春だというのに、今も雪は降っていて、白いところは朝と同じような感じになった。
日が長くなっているから、明るくまた太陽の橙色の空もあるが、夕焼けの空に白い
雪が降るのが、なんとも忌々しい。
太陽も出る。日が出て気温は上がらない。雪が降っても寒く、太陽が出ても今日は
寒い。なんでかなといわれても。
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寒いはずと思う。知らない、としかいいようがない。それである時間に、そうゆう
時間は何度かあったが、外は晴だ。これは珍しいということはない。異常気象も普通だ
から。それでも物好きというか、ちょっとの時間、その雪の晴れ間を見にゆく。
違うものでもなく、これは日が出たときの様子。ちょうど、電球で地
表を照らしているような感じになる。
地表を照らす、大きめの電球。
朝の雪は、少なくても5cm以上は木々に残る。それゆえこの雪はなか
なか消えない。
電球も、この冷たい雪を溶かさない。
雪は降ったり止んだりだ、と思うころ、もう外は晴だ。なんとも変わ
り身の早い、お天気。これに調子を合わせるのがおかしなところ。
こんな雪は、珍しいとかそのときは思う。でも特に珍しいわけではな
い。そうゆう意識に戻るまでに時間はかからない。
雪の深さ。木の枝の雪。目算で、5cm以上はありそうで、なかなか溶
けないのは、気温が低いからだろう。0℃辺りかも知れない。
体感だと、お日様が出ているから、少しだけ暖かいと思える。
それにしても、3月の雪にしては溶けない。溶けていいはず
の雪が木の上に残る。同じようなことを繰り返して思う。
雪がピカピカしている。3月だからかも知れない。3月の余裕で、
雪を見る心構えが出来ている。同時に冷え込んでくるのもわかる。
今も足元が冷えるし、足の先にゆくにしたがって冷たい感じがあ
る。
少し時間のたった、緑茶の葉っぱのような色の、常緑の木の葉。
わずかな時間、この雪に挨拶して、さっさと建物の中に避難する。
何しろ寒い。
真っ暗になった。
思うことはただただ暖かくなってくれということしかない。
一度、2月の後半に春の暖かさを経験して、その暖かさが当たり前のように思える
時間を過ごすと、この今頃のかなりの低温は身にしみる。安眠出来ても、そのありがた
みも、この寒さではすぐになくなってしまう。これだけ寒い3月というのがあったのかど
うか。少し前の、大雪の年というと、その寒さは今年の1月からの厳冬と同じだった。で
も、その少し前の寒い冬は一度暖かくなると、もうそれほどひどく気温も下がることは
なかった。体調とか個人的な要素が影響もしているのだろうが、人は大体間違いなく老
化していって、それで何かがよくはなり、何かは悪くなる。寒さに耐えられるかどうか、
というのは老化とともにどう変化するか。またいつか、寒さもヘッチャラとかいうとき
が来るのかねー。