規制を外しておけばパスワードだけで自由にログイン可能になる。先ずはこれで満足だ。

Saar Weineさんにお土産で貰った納豆を楽しむ。納豆と言えば水戸、水戸と言えば福島、栃木北部同様の茨城北部の汚染地帯である。そしてネットで調べると老舗と思しき製造者が藁に包んで販売していて、そのHPには一切放射能については触れられていなかった。まさしくこれこそが風評被害の原因そのものである。それどころか原料に拘るとして原産地を国産としか表現していない不埒な業者もある。しかし良心的な業者は確りとベクレルの証明書を明示していてその配慮ぶりを示している。これだけその対応が異なれば、不埒な業者には不買運動で、良心的な業者には応援で応えるべきだ。なるほどバイオテクノロジーによる大豆も問題だが、放射能ももっと大きな問題である。

そうしたことがあってかどうかは知らないが、全国納豆連合会とかが再びおかしな日本食キャムペーンを官僚とつるんで行うらしい。所謂「納豆」擬きが世界の市場で優位に立っているので納豆の世界基準の認定を要請しようとしているらしい。なるほど最近もアイスクリームの中に赤い色をした納豆が混ざっていたとか直接聞いた。小豆か納豆か分からないようなものがあるらしい。しかし、日本の業者が日本食を幾ら選別化しても、そもそも世界中の日本人以外の人は本物の日本食などには関心が全くない。要は安全で健康な食事が美味しければよいだけなのだ。

だから、上のような不埒な業者こそ排除しなければいけない対象であって、先日も産経新聞が埼玉の小学校で地場の400Bqセシウム入りのタケノコが給食で出されたと報じていて、朝掘りのそうした「野草、キノコ類に準じた」ものがなんらの禁止処置も無く流通している事を知って愕然とした。

実は大分の無洗米というものを入手したが、その袋には農薬を半分以下に抑えてと書いてあった。これは正直な表示であるが、有機ではとても採算が合わないのだろう。そしてその炊き上がりはどうも巧くいかない。少なくとも水気があってさっらとは炊けないのは日本の水稲の特徴だとしても、やはり胃に重すぎると感じる。そしてまだ試していない寿司でも作らない事にはその有難さは一度も感じない。現在購入している米は、キロ100円ほどである。今回のは400円ぐらいらしい。スーパーに同じように並んだら誰も買わない。日本食とはそうしたものであることを知らなければ馬鹿である。



参照:
「亀の甲より年の功」な健康 2016-05-15 | テクニック
安全デマ被害補償の一時金 2011-08-19 | マスメディア批評
山小屋の朝の味噌汁に舌鼓 2009-07-31 | アウトドーア・環境
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「亀の甲より年の功」な健康

2016-05-15 | テクニック
先日DLしたFoobar2000を遠隔操作できるFoobarConをタブレットにインストールした。最初は、PCの本体の方が正しくインストールされていなかったので、上手く作動しなかった。そこでPCとタブレット双方に正しくインストールし直して、更にWASAPI のプラグインも入れ直す。勿論PC側のファイアーウォールの許可を与えなければいけない。すると予想以上に上手く動き驚いた。

普通はこの手のソフトウェアーではWiFi経由でLANの全体にはなかなかアクセス出来ないのだが、これはあらゆるファイルをリストアップしてくれる。それどころか外付けのHDにもアクセス自在だ。これがスパイウェア―とすると完全にやられそうで恐ろしい。それでも本格的な遠隔操作で、タブレットからPCからのデジタル出力による音楽ファイルを好き放題に再生可能となるとUSB-DAC接続試聴には欠かせなくなりそうである。現在自宅で使っているあらゆるリモコン操作を凌ぐ扱いやすさである。

そこでもう一つの同様のアプリケーションFoobarControllerを試してみた。こちらはPCにインスト―ルする必要が無い。もう一つ優れているのは早送りなどが出来ることだろうか。グーグルプレーではこちらの方が圧倒的に評価が高いが、実際に使ってみないとその評価は分からない。これを使い始めたことでFoobarConの方にもこれのプレーリストも読み込まれた。

もう一つ、ラディオのストリーム再生であるが、これも基本的にはMP3などの提供をしている恐らく所謂PODCASTと呼ばれるものが読み込めるが、音質を考えると録音にはやはり役に立たない。但し、乍らでのラディオ視聴などには充分で、これを使えばタブレットから幾らでも放送局を選べるので便利である。

序に見つけた指揮者ブロムシュテットのミュンヘンでの練習風景を映画化したものを観るとついつい見続けてしまった。それもベートーヴェンの交響曲であるのにも拘らずだ。来年初めてこの指揮者の実演を体験する予定だけでなく、ネットで東北地震避難民の演奏会への招待とかそのアドヴァンティストな宗教的な姿勢以上に、90歳近いとは思えない心身ともに健康そうな人間性にも興味があるのだ。

