Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

はじめてのぺこぺこ

2015-10-01 | 雑感
カメラ用品のぺこぺこが届いた。強く埃をはじいてみる。手元のキーボードの細かなところに入っている埃も飛んだ。可也の威力である。勿論触ることの出来ないレンズやその他の場所では当然のことながら、圧し付けると減り込んでしまうような穴の形状のところでも綺麗に埃が飛んでくれる。

この間に、新しいカメラを調達した。昨年仕入れたソニーのサーバーショットに不満な点があったからだ。そのソフトの修正などの機能は優れているのだがマニュアルではなかなか扱いにくいので、重量が少しだけ重くなるキャノンのパワーショットを購入してみた。その最後の小型機と呼ばれるS120である。

大きさは一回り大きくなるが、重量は200Gを切っていて、当方の目的に適っている。そして、自動でも捕れるが、レンズ交換以外のマニュアル操作は十分に可能である。カメラケースも今まで使っていた大き目のものに入ることが分かって、何れサブ機になったときは山へも持っていくことが可能であることが分かった。

望遠は光学で五倍にしかならないが、デジタルを入れて十倍ズームであるから十分であろう。あまりまだ持ち出していないのだが、デジタルカメラでは初めてのフルマニュアル操作を楽しんでいる。日本では評判が良かったようだが、ドイツではどちらかというと専門家筋でもあまり冴えなかった。それでも現行機器としてよく出ているようなので人気はあるようだ。

さて、いざ撮影してみると、EOSなどの本格的なカメラも同じなのかもしれないが、マニュアルでも失敗することが無い。それは重々知っていたのだが、やはり使ってみて分かったのは、カメラのことは理解しているつもりが、全く身についていないことを自覚したのである。

つまり、速度や絞りを思うように調整しながら撮影することは出来ても、それが表現目的に合わせて瞬時に様々なパラメーターを駆使するには全く至らないのである。デジタル前のアナログのネガの失敗の量が少ないということなのかもしれない。それほどに試行錯誤をしたことが無いので、ここという時に判断が出来ないのだ。勿論、ある程度は写ってくれるのだが、狙った通りには写すには可也冒険と失敗を繰り返すしかないということらしい。

実用面では、IXYシリーズとは異なって、WIFI接続も時間は掛かってもなんとか使用に耐える。電池が弱いということだが、これは予備のものを含めて本格的に使ってみなければ分からない。タッチスクリーンも保護フォルムを張っても使えるようなので、これも使いこなしたい。

色目に関しては優れているようだ。ソニーの如何にもそれらしい色と違うのが良い。丁度それは普及品オーディオにおけるソニーサウンドに似ていて、キャノンの方はデノンなどに近く、あざとくないのがよい。

カメラで思い出したがここ暫くの日本製品の価格が上昇している。理由は定かでないが、連邦共和国でのインフレが進んでいるということだろう。



参照:
デジタルカメラの高機能 2013-10-06 | テクニック
歴としたシナ製を愛用する 2015-02-01 | 雑感

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