名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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将棋の藤井 最年少で二冠

2020-08-21 08:30:38 | Weblog
2020.8.21
 将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太棋聖(18)が挑む第61期王位戦の七番勝負第四局が20日福岡で行われ、藤井棋聖が勝ち、18歳1か月の史上最年少で二つ目のタイトルを獲得した。併せて「タイトル二期獲得」の規定も満たし、最年少で八段に昇段した。
この記事が今朝の新聞の大見出し付きのトップ記事である。
 藤井王位は愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下。2016年10月、史上最年少の14歳2か月でプロ入り。デビュー以来、公式戦29連勝を果たし、歴代一位を記録した。
 20年7月、第91期棋聖戦5番勝負で渡辺明棋聖を3勝1敗で破り、史上最年少の17歳11か月で初タイトルを獲得した。
 将棋界は一人の棋士がタイトルの過半数を独占し、一時代を築いてきた歴史がある。戦後かあら1960年代は故大山康晴十五世名人、70~80年代は中原誠十六世名人(72)、90~2010年代は羽生善治九段(49)の時代だった。
 このうち、羽生九段は25歳で史上初の全七冠(当時)を制覇、四半世紀にわたり頂点に君臨した。獲得してきたタイトルは九十九期に達する。その彼でさえ、二冠達成は22歳になる直前だったという。
 その最年少記録を塗り替えられた羽生善治九段は「十代で複数冠を保持するのは空前絶後の大記録だと思う」と語った。八段昇段の最年少記録を更新された加藤一二三・九段(80)も称賛した。
 地元愛知県から将棋界のすごい偉人が生まれた。