第四交響曲のコーダーで一寸した作曲上のトリックを語るそのやり方に感銘を受けた。流石にバイエルン放送局はそこを見逃さずに第二ヴァイオリンの女性にインタヴューしている。「クール過ぎでなく、うまく言えないけど、構造というかそれが分かるのが素晴らしい」と、完璧に楽員たちに演説無しに面白みを伝える手腕は「亀の甲より年の功」である。楽師さんは昔と違って皆高等教育を受けていることになっているが、肉体労働者とまでは言わなくても頭脳労働者であるよりはスポーツ選手や職人に近い、そうした人たちに重要な点を感覚的に認識して貰うにはそれなりのコミュニケーションの技術が必要になる。そうしたことが叶ってこそ初めて音に出来るものがあり、その音を聴衆も理解することが出来るのである。益々、この指揮者の実演が楽しみになった。

週三回目を走ろうかと思って、パン屋に行く前に銀行へと車を走らせると、バスターミナルの向かい側に例の宿無し婆さんが居た。久しぶりに見る。こちらも対向車線の車から見たので、彼女も気がついたかもしれない。これは帰り道に声を掛けないといけないかと思ったが、幸か不幸か二つ前の角を曲がる用事があった。彼女が物乞いをしているのは見たことが無いのだが、その座っていた場所からするとそれ以外にはないと感じた。もう一度顔が合うとどうしても小銭では済まないところだった。



参照:
スギ花粉アレルギーの時 2016-05-12 | 暦
高額であり得ぬ下手さ加減 2016-03-25 | 文化一般
「自由な選択」のファーネス 2015-03-16 | 雑感
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同軸ケーブルを物色する

2016-04-26 | テクニック
USB-DAコンヴァーターを発注した。購入にあたり、付属していないデジタルケーブルを探した。その手のものは購入したことが無かった。理由はデジタル伝送は光学ケーブルを使っていたからである。勿論同軸ケーブルを使うことも出来たのだが、当時は光学の方が目新しく、同軸を使う必要は感じさせなかった。今回も光学も使えるのだが、同軸を試してみることにした。

更にアナログ変換されたオーディオ信号のためのRCAプラグ付きHiFiケーブルも一つ必要になる。今回は1mもあれば充分だと思って、探してみると適当なものが手元には無い。そこで現在CDプレーヤーとコンソールを繋いでいるケーブルを今回のコンヴァーターに使うことにした。それは長さが足りなくて、倍に延長してあるので接点が多過ぎてよくないからだ。それなら2m長の適当なRCAケーブルを新調するべくCDプレーヤー用に探す。安い物だが今使っている付属品のようなものよりは間違いなく良いだろものをウィッシュリストに入れる。そしてコンヴァーターには今まで使っていたものを回す。

もう一つはPCとコンヴァーターを接続するUSB-AとUSB-Bプラグのついたコードが必要になる。これは人が置いて行った古い1.8mmものが手元にあるのだが、金メッキではないので新しいものを探してみた。アマゾンのオリジナルが格安であったので、これをウィッシュリストに入れた。前回購入したUSBとマイクロUSBプラグのものがとても良いのをタブレットの充電時に知っているからだ。

さて同軸の方はコンヴァーターとDATカセットデッキの接続に使ってみることにする。知らなかったのはデジタル用にケーブルの特性インピーダンスで75オーム以上へと上げられていることである。嘗ての短波のアンテナなどに使った高周波用のものと変わらない。そして最近はオーディオ同軸のケーブルはこうしたものが普通になってきているらしい。

すると今度はLPプレーヤーのMCカートリッジとプリアムプを接続するフォノケーブルに関心が向かった。現在は付属してきたのだろう安物のアースコード付きのRCAケーブルを使っている。音量を上げるとハウリング音のような雑音が気になるのだが、そもそもプレーヤーの回転振動自体も馬鹿にならないので気にせず使っているのである。しかし、これも低抵抗のシールドの効いた同軸ケーブルを使えばよくなるかもしれないと考えた。

そこで調べるとモガミの比較的安いケーブルが検索に引っかかる。嘗て使っていたモガミではあるが型番号などは分からない。今でもマイクロフォンケーブルとしては定評があるようで、これはフォノケーブルにも良いかと思った。もっと短くても困らないのだがメートルものが安いのでそれを発注する。その型番2354というのは、芯線四本でメーター当たり0.083オーム、シールド部が0.012オーム静電容量94pFと数値的には悪くはなさそうである。



参照:
達成しそうなインフレ目標 2016-04-12 | 生活
変遷と過渡期を想う 2015-11-14 | 雑感
美しい世界のようなもの 2016-03-28 | 音
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エアーが入ったかエンジンに

2016-01-27 | テクニック
久しぶりに熟睡した。やはり昼間の運動量だろうか?そのお蔭で出だしは遅れたが、午前中に予定の仕事を終えた。午前中に起こることをあれこれ考えて、逸る心を抑えながら、朝食をしっかり摂って、見繕いをして、予備の手袋を持ってガレージへと向かった。

さて、キーを回すと昨日より状況は悪く、エンジンが掛からずにスターターモーターしか回らない。これは駄目だと思ったが、何が悪くなったのかと考えていると、隣の爺さんが前を通った。エンジンが掛からないのに気が付いたらしい。

一つの推測として、燃料切れである。「タンクを持ってスタンドまで取りに行かなければいけないか」と話すと、予備燃料を持っているということで、使わせてもらうことにした。爺さんは嫌われ者だが、いろいろなものを準備している。今までも電動ドリルなどでお世話になっているのだ。

