橋本屋吉次郎電子日誌

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大神神社(後編)

2014-04-20 | 一の宮巡り

大神神社の後編です。


摂社 活日(いくひ)神社
御祭神の高橋活日命は崇神天皇に命じられて、大物主大神に供える御神酒を醸した掌酒(さかひと)です。


摂社 磐座(いわくら)神社
三輪山の麓には辺津磐座(へついわくら)とよばれる、神様が鎮める磐が点在しこれもその一つです。
社殿はなく自然物を神座とする古い信仰の形態です。


摂社 狭井(さい)神社
本社の荒魂を御祭神を祀っています。

 


ここから大神神社のご神体である三輪山へ登ることができます。
入山料300円を支払い、必要事項を記入して入山します。
ふだんからトレッキングシューズ履いていますし、足腰の心配はありませんでしたが、ここまでライダージャケットをずっと着て歩いてきており、すでに汗ばんでいました。
このうえ登山するとなれば、大汗をかくのは必定、さらに帰路冷えて風邪を引く恐れもあり断念しました。


末社 市杵嶋姫神社
狭井神社の境内の池の中にあります。
市杵嶋姫はスサノオの娘であり、弁才天と習合し本地垂迹において同神とされています。

「大美和の杜」と呼ばれる高台から大鳥居方面を眺めてみました。
 

しだれ桜が満開でした。
 


宝物収蔵庫
開館時間:9:00~15:30
開館日:毎月1日,土・日・祝,1/1~1/5
拝観料:大人200円,高校生以下100円


末社 久延彦神社
御祭神は久延毘古命
この世界のことなら何でも知っている神様ですから合格祈願の神社です。
 

社殿横にこのような立て札がありました。
 

三輪山を見渡すことができました。
 


摂社 大直禰子神社(若宮社)


神社らしからぬ社殿です。
明治の廃仏毀釈までは大神神社の神宮寺の1つであり、その当時の本堂が使われているそうです。
御祭神は大直禰子(大田田根子)命
大物主大神の子孫で、崇神天皇の御代に疫病が大流行したとき、これを治めたと言われています。


末社 琴平社
火難除の守護神だそうです。


末社 御誕生所社
御祭神は大直禰子命の母である鴨津美良姫命
ここも社殿はなく、磐座がありました。


大神神社は今まで訪れた一宮の中でもけた違いに広く、充分時間的余裕をもって参拝されるとよいですね。
私は霊感などはあまりありませんが、ここは大変強い気を感じました。
相当なパワースポットであると思います。 

さて、ひととおり参拝して駐輪した大鳥居のもとに向かいました。

途中このような看板を目にしました。
 


大神教本院拝殿
大神教の前身は、大神神社の神楽や祈祷、御神符・守札などの授与、信者への講社業務といった宗教活動を、大神神社大神教会の名のもとに行なってきた講社組織です。
ところが1982(明治15)年、社教分離令で、こうした宗教活動が一切禁止されたため、大神神社の了承を得て大神教会を分離独立したそうです。

ところで、「大神教」と書かれた巨大な額が掲げられていますが、なんとこの額は明治時代に古墳から掘り出され、その後は所在不明になっていた木棺の身の部分であることが平成21年に判明しました。
奈良らしい逸話です。


三柱鳥居
全国でも数少ない鳥居だそうです。

大神神社のある三輪地方はそうめん発祥の地であり、参道にもそうめんの店がいくつか見られました。
そんなことはすっかり忘れて、ラーメンを食べてきてしまったわけですが、今度はここでそうめんをいただきたいと思います。

ただ、暖かくなったとはいえ、この季節のお土産にそうめんはないだろうと言うことで、大鳥居前の和菓子屋へ寄ってみました。


白玉屋栄寿 本店
営業時間: 8:00~19:00
定休日: 月曜、第三週のみ月曜・火曜連休

ここで銘菓「みむろ」を土産に買いましたが、大変上品な味の最中で、無茶苦茶評判がよかったです。
おかげで、またツーリングへ行けそうです。

コメント (10)
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