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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

サッカー場規模の表面積の吸着力

2011-02-21 | テクニック
周知の如く、トヨタや日産が、其々ハイブリッドや電気駆動の分野で世界をリードしている。それに対して、ダイムラーやBMWといったドイツの企業は水素の利用に余念がない。その最大の利点は、容易な原料の調達や環境への配慮だけでなく、総合的なエネルギー利用のシステムからも重要視されている。

所謂エコエネルギーと呼ばれる風力や太陽熱に代表されるそれは天候などに影響されるだけでなく、核エネルギー発電も同様であるが電気として貯蔵するコンデンサーの貯電量が限られていることである。そこで最も利用価値が高いのは、各家庭で大きな電力エネルギーとして貯蓄できる自動車であり、電気との変換の容易なガスによるエネルギー利用の乗り物である。つまり、自動車のエネルギーとして、そうした貯蓄の出来ない電気を利用する方法が、エコエネルギーの実際的利用として重要な課題となっている。

水素利用の自動車は、その液体化やその高圧縮などによって、爆発の危険性もあることから、その気体自体を如何に効率よく移動させることが出来るかが悩みの種であった。そして合衆国のガイドラインによると2015年までに重量比9%の貯蔵率が自動車に課せられたのである。要するに、ある重さの量を移動させる場合、それに見合った気体の貯蓄が出来ない限り、その移動距離も効率も実用に至らないというものでもある。ちなみに五百キロの移動距離を獲得するためには四キログラムの水素が必要となりそれを貯蔵するために最低四十四キロ以上のタンクの重量が概算できる。

そして今回サイエンス誌に掲載された最新論文が注目を浴びることになる。キャリフォルニア大学のロスアンジェルス校のオマール・ヤギグループの研究は、従来から推し進められていた通称MOFと呼ばれる有機金属の枠に如何に多くのガスを詰め込むかという課題を、殆ど実用化可能の域にまで実現させたということである。

そのMOF-201と名づけられた錫の軽金属素材は、一グラムあたりの表面積が6240平方メートルとサッカー場の広さほどになり、上のガイドラインをやや下回る8.6%の貯蓄率を達成している。具体的には、この枠組みを液体窒素で零下196度まで冷却することで、大量のガスを吸引させている。そこでは、素材内側に弱い吸引力が働いて気体分子を引き付けるようになっている。要するにファン・デア・ウァールス力がそこに働いていて、その多数の穴に気体分子が吸着する。

当然の事ながら冷却の手間やコストは無視出来ないが、他の多くの試みや方法に比べると、この方法は多くの点で利用価値が高いといわれている。その一つに、他の方法では熱の出し入れが多いのに比べて、ガス自体の吸入に時間が掛からないことある。もう一つは、水素ガスに限らず、メタンなどの既に問題解決済み以外の気体においてもこの技術が応用できることである。

将来の自動車に思いを馳せれば、内燃機関の利用と電気駆動のハイブリット技術が合わさった所にあるのは間違いなく、現行のそうした技術が総合された水素自動車であるに違いない。



参照:Bald auch Erdgasautos mit größereb Reichweiten, Uta Bilow, FAZ vom 16.2.2011
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空気バネの車が欲しくなるとき

2011-01-24 | テクニック
朝から晩まで十二時間は息つく暇が無かった。なんといっても車を見せに行くのが余分である。担当のマイスターを呼び出してガレージに落ちていた棒を見せると、髭面に笑みを浮かべた。

「何か分かりますの?」と問うと、

「ショックアブソーバーですよ」と即座に答える。

「ああ…」、

「偏ったり乗り心地がおかしくなかった?」。

なるほど、今朝も出来るだけ穴に当たらないように避けて走ったのだが、それでも反動はきつかった。しかし、そのものが折れているとは気がつかなかった。一昨日覗いたときにもバネが確り付いていたように見えたからである。

なるほど、それが下に落ちる前の金曜日の帰り道も反動が直裁だった。コイルの役三分の一周が折れて、短く達磨落としになっているから、別に問題なく走っているのであり、マイスターが言うように左の車輪が深く落ちている。深い雪の中に突っ込んだときに折れたのである。

確か以前の車でも十年ほどたったときに取り替えたような気がするが走行距離が大分違う。それでも代車代も出そうとしないところを見ると、通常の傷み方なのだろう。この車自体が、バネが深く沈んで、カーブでの傾きが強すぎるのが最初からその設計上の問題ともなっていたのだが、こうしたところにもその特徴が表れるようである。さて、夕方か明日の朝かと言っていたぐらいだから、手安く交換できることを願っているが、請求書の額がとても気になる。

ショックアブソ-バーであるから、舞台に上げて車輪を浮かせば、問題なく取り替えられるのだろうが、どのように固定してあるのだろうとまた興味が湧く。空気バネの車が最近は超高級車でなくても付くようになっているが、その量産化された機械的な安定性には疑問があった。しかしこうしてコイルが折れることを考えると、次の車は空気バネの方が良いかなと言う気がしてきた。