昨年の暮れには肺炎で倒れて、退院後には赤十字のお世話になっている。そのような爺さんにいつもお世話になってしまうのが私である。準備が良いので、5Lのタンクを三つも隠していて、本当に危ない爺さんだ。それを漏斗も使わせてもらって、給油すると二発目に動いた。タンクは一杯にして返すことにして、急いで途中給油、そしてメーカーの支店へと向かうことにする。

少なくとも3L以上入れたのに、目盛りは直ぐに0Lに戻ってしまっていた。これはおかしいと思って、給油する。30L丁度入れて、問題なく再始動した。それでも停車時の振動など不明の面があるので、態々道端に停めて回転数や振動を審査する。

支店のマイスターに状況を話すと、測定計器で百ぐらいの点をチェックしないとエンジンの問題は分からないので、現在の状況は500回転ぐらいで少し低めだが、安定しているので先ずは様子見をするのがお得だとなった。実際に燃料計が充分に上がっていないのも空気が入っていて、回転数が安定しなかったのも、そうした影響も感がられるということだった。

実際に、今回燃料を入れて、回転数700ぐらいへの不安定な域にはあまり入らなくなってきた。すると、燃料内に空気が入っていたことからポムプが加圧して不安定さをよんでいた可能性もある。エアーの可能性が強くなった。すると燃料タンクを開けたときの負圧も今回は二回とも感じなかったことも説明できる。

前回給油をしたのは二週間以上前で、その間にフランクフルト往復などをしたが、問題が無かったのである。それが燃料が少なくなっても燃料計がまだ余量を示していたので走り続けていたのだった。実際には今までよりも燃料が無くなっていて、その間にエアーが溜まる条件が多かったのかもしれない。温度変化も大きく、そうした条件が重なった可能性も強い。

兎に角、先ずはタンクを抱えて燃料を徒歩で運ぶのを避けられた、レッカー移動を避けられた、修理を避けられた、レンタカーも要らない、なんとかこのままミュンヘンへ無事に往復できればとても有難い。



参照:
カラカラの状態の結果 2016-01-26 | 生活
二度寝することなく早朝走 2015-03-11 | 生活
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お目当ての録音をDL

2015-11-17 | テクニック
探していたサウンドファイルがネットにあった。FLACという可逆の圧縮方式になっていて、試しにDLして、WAVに戻してCDに焼いてみた。EACと称するフリーソフトを使用した。DLで付いていたCUEコードが、そのソフトで製作されたようだったからだ。

驚くことにCUEコードをWAVに書き換えるだけで、殆ど問題なくオリジナルトラック付きのCDRが完成してしまった。もちろん、音響的には原盤から焼いたCDとは違うが、デジタル解析的には完全な複製が出来上がった。

そもそもCD四枚組みの一枚に傷が付いて、修復作業しているうちに壊してしまった第一枚目のCDを焼いたのだ。だからオリジナルとの比較はしていない。その製品はCD最初期の1984年のもので、現在は入手不可能になっている。その後に規格化された工業コードなどは入っていない。だからネットでいつも探していたのだ。今回鳴らしてみて、三十年ぶりに落ち着いて通して聞けるのは嬉しい。

今回はとても助かった反面、恐ろしいと思った。FLACでこうして容易に交換、コピーされることで、なるほどこうなればCDどころか、アルバムも購入する人がいなくなる筈だ。最近はCD表面なども容易に印字されているようで、付属しているPDFで内容は全てデジタル化されている。こうした売れない商品に関しては誰も苦労してコピーする者はいないだろうが、場合によってはアジア圏で製作される偽物の方が金が掛かっていて、ブラックマーケットでより高価に商いされるなどということもあるかもしれない。

このCD自体はそもそも実況録音の記録であったので仕方ないのかもしれないが、現在においては実況録音放送はハイレゾナンス対応で、CD規格以上のスタディオハイファイが楽しめるとなれば、今後はSACD製品化でなければ太刀打ちできないということになる。

先週末発見して、DLしたお目当ての実況録音は、残念ながらMP4として動画サイトディリーモーションにUPされていたものだった。それに関する音楽的な面に関しては改めるとして、技術的な覚書としておこう。

今回は、MP4から画面を取り除いて、MP3もしくはCDに焼く作業をした。ディリーモーションからのDLはファイアーフォックスでヴィデオダウンロードヘルパーと称するものを使う。全曲で1.7GBだが、音声は圧縮されて、127kBt、44kHzのAAC(アドヴァンスド・オーディオ・コディング)形式である

そしてMP4をWAV変換する。VLCプレーヤーの変換機能を使った。HiFi装置で聞くためである。結果、全曲三時間四十五分の内容だから、変換されたWAVファイルは2.20GBと拡大される。これを三枚のCDに入るようにアウダシティーで編集する。

その結果なかなか面白い音響になっている。そのAACのアルゴリズムを見ると線形予測とかホフマン記号とかが書かれているが、どこでこうした音響効果が生まれるかは詳しく調べてみないと分からない。少なくとも印象からするとMP3がデジタルサウンドとして、その臨場感などが圧縮されて弱まっているのに対して、このAACはアナログ音楽的な圧縮でのHiFi損失が大きいようだ。どちらがHiFiかは何とも言えないが、音楽ファンの殆どはこれで満足してしまうかもしれない。



