86番 観音寺、85番 清水寺参拝のあと、ちょっと寄り道
聚楽園(しゅうらくえん)大仏
子供の頃から、知多へ行くたび、電車やバスの車窓から、大仏さんの姿を見て、いつか近くで見てみたいと思っていました。
鉄筋コンクリート製ですが、銅色に塗装し直されているので質感は高まって見えます。
像高18.79mで、奈良の大仏よりも大きいです。
1927(昭和2)年にある実業家が建立したもので信仰としてよりは観光的な目的が強かったそうです。
現在は「しあわせ村」として東海市が整備する公園の一角に取り込まれています。
地方公共団体が管理する施設内なので宗教的色彩はなく、コンクリート製の仁王像があるぐらいでした。
88番【瑞木山 円通寺】大府市共和町小仏67
道順の都合で先に88番霊場を参拝しました。
弘法さま・馬頭観音・鳥彗紗摩(下の病気の神様)が祀られています。
弘法堂と渡り廊下でつながっている本堂
修復中のようで
こちらが仮本堂
鐘楼
しだれ桜
最盛期は見事なんでしょうね。
いよいよ、あと1箇所で結願になりますが、
この方は200回も巡礼されているそうです。脱帽です。
87番【鷲頭山 長寿寺】名古屋市緑区大高町鷲津山13
知多四国八十八箇所の中で唯一、名古屋市内の霊場です。
もっとも現在は名古屋市緑区ですが、もともとここ大高町は知多郡の一つでした。
山門
本堂
弘法堂
観音様とお地蔵様
藤棚
こちらも最盛期は過ぎているようでした。
これで、知多四国の88カ所の霊場、3カ所の開山所、7カ所の番外霊場すべて参拝し終えました。
本四国八十八カ所では結願の報告を高野山へする習わしがありますが、知多四国のこれに代わる結願寺が名古屋市天白区八事にある興正寺です。
次回興正寺参拝の報告をもって知多四国八十八カ所巡り第1回を終了したいと思います。