人の車を貶すのは良くないが、レンタカーのAクラスの新車は全然良くなっていない。最初からエルヒテストで問題が多かったが、完成度が高まった印象が全く感じられない。何よりも内側が小さいにも拘らず胴体が大きく、車庫入れが殆どSクラス並みである。特にサイドの鏡を入れると、車庫入れがとても難しく、舵もとても切りにくい。それでもスマートのように商業的に失敗はしていないようであるから大したものである。

代車代を払わなければいけないので、有効利用しようと思って、早速手が空いた午後に最寄のIKEAに車を走らせた。
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知らず知らずの内に悪化

2010-11-24 | テクニック
大分体調は戻ってきた。もう一息である。今晩は先日飲んだ南フランスのシラーに南アメリカ土産のニッキを煮たものを合わせ、蜂蜜で甘くして、レモンの輪切りで酸味をつけたホットワイン、グリューヴァインを飲んで寝る。明日から正常化したい。

イランのウランの精製施設でのスタックスネット被害は、恐らくCIAなどの反イランの国際的組織の犯行に違いないと更に証拠が固まってきていると言われる。サイバーアタックは当然ながら、何もイランに向けて行われるだけでなく、強い武器を持っているものの反対陣営は何時も狙われることになる。しかしそのウイルスを製作するには可也の財力と大組織が必要になると言うことである。例えばジーメンスの七工業制御システムを攻撃するためには、その制御システムの隅々まで把握して再構築していないとことをなせないと言われる。

核分裂のために有用なウラン235の精製作業において、毎分百万回転と言うような超高速の分離機の電気モータの速度を本来の制御と分からないように変えることで、その生成の効率が落ちることは当然であるが、最も危険な振動によってその施設自体の耐久が劣るだけでなく破壊へと追い込むことが出来ると言うのである。ウラン235の精製が上手く進まなければ、発電だけでなく、核爆弾の製造に大きな影響を与え、更に折角の精製施設が壊れれば資材の供給が出来なくなる。

こうした攻撃に対して西側の工業先進国が十分にその対策が出来ているかと言えば可也怪しいと言われており、コムピュータ制御が無ければ何も出来なくなっている現代社会では、こうしたサイバーアタックが核爆弾よりも強力であると言うことだろうか?

個人的には先ずは感染したウイルスを完全に克服することに尽きる。しかし、感染がよく分からないと言う意味ではエイズだとか、癌などの症状にも共通していて、知らず知らずの内に悪化しているという状況を思い起こさせる。



参照:
Die Angreifer kennen ihr Ziel offenbar ganz genau, von Frank Rieger, FAZ vom 18.11.2010
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金が金を生まないシステムとは

2010-11-21 | テクニック
ボーズ社訪問の記事が載っている。アマール・ボーズ率いる千人以上の音響会社ではただ唯一のオーナー社長の会社である。その製品を使っている人なら必ず目にしているフレミンガム市はボストンより三十マイルほど北西にあるらしい。そのこの会社の正面には、Treat your next with respectと大書きしてあって、まるで白人アングロサクソンのプロテスタンティズムの会社のようだと記者は驚く。

なるほどボーズ博士自体は、先の大戦時にはインドからの貿易の船が泊まってしまったインド人貿易商の息子で、子供のときから家業の修理屋を手伝うことになって、ラジオなどの電化製品を修理する技術を身につけたようである。その後、当時から恐らく今以上に名門であった工科大学MITで、フォンノイマンらとマーシー協議会のメンバーであったノバート・ウィナーに数学の手ほどきを受けたようで、同じく教師であった電気工学のリー教授ともその後に渡って長い付き合いとなっている。

その数学的な領域での教育もさることながら、有名な音響機器へのアイデアが芽生えたのが、数値的なスペックを調べつくして貯金して購入した音響機器装置が自らの想像に反して失望を与えたことからとあるのが面白い。ヴァイオリンも習ったことのある本人にとっては、音楽が指輪の前夜祭「ラインの黄金」の前奏曲のように規則正しい雑音の波にさらわれるのが我慢なら無かったようである。我々嘗てのHIFIファンならば、つまらない部署などをいじったりスピーカーのセッティングを変えたりと、それを趣味としてしまうものとは違い、六十年代の終わりにはボストンシンフォニーで音響テストをして一定の学術的成果が現れたようで、ドルビィ博士の件と紛らわしいが、大学での研究自体がSN比のような相対的な信号の認識を扱っていたようで、上教授らが進めていたサイバネティックスと呼ばれる分野となる。