参照:
MP3でなにを聴くべきか? 2015-07-03 | 音
MP3で試聴する更年期状態 2015-07-28 | テクニック
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データベース化すべき怪我

2015-11-12 | テクニック
データーベースを開けようとした。すると、かすかな記憶通り、XPのスレーヴハードディスクを初期化するときにどこかにコピーしてしまって、直に見つからなかった。SMBネットを探して、ようやく見つけた。これをLINUXで使うことが次なる目標か?正直、ウィンドーズアクセスでも十分に使い熟せているかどうか疑問なのだ。LINUXに移植するとなると完璧にデーターベースを把握していないと難しいかもしれない。一先ずはXPで以前のまま使って処理したが、何時までもXPに依存しているのは気分が悪い。どうもMySQL-Workbenchで解決するようだが、弄るまでに少し調べてみないと分からない。

火曜日は沢沿いを走った。紅葉を写した道は、先週とはうって変わって、光り輝いていた。前日の嵐で全ての広葉樹は完全に裸になっていた。道には葉が溜まっているが、風で綺麗に道が開いている。折からの陽射しが眩しいく感じるのは、その移り変わりの激しさゆえだろう。この季節はあまり陽射しが強く差すことはないので、このような感じは初めてだ。午後を楽しみにしていたら天気予報通り、完全に翳ってしまった。

半袖半ズボンで気分よく走って、復路の最後の登り勾配の直線を走っていると、前から林業の車が来た。場所のあるところで走りながら車を交わし、道の真ん中に戻って暫くして、左足を挫いた。直ぐに歩けなかったが、少し歩いてから、最後はゆっくりと走った。前回足を挫いた時も、後ろからくるMBXを交わして直ぐ後だった。どうも横に動いて直後に挫くことが多いようだ。既に疲れているところで、左右の動きが加わって、直線運動が安定しないうちにこのようなことになるらしい。今回はそれほど痛めていないことを願うが、今後は注意しなければいけない。



参照:
久しぶりの新鮮な食感 2015-08-26 | テクニック
危険領域に立ち入る責任 2015-07-20 | 生活
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中立エコ試験の一覧表

2015-11-10 | テクニック
VWスキャンダル特集を、中立性が問われ同様に試験スキャンダルを起こした自動車クラブADACのクラブ誌で読む。記事は大したことが無いが、実走のNOx値と公称値の差異をグラフにしている。対象はEURO5とEURO6で、百種類ほどの乗用車である。最も酷い五台は、ジープ、ルノー、オペル、ランドローヴァー、日産で、KMあたり3200mgから1200mgほどで、規制値180mgから大きく逸脱している。EURO5で最も優れているのは、VWグループのスコダ、ヴォルヴォV40 、VWグループのセアート・レオン、スコダ・オクタヴィアン、メルセデスG350の100mgから185mgぐらいである。

EURO6で、ヴォルヴォ・S60、ルノー・エスパースDci160、ジープ・レンゲード、ヒュンダイ・i20、フィアット500xが、規制値80mgに対して、1200mgから600mgで、その後規制値超えが続いて、規制値以下の車は18種しかない。

BMW220dから始まって、メルセデス、アウディ、VW、などが並ぶ。最も優れているのが、BMW ・X6、シトロエン・C4、メルセデスV250、BMW218d、メルセデス・S300ハイブリットなどだ。要するにVWは技術的にはそれほど公称値との差が少ない方のようだ。

トヨタのプリムスは、燃費計算では2,1Lが3,6Lと逸脱も大きいが、三菱のアウトランダーのハイブリット1,9Lに対して4,2Lほど酷くはない。トヨタ車のNOxの逸脱値は全体の中間ぐらいで、他の日本車日産・Xトレイルや本田シヴィックほどは逸脱していない。スズキ・1,6やMAZDA・6、CX-5、ー3なども規制値を超えていることからすればVWのディーゼル技術力はそれらよりは決して悪くはないということらしい ― これは隙間産業の日本や合衆国などとは、技術力が異なるので当然のことだろう。

当然のことと分かっていることだが、時速200KMを超えるような出力をディーゼルエンジンに求めるとするならば、毒ガスを吐き出すだけのことなので、オットーエンジンと比較して環境に優しい筈が無い。ディーゼルエンジンに最高速度のリミッターをつけるなども方策も実用的ではないのだろうか。

2017年からのこうした実走試験方法に対処するためにこうした基準越えの多くの車種を各々のメーカーが技術的に解決しなければいけなくなる。



参照:
排出規制破局事態 2015-11-06 | 歴史・時事
すべては金で動くのか? 2014-01-20 | 雑感
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狙って、使い熟す技能

2015-11-08 | テクニック
今年ほど赤く紅葉することは珍しい。植生の違いもあって通常は黄色にしかならないが、大分赤みを帯びている。気候の寒暖の影響と想像する。それでも実際に写真に撮ってみると黄色どころか青みを帯びていることが多い。色目をマニュアルで狙いのままに表現する技術を持ち得ていない。ポストプロダクションで弄れば簡単かもしれないが、写す時の技術が欲しい。

