佐倉から下総の国一之宮である香取神宮に向かいました。
参道前に無料駐車・駐輪場が整備されており、そこに停めました。
と、ここでミスをひとつ犯しました。
表参道を通らず、脇道を歩いてしまったのです。
「香取神宮(近道)」と書かれていたので、たどり着けるのでしょうが、勾配がきついです。
そんな中でも、道ばたのアジサイが気持ちを癒してくれました。
雨乞塚
732(天平4)年、大かんばつの際に祭壇を設け、雨乞いをしたところ。
今でもその跡が残っているなんて!
ようやく神社に着きました。
では、あらためて表参道を歩いて行きましょう(ホントは帰り道に撮影したのですが)。
大鳥居
参道には寄進された灯籠がならんでいます。
緩やかな坂道をのぼると総門が見えてきました。
狛犬
総門
楼門
拝殿
檜皮屋根の吹き替え中でした。
本殿
作業中でチラ見しかできなかったのが残念。
祭神は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)です。
天照大神の命のもと鹿島神宮に祀られている武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)とともに、大国主に国譲りを迫った神として日本書記に記されています。
この2神は武神として知られており、道場などには「香取神宮・鹿島神宮」と書かれた軸がよく掛けられています。
かつては鹿島神宮と共に蝦夷に対する大和朝廷の前線基地であり、明治以前に「神宮」の称号を与えられていたのは伊勢、香取、鹿島のみだったそうです。
三本杉
源頼義が、この杉に天下太平・社頭御栄・子孫長久の三つの願成就せばこの杉自ら三岐に別れんと祈願したところ三枝に別れたそうです。
残念ながら真ん中の幹は枯れてしまったようです。
神饌殿
海上自衛隊練習艦かとりの錨
香取の名は旧日本海軍の戦艦、巡洋艦、そして海上自衛隊の練習艦と3代にわたって使われました。
境内には杉の巨木が何本もあります。
宝物殿
国宝である怪獣葡萄鏡とはじめ、いろいろな文化財が展示されていましたが、古びた倉庫の中といった感じと臭いには閉口しました。
入場料300円払っているのですから、何とかならないでしょうか。
さし石
若者達が力くらべに使用した石です。
祈祷殿
徳川綱吉の奉納による建物で、かつては拝殿として使われていたそうです。
昔の拝殿は朱色だったのですね。
香取神宮
千葉県香取市香取1697
近くの道の駅「水の郷さわら」で昼食を取りました。
ピーナッツカレー丼 600円
甘めのカレーに落花生、大きめに切ったニンジン、サツマイモ(なんとジャガイモではない)がごろごろと入っております。
懐かしいような、でもこんなカレーは初めてです。
刻みネギがいいアクセントになっています。
芋ようかんが一口付いているのがうれしいです。
お腹を満たした後は、利根川河口の対岸にある常陸国一之宮 鹿島神宮に向かいました。