新たな学問が全てそうであるように、ウィナー博士がその爾来の近視から、カレッジ内を真っ直ぐに教授室に辿り着くことが出来ずに、寄り道をしながらのサイドウォーク繰り返していたことから様々な分野の研究が融合される業績となって、リー博士と共同でベル社にパテントを譲渡した非直線コミュニケーションシステムが現在のサテライト通信などの基礎になっているのを思い出せばよいのだろう。もう一つのエピソードも抜かせない。カレッジのクラブハウスでのパーティーでコートを掛けていたのだが、近視でそれが確認できなかったから、最後の一人がそれを持ち帰るまで待っていて、残った一つが自分のものだと確認した話である。

そのウィナー博士が言うには、中国が永く技術大国であった背景には、軍人や商人などのよりも、職人や学者を重んじた儒教の教えがあるとなり、まさにボーズ博士が、悩みの中を中庸の精神で「音響技術のビル・ゲート」ともならず只の研究者でも無く活きている姿がそこに見えるように報告されており、まさに社訓に表れているのはコミュニケーションとしての社是でもあるのだろう。

世界の多くの愛好家には、訳の分からないその流通システムなどがまるでマルチ紛いに映るのもこうした背景が分からなければ仕方ないのである。まさにコミュニケーション学に於けるそれが実証されているのかもしれない。またそうした研究環境があっての開発と言うことで通常ならば考えられないような期限の無い研究から世界初の自動車の電動ショックアブソーバーシステムの発表へと結びついているらしい。実際にボーズ博士の授業を受けた前ホプキンス大学総長は、その形式の無い授業を回想しているらしい。

あまり業界関係者が口にしたがらない、ボーズの二つ目の成功製作品であるライフスタイルで、バッハのサロン音楽などを鳴らしながら、こうした金が金を生む経済に流されず、只の金満家向けハイファイ市場にも関与しなかったこの企業体のその社会的な文化的な意味合いを考えずにはいられない。

今晩から雪になりそうだ。予想通り二日ほど続けば、地面がそれ程冷えていないとしても積もるかもしれない。昨夜寝る前から咽喉がガラガラし出したが、軽い風症状である。昨日の早朝のトレーニングが堪えたのか、ここは己の基礎体力が問われる。十三分の走り、高度差二百メートルを上がり三十五分経過、水平道で息を整えて、一気に下り降りて、丁度一時間の経過であった。決して体調は良くなかったが、走行速度は落ちなかった。そして、今年最初の病の前触れである。七転八倒した苦しんだのは何時だったかと記録を見れば丁度一年前ほどであった。やはり、太陽の陽も拝むことが少なくなり、抗体システムが機能し難くなると思われる。今日は、野路菊茶でも大量に飲んでゆっくりと休みたい。明日はまた朝から忙しそうだ。



参照:
豚インフルエンザに違いない 2009-11-25 | 生活
豚に克つ奴だけが生き残る 2009-11-26 | 生活
くしゃみの出そうなゾクゾク感 2010-10-12 | 暦
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実験資材の激しいバラつき

2010-11-16 | テクニック
ドイツの大学が産学協同で行った試験を日本でも再現したいようだ。EUのガイドラインが嘗ての米国のそれに成り代わってありとあらゆる部門で知的創造物の指針を示すようになった。EU統合前からもっとも期待されていた分野であり、こうして文化的な牽引車であるべきことには間違いない。

上の研究施設にしても実際は消費者保護などとも深く結びついていて、研究母体は大学であるがその実は工業高等専門学校やカレッジ形式の研究内容となっている。それは欧州における高等教育の大衆化とバカロレア教育制度の進展とも深くかかわっているが、それはまた改めて論じるべき問題である。

上の研究の報告書に目を遣ったが、通した訳ではないが、科学的な実験結果としての誤差の補正やその他の前提が重要になることとは別に、とても面白く感じたのが家庭生活にかかわる所謂「暮らしの手帳的」な実験なのでその素材となる前提条件が一般のスーパーなどで購入出来る商品がそれとなる。

そうしたスーパーに並んでいる商品のばらつきと言うかその内容に関してはあまり信用出来ないと言うのが私自身の経験である。先ず、普段の家庭生活で使用するようなケミカル類は、新商品への頻繁なマイナーチェンジでロットごとの商品管理を立派にしていて、「同価格で容量が増えました」と言うときには必ず生産者は何らかの匙加減をしている。

最も顕著な例がシャンプーで、容量が増えて、そのあと通常製品に戻るときには必ずと言っていいほど液が薄まって水ぽっくなっているのである。そして新たな成分の添加などで新商品の発売を繰り返していく。結局価格が上がるだけで、内容は決して良くなっていない。それでも不正にならないような手練手管を駆使している。

そうした商品開発に反発したノンブランド商品もあるが、それも少し売れるようになると商業的な色気を出して新商品などを開発してくる。果たしてノンブランドの良い所は価格が安いことに尽きるのである。
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スパイボットと称するウェアー