八秒の露光は、三脚無しで、セルフタイマーを使うことで可能となった。数秒ならともかくそれぐらい長い露光をするとなると、昔ならば露光を計算してまともに写すことだけで素人には一苦労だった。ひょっとするとそれに合わせてフィルムを用意しなければ上手く行かなかったかもしれない。デジタルカメラの恩恵は甚だしい。

思えば、週初めに紅葉を写せると思っていたのだ。実際に写したのは火曜日だったが、霧が濃くて陽射しが十分ではなかった。そうこうしているうちに、葉が散ってしまうと思っていたが、穏やかな天気が続いて、そのまま色付きが深まった。これも珍しいことである。

冬籠りに伴ってNOTEBOOKのWIN8を主に使っている。それでもリモートコントロールしているLINUXとの相性があるので、オープンオフィースをドキュメントとして使う。すると、ワードの時はあまり気が付かなかった「最近使ったドキュメント」などの機能が欲しくなった。直ぐに書きさしのデキュメントなどを出したいからである。

WIN8が一般的に嫌われた原因はスタートメニューが使いにくくなったことにあると言われており、なるほどこうなると理解できる。そこで、ネットを見ると「最近使った」ものをRecentコマンドで出して、その一覧をフォルダ化しておけばよいとある。しかしRecentが見つからないのである。調べていくと、どこにあるかが分かった。それをスタートフォルダにして、それを更に下部のタブの中に書き加えた。そこを仕事始めにクリックすると前日からの仕事の続きがストレス無く始められる。

WIN8はこれで二年ほど使っていることになるが、XPと比較しても殆ど無尽蔵なほどの可能性があって、未だに驚かされることが多い。要はなかなか使いこなすのが難しいシステムのようである。



参照:
夏時間の終わりの気持ち 2015-10-26 | アウトドーア・環境
八秒と長めの露光時間 2015-11-07 | 生活
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複数端末のサンダーバード

2015-10-28 | テクニック
週末に電子メーラーの調整を終えた。冬ごもりに使うためである。サンダーバードを使うようになってからしばらく経つが、使いこなすには時間が必要だった。特に、やりたかったいくつもの端末機の間で同じように電子メーラーをシンクロさせるのはいかにも面倒そうだったので、時間がある時を待っていた。

結果からすると、外付けのSMBサーヴァーにフォルダを作ってそこにアーカイヴするような使い方は出来なかったが、LAN内のワークステーションの中のフォルダには何らかのシステムを上げておけば、違う端末であるNOTEBOOKなどから同じようにアーカイヴできる。勿論アーカーヴとはこの場合ネットからメールを落とすということで、NOTEBOOKで落としてもワークステーションで落としても全く変わらないということである。その為には使用するフォルダをワークステーションの場所に指定すればよいが、上手に設定しておかないとシンクロどころか通常のPOPやIMAPアカウントなども使えなくなる。色々と試行錯誤するのに予想通り時間が掛かった。序にNOTEBOOKでYAHOOメールなども落とせるようにしておいた。なるほど評判通りサンダーバードの機能性は高いが複雑に使いこなすには時間が掛かる。確認のために書いておくが、各種の端末においてそのOSには関係なく同一のアーカイヴが使えるのだ。少なくともWINDOWSとLINUXの間では問題がない。

もう一つ解決しなければいけなかったのは、WIN10アップグレードに纏わるGWXというのが邪魔をして、なかなか消去できなかったことだ。これにはとことん腹が立った。アップグレードをしないと決断した後に、何度もこれが出てくるのだから消去するために時間を掛けた。つまり簡単に消去できないスパムソフトなのである。今でもこれが再インストールされないように、Windows Update KB3035583を注意している。先ずは自動アップデートを手動に切り替えなければいけなかった。ネットで調べれば消去する方法が見つかるが、マイクロソフトがこれを悪質ソフトに認定しないのがおかしい。

要するになにが何でもWIN10へとアップロードさせる方針で、これが公正な取引に関する法律に抵触しなかった理由は分からない。なるほど連邦共和国の消費者保護センターがWIN10アップデートに注意を呼びかけた意味が理解できる。悪質なメーカーのソフトは金輪際使いたくないのだが、今でもLINUXに比較すると明らかにマルティメディアにおいては有利であり、完全廃棄にまでは当分至りそうに無いのである。



参照:
初めての蕁麻疹らしき 2015-08-05 | アウトドーア・環境
体温よりも低いアルゴリズム 2015-07-08 | アウトドーア・環境
天皇の「悔恨」の意を酌む 2015-08-16 | 歴史・時事
ただほどたかいものはなし 2015-08-01 | テクニック
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無駄ないインストールの結果

2015-09-24 | テクニック
LIXNUのインストールをようやく終えた。もうひとつのPCの容量が限界に近づいていたのでやり直したのだ。最大の理由は、VLCメディアプレーヤーが上手に機能しなかったことで、全ての方法を試してみたがダメだったのが思い切りの理由だ。通常に使うだけならばそれでも足りるのだがSMBサーヴァーからのメディアをストリームで再生しようと思うと他に適当なプレーヤーはない。一度DLしてからなどと言っていては大きな映画などのファイルは流せない。結局何が災いしていたのかは不明で、様々なコーディクスなどを一度消去して試してみたがダメだった。いろいろ弄っているうちに容量も95%を越えようとしていた。

