名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

御嶽山噴火、被害の全容

2014-10-07 11:30:26 | Weblog
2014.10.7(火)
 9月27日に大噴火して大きな被害をもたらした御嶽山。今日で10日目を迎えたが、これまでのところ死者51人、行方不明12人ということが明らかになり、火山の噴火による被害としては戦後最大のものとなった。
 噴火が続く中、積もった火山灰と防毒マスクを用意しての懸命な捜査が毎日続いていたが、死者・行方不明合わせて63人に達したことまでは確定した。
 この間、消防、警察、自衛隊、地元の公共団体職員らが連日1000人体制で 行方不明者の捜索に当ってきた。5日、6日には大型台風18号が浜松市付近に上陸するという事態もあって一時捜査が見合わせられたが、今日7日から山頂付近に捜索人員としては最多の440人を投入して行方不明者12人の捜索に当たるという。
 台風に伴う大雨の影響で、火山灰はどろどろになって、歩くのも困難な状況で捜索は困難を極めるというが、捜索隊は「いつまでかかるかめどは立たないが、全員が見つかるまでやる」と語っている。
 死者は51人で身元もすべて判明している。それによると、若い人たちが多いことに気づく。小学生4年、5年生の女の子が二人おり、高校生や大学院生らのほかに20代から50代の現役で活躍中の人たちがほとんどである。最高齢は70歳となっている。
 また御嶽山が長野と岐阜にまたがって存在していることからその地元である長野、岐阜、愛知、静岡の人たちが多い。
 新聞などは連日亡くなって発見された人達を忍ぶ記事が出ていたが、たまたま9月27日という日に御嶽山に登ったがために、大勢の若い人たちの命が奪われてしまった。これも運命なのであろう。
 なお、物的被害も大きいに違いない。いずれ明らかにされるであろう。