2010-10-03 | テクニック
先日のスパイウェアー問題は比較的スマートに解決した。スパイボット・サーチアンドデストロイと称するソフトで一時間半近くかけてサーチさせて、八十個ほどの問題あるデータを消去した。

一つはスパイウェアーで、一つはトロージャンC-05と呼ばれるものであった。明らかに後者が今回の元凶であり映像編集ソフトにくっついていた。前者は180Search Assistantと称する所謂アドウェアーのようであった。

そもそもこうしたソフトウェアーを一切使わないのは疑心暗鬼ゆえで全くそうした製造元を信用していないからなのだが、今回のは銀行の推薦になっていたので少なくとも悪徳のソフトではないのだろう。いずれにしてもフリーのソフトウェァーしか使わない方針なので、こうした推薦は助かる。

気になったので、ワークステーションの方にもそのソフトを走らせてみることにした。そして驚いたのは、こちらも四十一個の問題あるデーターが確認されたことで、トロージャンこそなかったが上の同じスパイウェアーが一つだけ見つかった。その他はパプスと呼ばれる予期されないプログラムとのことであった。

先ずは全てを消去して、なにか効果的な違いが生まれるのか観察してみないといけない。そして何処から感染したかと考えれば、間違いなくフリーウェアーのダウンロードとインストールからなのである。
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棒にあたり牡丹餅が落ちてくる

2010-08-28 | テクニック
青空が出たり、雨が降ったりの典型的な秋の空となっている。昨晩はまたネットからいろいろなものをダウンロードしていた。そのお蔭で、富士通・ジーメンスのノートブックのためのソフトウェアーをダウンロード出来た。興味があったのは、ラウンチ・マネージャーと呼ばれる、ボタン式コマンドのソフトウェアーなのである。ボタンを押さなくてもオートスタートで、WLANに入る方法がないかと、調べてみたのである。

オートスタートのコマンド計画の中にそのEXEを入れても動かなかった。だからアップデートの可能性を検討した。結局それの新しいものは見つからなかったが、WLANのソフトを見つけた。日付が2004年になっているのでまさに新しい暗号システムのそれだと直ぐに分かった。

ここにも書いたが、従来のの2003年リリースのソフトではWEPという如何にも素人にもハッカー出来そうなそれにしか対応していなかったのであるが、当然ながらその後のソフトではWPAに対応している。

早速、WPAで入れてみるとちゃんと繋がる。そしてWPA2でもWLANにアクセス出来た。これで、今日のスタンダードな安全性は確保できた。WLANでオンラインバンキングは控えていたのだが、これで先ずは普通に使えるだろうか。犬も歩けば棒にあたるというか、棚から牡丹餅というか、思いがけずに気になっていた安全対策が解決出来て喜ばしい。無駄に夜中まで起きていたのではないとなるのが嬉しい。

古い電化製品をいじっていると、メモリーのボタン電池が切れていて十分に作動しないことが殆どである、腹立たしいのは取扱説明書にその電池の存在すら触れておらず、取り替えにくい位置に設置してあるような製品である。十年以上は使わせる気がはじめからないのである。

昨晩ダウンロードをしていてまたまた驚いた。ハリウッドのB級映画どころかフランス映画などのDVDの売れているものも殆ど無料でDLできるようになっている。一体こんな状態ではその合法性の確かめる余地もない。音楽のDLには縁遠かったので、ゴーグルをはじめとする「表のサイト」でこれほどの材料があるとは知らなかった。

その裏にはゴーグルなどや使われるソフトウェアー開発の企業体の戦略も見え隠れするので、通常の著作権侵害よりも性質が悪いような印象がある。そして何故か、当方のDL速度も上がり、ニュースサイトの映像がすんなりと見れるほどになって来ている。映画であると五百MBほどなので、ものによっては二十分ぐらいでDLが完了してしまう。

木曜日に、先日紹介したポテンタ女史の朗読CDを注文した。皆が挙って書籍を買うので、それでは面白くないから殆ど書籍と価格の変わらない三枚組みにした。女優作家が、簡潔な文章を全文を朗読する録音を買わないわけにはいかない。



参照:
あまり暗号化出来ない暗号 2010-07-31 | テクニック
バルコンでPCで寛いだ午後 2010-08-02 | アウトドーア・環境
ラーメン屋の掘り炬燵での風情 2010-08-17 | 文化一般
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小型外付けHDDへの期待

2010-08-12 | テクニック
USB接続の外付けハードディスクを注文した。そもそも外付けなどあまり興味がなかったのである。どうしても付け外しやバックアップなどというややこしいことを想像させて仕舞い、なにもそこまで無理をして大量のデータを溜めようと思っていないからである。

それでも新規のLANのルーターにそれが付けられるようになっていて、まるでサーヴァーのように使えるとなる話は違う。更に、現在PCで保持しているいくつもの内蔵ハードディスクのキャパシティーよりも大量のデータが、それも百グラムという旅行に持ち歩ける手帳サイズになっているとなると食指が動いた。