そこで、今までそれ以外では完璧に動いていたSUSE12.3をスペースを作るべく酔っ払って消去しているうちに間違って、システムまで壊してしまうことになった。それならばアップグレードしようと思って、13.1から13.2へのアップグレードを見通して、13.1をインストールしようと試みたが、結局ブーティングのGRUB2が書き込まれないで失敗した ー 実は其の前に試した12.3のインストールは成功したもののプロトコールの問題があったのかネットに入れなかったのだ。もちろん、システムのスペースも今までの10GBから18GBまで広げたのだが、其の甲斐もなかった。そこで、一度失敗した記憶がある13.2を試してみることにした。これはシステムのファイルステムが今までのext4からBtrfsへと変わっていて将来的な拡張性があるようだが、どうもこれがXPとの共用などを阻害するようで、またブーティングを難しくする。そこで、ワークステーションの方は13.1を動かしながらオンラインでアップグレードしたのだが、其のおかげで最初に読み込むカーネルがうまく出来上がっていない。

そこで違うPCでもう一度試してみることにした。肝心のパーティションを切るところでは、慎重にシステムだけをBtrfsにして、その他は従来のシステムを守るようにした。また同時にオンラインでインストール出来るのでその機能を活かして、可能な限り、ログインした時にはある程度完成しているような形で行った。MBR領域にも書き込む可能性に加えたからなのか、不思議なことにブーティング領域を上手に完成させた。初めての成功である。残念ながらシステム領域を18GBまでしか取れなかったのであまり余裕もなく、ホームも僅か3,3GBしか確保していない。それでも完璧にインストールが完了したようだ。

そこからは「原状回復」を目指してあるとあらゆる無駄をしないように配慮して、ネット、メディア、スキャナー、プリンターなどをインストールしていく。メディアは慎重にVLCをコーディックスを加えてインストールする。今回は完璧で、直ぐにSMB設定を書き加えてストリームを試してみる。この設定を書くのがなかなか分かり難いようになっていて、アプリケーションの検索でSMBと入れないと出てこない。

プリンターはなぜかテストページが印字できなかったが、アップデートなどのDLをしているうちにできるようになっていた。最初の時点で3GBだったのが一晩中かかっていたDLを終えると5GBを超えていた。そこから、一通り終えると8GBを超えていて、そして日本語入力のMOZCを入れ、IBUS、FCITXなどの必要なプログラムを追加していく。其の時点で概ねの作業は可能となっていたのだが、サーヴァーとして使うことを考えるとどうしてもさらなるネットワークの構築が必要となる。

其の過程で、二つ目のスキャナーなどもインストールする。同時に一つ目のスキャナーもLAN内で共有したいと思い、ネットワークの使いやすさが求められる。結局最終的に行ったのは遠隔操作のVNCネットで、これならば一つ一つのパスを共有しないでもサーバーにあるものを遠隔で共有できる。其の結果、システムの容量は11GBを超えて、消去プログラムなどを加えて全体の65%までに相成った。

要するにLINUXもWIN7や8並に使おうと思えば、どのようなパッケージを使ってもシステムだけで10GBを超えてしまうようで、更にDLなどのアプリケーションをインストールすると簡単に15GBを超えそうである。

今回は外に広がっている領域をマウントすることは叶わなかったが、この方法でウィンドーズやLINUXのみならずANDROIDでも遠隔操作が可能となった。先ずはこれで冬ごもりの準備の一つが整った。暖房を入れていない場所のワークステーションやPCなども温かい部屋から、サーヴァーに入っていない資料ややりかけの仕事の取り出しや記録が可能となる。

マルティメディアやマルティタスクではLINUXはWINDOWSに比較してあまり利点はなさそうだが、LANの中で端末機とその他のサーヴァーを繋げて使うのには優れていそうで、電気代は掛かりそうだが、仕事の効率はあがるだろう。暖房代を節約する代わりに電気代がかかるのは問題だが、ある程度は仕方がない。

記録を調べると本格的に弄るようになってから一月以上かかっている。試行錯誤の連続だったが、やりたいやれそうなことはだいたい試せた。この間、DLだけでも延べ数十時間はかかっていると思われる。夜中中動かしておいたのも二晩ほどある。手は大分動かしたので、冬ごもりになったら今度はもう少し頭を動かして使ってみたい。



参照:
LINUXの初再インストール 2015-08-20 | テクニック
バランスが考慮される事例 2015-08-23 | 雑感
閉じ籠りの週末の総決算 2015-08-24 | 生活
記念日か、祝杯を挙げよう 2015-08-30 | 歴史・時事
ヴァージョンアップ準備完了 2015-06-15 | テクニック
他のことを書くつもり 2015-09-02 | 生活
UNIX譲りのLINUXの特性 2015-08-25 | テクニック
マウンティングポイント変更 2015-09-06 | テクニック
悪影響から逃れる方法 2015-09-10 | 生活
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加熱するコアーの状況

2015-09-18 | テクニック
日本からの中継を流しておこうと思って、LINUXでダウンロードしようとしてもとても時間が掛かった。再度リスタートすると、CPUがおかしいとの情報が出る。そこで、国会前からの中継はノートブックにして、BIOSなどを調整して、再スタートするとBIOSすら読み込まなくなった。このようなことは珍しい。初めてのことだ。BIOSを触ったところなので、初期化して再スタートすることにした。バックアップ電池を外して放電してから、再起動すると予想通り、初期化していた。そして、LINUX立ち上げると、それでもCPU問題は変わっていなかったようだった。