USBスティックも調べたが、同価格帯でその十分の一程の容量しかなく、何よりも転送速度が遅いとなるとやはり同じような使用には使えない。なるほどハードディスクは物理的なショックには弱いので、その点は欠点であるが、それほど持ち歩くこともないので、暫らくは問題ないであろう。

そして今使用しているノートブックのハードディスクを出来る限り空けて、あまりRAMに負担を掛けないようにしたいのである。今まではノートブックはサブでしか使わずモーバイルとして主に使っていたのであるが、今後コードレスの手軽な末端機器として使用するには、今回の購入への投資は必要十分のものとなるだろう。コレスポンデンスに使うのが主であるから、力はなくとも古いノートブックでもなんとかなる。

普段写しているような写真やVIDEOなどは、もはやPCの方に記録しておく必要はない。ハードディスクが壊れる前に必要なものだけは保存しておけば良いから、ワークステーションやノートブックなどにはもっぱら仕事をして貰えば良い。はじめての外付けハードディスクが、それなりに大容量で小型となると、それだけでなかなか待ち遠しい。



参照:
キリギリスの夢を描きながら 2010-08-09 | 生活
バルコンでPCで寛いだ午後 2010-08-02 | アウトドーア・環境
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あまり暗号化出来ない暗号

2010-07-31 | テクニック
運動せずとも腹が減った。本日新しいモデム兼ルーターが届いた。回線の切り替えは八月四日になっているが、低速では使えるのだろうと交換作業に入った。

あんちょこの説明用紙をじっくりと勉強して、滞りなくコードを繋ぎ替えて再オンラインを果した。速度に関しては、交換以前と全く変らない。YOUTUBEが一回で通して見れないぐらいだから、今までと全く同じで1000BYTESが限界である。一週間以内の高速化を楽しみにしておこう。

もう一つの大きな進展はコードレス化である。ホットポイントではオンラインした事があるが、自分のシステムでは初めての経験である。そこで結構苦労した。結局使用したいノートブックの古さが問題となったのだ。電波は受けていてそれを関知しているのに全くオンライン出来ないのである。もちろん暗号を用意してそれを手動でも入力してみるのであるが、全く認証してくれない。

PCは六年しか経っていないのに、その暗号化システムが古くなっている。ソフトの問題ならばなんでもないがハードのROMの問題のようで、ルーターの暗号化システムを古いものに合わせる必要があることを、詳しい説明書を読んで納得した。ケーブルで繋げばなんでもないのだが、それでは折角のシステムを有効利用出来ない。

つまり現在はWPA・WPA2と呼ばれるウイフィ・プロテクテット・アクセスと称する暗号化承認システムが最も安全なそれとされている。丁度上の富士通ジーメンスのノートブックを購入した後に一般化されてきたシステムであるようだ。そこで、古いシステムWEPと呼ばれるワイアード・イクイヴァレント・プライヴァシーと称する暗号にすると認証出来た。

正直、64もしくは128ビット要するに十桁、二十六桁の暗号などは素人でも簡単に解読ソフトを使用すればものの二分もあれば解読十分である。要するにいくらでもLANに進入出来る。更に、今回気が付いたのだが、既に三つ以上のネットがこの界隈に漂っていて、恐らくお向かいの役所のそれも交差しているような地域で、果たしてこんなコードレス電波を飛ばして良いものかと思うのだ。

防御手段としては、アクセス権を与えるフォルダの中身を本格的に解放してしまうことだろうか。どうせ他人にとっては何の興味も湧かない内容である。まさか人の印字機を勝手に使って何かを印字する者もおらんだろう。勝手に入れてくるFAXの広告のようにである。

現在ではそれぐらいの対処法しか気がつかないが色々と研究してみよう。いづれにしても健在のノートブックに内臓の無線LANを使用している限りは、安全性は限られそうである。
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観光資本化されている近代工業

2010-05-21 | テクニック
南ジュラ山地のセルドンという町で遊んだ。そこはロゼーのシャンペンだけでなく、銅細工で有名である。その工場を見学した。驚くのは、近代が其の侭残っている工場である。二十世紀の初めにはまだ何十人もの人が働いていた、そのままの工場で今も観光客を相手にしながら生産を続けている事である。ドイツでは考えられない初期近代化其の侭の、太い皮のベルトが撓みながら回る光景をはじめて見た。

それを其の侭観光客を入れて動かすところも大胆極まりなく、フランスは凄いなと思わせる。恐らくフランス人にとってはああした施設は老朽とは映らずにクラシックと映るのだろう。とても危険なのであるが、事故が起きた様子もない。我々の仲間が、「どうもフランス語が分からないようですね。注意して上げてください」と声の大きなドイツ人として注意されていた。日本人から比べると遥かに注意深そうなドイツ人でも、ここへ来ると殆ど呆けているようにしか見えないから面白い。

辻調の辻芳樹さんか誰かがここを訪れているようだ。なるほど手で打った銅の鍋類は三つ星レストランでは欠かせない調理道具なのだろう。我々素人には手入れもあり大変使い難そうだが、細かな火の使い方が出来るのだけは良く分かる。

最も興味深いのは、その動力を水車から引っ張っている動力系で今でもそれが使えるようになっているのは驚いた。水車小屋などは結構頻繁に見ていて、近所にも無いことはないのだが、そうした製紙工業や粉付き小屋のような実際に使われている施設は、産業自体の崩壊から殆ど跡形もなく無くなっている。その点で、フランスの山奥でこうしたものが、再び観光資源件特産物として産業になっているのはとても面白く。それが近代工業であるというのが、結構この二十一世紀の今日を映し出しているようだ。
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その質に至っていない企業哲学

2010-05-20 | テクニック
先日のフランス行の行き帰りはレクサスのSUVに乗せて貰った。400hとか呼ばれるハイブリッド車である。何よりも良かったのは町走行などの流しの時のノッキングすれすれにエンジンが吹かない快適さと、僅かにアクセルを戻すときに充電してくれる心理的な嬉しさ、山下りのエンジンブレーキ充電の楽しさだろうか。

正直、車としては、ブレーキの制御も悪そうで、環境音の音作りも全く出来ていないので、高級車として求められる品位は無い。更に座席ももう一つ上手く合わせる事ができなかった。車高が高い車なので弾くようなアルファロメオ的なバネの造りは仕方がないが、同じような価格で空気ばねを使う高級車がある事を考えれば決して割り安な車ではないだろう。

それにしても、ハイブリットの複雑な制御は見事なもので、初物を出す限りそれだけのソフトウェアーの不良はあって当然と思われ、その制御が完璧になるには大分の年月と事故が不可欠なのも理解出来た。エアバス社の初期のコンピュータ制御が不良で大型旅客機が墜落したのも記憶に新しい。

少々の犠牲者が出ようとも保証金を支払うことで、パイオニアワークを市場で定着させようとトヨタが考えても、それに見合うだけの十分なほどの市場があるならば不思議では無い。

しかし、そうした企業精神や開発の方法や哲学は、どうしても好きになれない。それは丁度その車が高級車として今一つその質に至っていないことと相似しているように思われる。
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薄暮に冷蔵庫から射す冷たい光?

2010-02-28 | テクニック
先日注文したサーモスタットが届いた。早速準備していたように設置する。そしてテストである。もちろん何事もなく電源が入り、冷蔵庫の奥の壁に霜が付き出す。そして、暫らくすると電源が切れた。

順調であるが、今度は温度が上がって行って、適当な所で再び電源が入らないといけない。何回も冷蔵庫を開けて、ワインの瓶などの冷たさを確認して見るのだが ― 庫内ランプはドアスイッチを直したが電球が壊れているのでまだ点いていない、なかなか電源が入らないのである。待ちきれずに、設定温度を高くして暫らくするとやっと電源が入った。

次ぎは設定温度を低くしてと何度かテストした。そうこうしていると既に十年ほど前に問題があったその状態を記憶で再現出来た。同じ人間であるから十年前も後も同じようなことを考えて、当時サーモスタットを分解して壊したのであった。当時予期せぬ時点で電源が切れて、「コムプレッサーが壊れて仕舞って替え買い」と考えたので、手を加えたら作動したのであった。

その際に、サーモスタットを調整しようと思って完全に壊してしまったのであった。それを全て忘れていたが、人間は同じような状況に追い込まれると同じような思考をするのである。さてここでその構造をおさらいしておく。

写真で見るアルミの髭の一方の先を冷蔵庫の壁に埋め込んで、其処が凍るとその凍りついた温度がもう一方のサーモスタットの方へと伝わる。そのブラックボックスの中に銅版のカチカチのような曲げられたバネがついていて、冷やされると板バネ自体が裏側へとひっくり返るようになっている。つまり常温では電源が入るほうに反り返り、零下となると切れる方にそりかえる全くの機械仕掛けである。原始的な温度による形状変化機構と呼んで良いのだろう。

当時、その機構に驚いて、今時こんな小さな手作りのような細工の部品を安く作れるのだろうかと友人のエンジニアーに話したことを思い出す。結局タイかどこかの町工場なら工賃が出るかも知れないということになった。

テストで分かったように、問題は温度上昇しない限りマイクロスイッチが入らないことである。その点は、なにも温度による伝導率変化や形状変化を電気信号化もしくはデジタル化するセンサー機能を庫内の各所に配置したものではないので、ある意味タイマー機構と比べてそれほど利点がある訳ではない。しかし、良く考えてみれば冷蔵庫というのはもともと氷化してはいけないのでこれで良いのだ。冷凍庫自体は、冷蔵庫以上に冷えているということで氷化したままの状態で推移する。