そこまでにしておけばよかったのだが、思い切って、CPU周りを掃除することにした。放熱のためのフィンを外そうとしたことは再三だが、今まで外せたことが無かった。そこで今度は少し力を加えると、放熱フィンが剥がれた。そして、CPUを外してみようと思ったのだが、カヴァーが外せなかった。そして一部を破損してしまった。そこで諦めて、フィンを元通りに戻すが、なかなか綺麗に嵌らない。あまり力を掛けたくないので、適当に元に戻して、電源を入れるとウンともピンとも始動しなくなった。そして警告ランプが、電圧装置のVRMかCPUが正しく接続されていないとあった。そこで、何度も試してみることになる。

もはや手の施しようが無いと思って、出し入れしていると、フィンにくっ付けてあるCPUが下のソケットカヴァーにこびり付いているのが確認できた。するとデュアルコアーのもう一つもフィンから外して、ソケットに嵌めこみ直さなければ行けない。そもそもCPUは弄りたくなかったのも、こうした致命的な状況になるからだ。

熱伝導のシリコンがこびり付いていたのだが、それを一部剥して綺麗にした。その分フィンへの熱伝導が気になるところだ。新たに購入して塗布するのも方法だろうが、先ずは管理してみよう。しかし、試験で少し動かすだけでも以前には感じなかった熱気がフィンから感じられるようになっている。掃除の効果なのか何か分からないが、これは一体どういうことか?古くなった熱伝統の材質がもはやマイナス効果として働いていた可能性もある。

流れている参議院中継や国会前の抗議の音を聞きながら、ただの黒い箱を、ファンを動かして、更にBIOSを新たに読み込ませてとなるまでに何度も試行錯誤の繰り返しだった。なんとか、CPUを確り嵌めることで、BIOSを読み込むことが出来た。そして、LINUXを立ち上げ、更に再稼動すると驚くことに今までに無くスピーディで落とせた。それでもやはりネットの画面形成の遅さは、XP並にも行かない。

やはりこのあたりがマルティメディアでのLINUXの限界なのか?そもそもカーネルが上手く作動していないようで、CPUの不具合などもその辺りと関係していたのかどうか?CPUの代替品も探しておく方がよいのか、どうか。



参照:
問われる近代の歴史 2015-09-13 | 歴史・時事
遥かなるフェアートレード 2015-06-28 | 雑感
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マウンティングポイント変更

2015-09-06 | テクニック
徐々に日が短くなって、家にいると、ついついLINUXを弄ってしまう。特に肌寒くなると夏の疲れもあって、出不精になる。困ったものだ。PCのプロセッサーの温度も38度を超えなくなっている。掃除したので音も静かだ。学ぶことも多いが、とにかく手を動かしてしまうと、知識が後先になる。それでも触ると俄然その背後のプログラムに関心が向かう。特に、試行錯誤してある程度の結果が出ると、なんとなく事情が掴めるのだ。それは子供の時から変わっていないようで、かつてのおもちゃのようなものだと壊してしまうのだが、ソフトはいくら弄ってももとに戻るところが嬉しい。

金曜日の晩から試してみたのは、新たなLINUXのネット構造で、ある程度は使えるようになった。WINDOWSにはなかったものがほとんどなのでとても刺激的である。その過程で疑心暗鬼となったのは、最初からLINUX外のストレージとして用意した二番の領域で、そこにLAN内でどのようにアクセス可能かという課題である。

そのポイントとフォルダは読み込んでも中身に到底アクセスできなかった。結局禁則などが外せなかったので、その領域を新たにマウントつまりデーターをそのままにネットでアクセス可能な場所にアクセスポイントを設置し直す必要が生じた。いくつかの可能性があって、まずはLOKALパスに入れてみるのだが、ここでは、禁則つまり編集権などを書き換えようとするのだが不可能なのだ。その原因がそもそも外につけた領域に関係するのかどうかも分からないので、益々疑心暗鬼になる。それでも読み込みだけは可能なので、一先ず整理して、再スタートすると何故かそのポイントが消えてしまっていて、もとのままに戻っていた。

USRのロカールであるから禁則も外せて、場所柄もふさわしいと思ったのに、ログインごとに新たにマウントするパスだったのだ。もちろん先にネットで調べてみたが、そのようなことは書いてなかった。そこで、今度は以前使ったことのあるSRVパスを利用してみると、なんとLINUXのみならWINDOWSでも読み込んでくれた。編集ができなくとも一方方向の利用でも可能性が出てきたので改めてログインし直すと、今度は他のデータが並んで肝心のフォルダが消えていた。そのような機能のあるパスであるから当然なのだが、何故か以前はそれで使えていたのである。理由はわからない。

そこで、とてもスタンダードなHOMEのパスに、新たにSTORAGEと称するフォルダを作って、そこにポイントを作った。するとどうだろう、この18GBほどのパスから900GBの領域が伸びることになったのだ。WINDOWSならば関連付けをすることしかできないが、これがLINUXの良さだ。これで少なくともLANのLINUXからはストレージの中も編集可能となった。