最も重要なのは庫内の温度の変化が少ないことであり、凍結する必要はそもそもない。これで最も下の棚にいれてある酢や、ピクルス類も凍ることはなくなる。そして何よりもワインが何時でも適温で飲めるかと思うと楽しみである。

電力消費に関して推測すると、冬季の氷結した冷蔵庫と適温のそれとでは大分違うだろう。恐らく、一日で実働時間は六時間以下になるに違いない。夏場は逆に十五時間以上だろうか。庫内ランプを直すと、15Wほどで熱も出すので電力消費は上がるが ― そして冷蔵庫用ランプが高価だ、夏の日暮れに冷えた飲み物を取り出すとき、冷蔵庫の中から冷たい光りが薄暮の室内に広がるのを想像するのが嬉しい。

そして何よりも今まで凍ったり腐ったりしていた生鮮食料品が、少しでも長持ちするのではないかと期待している。



参照:
一日17時間稼動の労働コスト 2010-02-24 | 生活
タイマー仕掛けの冷蔵庫 2009-12-11 | 生活
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誤まった制御装置プログラミング

2010-02-15 | テクニック
トヨタ関連はなかなか終結しそうもないので一先ず一つの記事を扱っておく。先日書いたBMWでの経験に関することにも触れた技術・発動機面の記事である。

先日のブレーキワイヤーの件は、昔の技術として、対処することが出来た話としてそこで扱われている。要するに現在は、ワイヤーを使った機械式の燃料調整は行なわれていないということである。なるほど現在使っている車にはそれは使われていないのだろう。その理由は、車両制動機構ESPを働かすためにはこうした機械仕掛けでなくて、電気制御によって一瞬に燃料を断ち切ったりと制御しなければいけないからとある。

これなどは普段使いながら気がつかなかった盲点であった。なるほど件のBMWは90年代冒頭の生産であった。なるほどABSはついていたが、ESPはついていなかった。その前の車は、サンルーフと電動窓だけで完全にクーラーもなにもついていなかった。

ESPときいて思い出すのがメルセデスAクラスのエルヒテストによる転倒であった。スェーデンのジャーナリストが転倒させるテストに成功させて大スキャンダルになった。当初は事実関係の確認となったが、早々に全車両にスタビライザーを設置することを発表した。少なくとも国内市場では、エルヒテストの面白さから、ドイツにはエルヒはバーデン・バーデンの放送局にしかいないと笑い話になったぐらいで、比較的早い英断に全く信頼性は揺るぐことはなかった。そもそも裾もの商品であり、それ以上は期待していなかったこともある。

その点で、今回のトヨタの件は上の米国の部品によって生じた結局機械的に戻りが悪くなる欠陥を滑り板を挟んで「カイゼン」することになったのだが、ハイブリッドカーのブレーキ問題に絡められた件が大変具合が悪かったと批評する。

要するに、プリムスのブレ-キ問題は全く別の問題であり、元々評判の悪い根本的な技術的懐疑へと衆目を投げ掛けさせることになったからである。早めに改良策を提示して、リコールをしていたならば「信頼のトヨタ」というイメージの塗装は剥げなかったことになる。正直、何れのメーカーの高級車でも巧妙にコストダウンをしているので、幾らでも突けるアキレス腱は見つかるのである。



参照:
Toyota-Rückruf: Die Lawine hat man selbst ausgelöst, Boris Schmidt, FAZ vom 9.2.2010
日本車に信頼性が無い理由 2010-01-29 | テクニック
揺らぐ「ものつくり」への信頼 2010-02-03 | 文化一般
百年も続かないということ 2010-02-06 | 歴史・時事
頭の悪い人達が集まる業界 2010-02-11 | マスメディア批評
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日本車に信頼性が無い理由

2010-01-29 | テクニック
トヨタ車のリコールが話題となっている。欧州にもそれが適用されそうな雰囲気であるが、技術的にはどのような問題があるのだろう。詳しい記事を読んでみたい。

現在乗っているドイツ車も足マットを敷いていて、注意書きにある固定金具を敢えてつけていない。支店のマイスターがなにかを言うかなと思ったが、ご免であった。その結果も十分に想像がついていた。それほどに危険性がないと確認できるからであり、マイスターも私のことを知っている訳で、「あれほど神経質な男が、安全管理に関して見逃している訳が無い」と思っているに違いなく、「何か起こるような状況の前に本人が十分に対処できるだろう」と思っているに違いないからである。一種の信頼関係がここに成立している。

もちろん、事故などの想定外の事象を考えれば、完全にアクセル噴射事故を防げる訳ではないが、ドイツ車と比べると特にトヨタ車などは信用おけないのも事実である。例えばBMWにおいても一度踏んだアクセルが戻らなくなった事がある。その時は偶々隣にディーゼルエンジニアが乗っていたのだが、ミッション車だったのでクラッチを踏んでからキーを廻したと記憶する。アウトバーンのサーヴィスエリアだったので大事には至らず、夜中で暗闇にも関わらず、ミニライトで原因を認定する事が出来た。

アクセルから伸びているケーブルが関節部分でささくれ立っていて引っかかっていたのだ。だからササクレを取り除いてケーブルが抵抗無く戻るように直した。帰宅後の翌日にはBMWの支店で修理させたと思う。その時のケーブルが関節で動かす燃料の絞りの機構は記憶に残っている。かなりの強さで大きなアクションを呼び起こすようになっていたように記憶する。

もう一つの経験は、トヨタ車の試乗での印象であるが、レクサス車が赤信号でなかなか止まって呉れなかったので慌てた覚えがある。その時の印象は、ブレーキがBMWのように直截に効かないこと、メルセデスのようには絞りが旨く行っていない印象と、オートマチックのギアの惰性重みのような如何にも日本車でしか聞かない踏み切り事故の雰囲気を味わえた事である。ディーラーの次ぎの角であり試乗中であったからボンネットを開けて確認するような事はなかったが、扱い難い車だと感じた。

新聞にも書かれるように品質が売りのトヨタ車であるが、適当な価格で万人向けに客観評価が高くなる品質の車と言う印象で、それ以上に素晴らしいとは未だに感じていない。上の件においても、減点法的に機械機構を薄く軽くして、如何にも運転手にメカニックさを感じさせないつくりになっている事は想像出来るのだが、それだけにこうした事故はトヨタ車自体の基本に潜む問題であって少々の修正では解決し難い問題だと考えている。

機械としての信頼性はないとというのが、日本車に乗らない理由である。トヨタの一株株主としては大変困るのだが、事実は事実である。



参照:
Toyota stoppt Verkauf von Autos in Amerika, FAZ vom 28.01.10
緑のシンプルライフ推奨 2007-03-04 | 女
自由や世界観の体臭 2008-04-17 | 生活
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コメント (2)
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価値のある家庭電化製品

2009-09-08 | テクニック
ソニーの商品を修理に出す準備をした。どの商品も、ロンドンや日本での購入商品であったので、確かな故障箇所を示すために参考になる取扱説明書をダウンロードした。

正常に作動しているドイツで購入した商品も取り扱い証明書に英語と世界の各国語しかついていない商品も多い。家庭電化やモニターなどでは国に応じた商品開発などあまりしていないと言うことで、所詮そのような規模の企業であるはずなのだが、なぜか一時期急成長して巨大企業化していた。

故障箇所や不具合を間違いのないように簡潔に纏めて修理依頼を出したのだが、携帯ラジオ、アナログVIDEO、デジタルカメラとも同じ修理会社の担当であった。そのようなサーヴィス網を見ると数十年前のソニーが一般家庭にも普及した頃の日本の状況を思い出す。各地区に可也無理矢理増やされたようなフランチャイズのような修理サーヴィス網の事である。しかしそれよりは、アウトバーンの輸送の軽便さを利用して、合理的にピックアップされて一極に集中されるようだ。

そして今回もなぜか二つの商品とも駆動系のメカニックな部分の故障と磨耗が不具合の原因となっていて、これまた嘗てのステレオカセットレコーダーのスイッチが頻繁に折れたことを思い出した。全くソニー商品というのはドイツ商品と正反対にメカニック部分が弱いようだ。おそらく商品開発時の安全係数を低くしているのだろう。それでも保障期間が過ぎてから壊れるようになっているのは見事である。

どの商品もオリジナルの箱がないので、適当な箱を探して梱包した。その箱がまたソニーのモニターの箱なので、その近々壊れるかも知れない液晶モニターの修理が必要な時はまた別の電化製品の箱を利用する事になるのだろうか?しかし、そのモニターが壊れても修理には出さないだろう。周りを見ると修理に出す必要のあるもしくはその価値のある電化商品は益々少なくなって来ている。ここに電化製品市場の崩壊を見るようだ。



参照:
ライク・ノー・アザー 2006-04-05 | マスメディア批評
技術信仰における逃げ場 2007-11-06 | 雑感
失明しそうになる液晶モニター 2009-05-25 | 雑感
具象された肉体無き偶像 2007-04-04 | マスメディア批評
求められる明快な宇宙観 2006-05-25 | マスメディア批評
理のある変換とその転送 2006-04-20 | テクニック
印象の批判と表現の欠如 2006-03-11 | 文学・思想
複製消費文化の興亡 2005-12-28 | 文化一般
石林の抽象への不安 2005-10-25 | 文化一般
工業化された時間のデザイン 2005-04-02 | 文化一般
殆ど保障されている収穫 2009-09-06 | 暦
コメント (4)
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