参照:
他のことを書くつもり 2015-09-02 | 生活
UNIX譲りのLINUXの特性 2015-08-25 | テクニック
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久しぶりの新鮮な食感

2015-08-26 | テクニック
パン屋の夏休みが終わった。久しぶりの新鮮なパンが美味い。前日は雨がちで行けなかったが、これでやっと平素の生活に戻れる。パンにつられて一っ走りした。GPSががたがたで一体どれぐらいの速さで走ったのかも一時間も走ったことになっている。訳が分からないが、バッテリー不足も関係しているようだ。充電である。

前夜から朝まで外付けHDに入っているデータをLINUXでコピーした。幾つかはコピー出来なかったようだが、比較的問題なくバックアップできたようだ。しかしUBS経由で十時間掛かっていた。予定では夜中に終わっている筈だったが、パン屋から帰ってきても動き続けていた。

さて、LINUXのアップデートをすると、インターネットに接続できなくなったので、アップデートのパッケージを吟味して、最後の最後まで危なそうなものを残した。そして最後の一つのデータのインストールで、案の定元の木阿弥になった。予想通りDHCPクリエントファイルが悪さをしていた。通信のプロトコールだからLANに接続できてもその後のインターネットでに接続できない稀な例を演出したのである。もう少し研究すれば回避の方法が浮かぶかもしれないが、先ずはアップデートしないで事足りる。それにしても百を超えるような数のパッケージからこれに目星をつけた自分を誉めてやりたい。

ともかく、これであとのシステム整備はじっくりと時間を掛けながら、LINUXを勉強しながら思う通りのシステムを構築したい。主要な機能は、LAN機能とマルティメディア再生だろうか。データーベースをウィンドーズから乗り換えるにはまだまだ時間が必要だろう。

2015年バイロイト音楽祭の「神々の黄昏」の放送録音の再生はまだ終わっていない。これもぼちぼちかと思う。大作なのでどうしても構えてしまったのである。そしてそれだけの価値のある仕事だろう。

またそろ、今期のCD落穂ひろいをしなければいけない。前回購入した中では、ヴィヴァルディーの歌劇がなかなか良かった。詳しくは聞いていないが、とても自然な音楽で、おまけのDVDは観ていないが、とてもよい録音をしている。やはりこうした珍しいレパートリーでもあんちょこなライヴや制作ではその作品の真価などは分からない好例だ。改めて詳しく書いてみたい。

隣の壁の写真を上げておく。七月の暑いときの仕事だ。まだまだその白さが眩しい。そして樋の赤銅もまだ輝いている。これで冬も明るくなるだろう。南向きの壁であるからその効果は大きい。



参照:
UNIX譲りのLINUXの特性 2015-08-25 | テクニック
地元の西瓜が美味かった 2015-08-14 | 生活
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UNIX譲りのLINUXの特性

2015-08-25 | テクニック
LINUXへ乗り換えた。そもそもデュアルブーティングシステムと称する二種類のOSを使う方法は二種類のHDであってこそ価値がある。一枚のHDでは、今回のように片方を壊すと手のつけようがなくなってしまうからである。それでも色々と試してみたが、今回は本当にウィンドーズに嫌気がさした。今までお世話になり、今後とも使い続けるものはあるが、将来的には使わないと思う。

今回試しているうちに自分のXPビジネスを使えば上手くいったのだが、30日間条項でその後は許可がないと使えなくなってしまうのだ。それも別料金で支払ったOSで、機械が壊れれば使えなくなるようなものの所持権まで犯されるの許せない。マイクロソフト商法は様々な批判があったが、まるで日本のソニーのようなコピー防止までしてつまらないものを売ろうとするなら非買運動をするしかないだろう。

そこで、ストレージにはウィンドーズを使わないでLINUXだけで構築することに腹を括った。使い慣れていないので不安があったのだが、こうして色々と試行錯誤しているうちに何とかする覚悟が出来た。そしてLINUXは無料なのだ。そして拡張性も高いので、WIN10程度なら追いかけることもそれほど困難ではない。

それでも念のために1TGBの900GB以上は、ウィンドーズのアクセスを考えてフォーマットしていたのだが、いざそこに600GB近いデータを移し替えようとしたら、そこにはLINUXから書き込めなかった。そこで、先ずLINUXの拡張性を生かして、パーティション機能からNTFSフォーマットの場所をFATでフォーマットして、その領域にLINUXに関連付けた。そしてLINUXのデーターマネージャーを使って、外付けしたHDからの600GBのデータをコピーする。流石にUNIX譲りなのだろう、これならばHDなどを増強しても使いやすいに違いない。

USBの速度で時間は掛かりそうだが、全部で十五万以上のデータをコピーする。フォルダの数が二万二千個である。フォルダを準備するだけで数分以上掛かっていたが、ウィンドーズでは感じられない計算機らしさというか、理路整然とした仕事振りはとても好感が持て、そして信頼感が高まる。特にウィンドーズでは、データの移送時に曖昧な動きしかしないのでいつも不安なのだ。その点でもLIINUXは優れているのかもしれない。



参照:
閉じ籠りの週末の総決算 2015-08-24 | 生活
ただほどたかいものはなし 2015-08-01 | テクニック
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