名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

西浦温泉への一泊旅行

2014-04-22 20:27:37 | Weblog
2014.4.22(火)
 昨年9月に宇都宮から名古屋へ戻ってきた姉の気分転換のために、昨日から西浦温泉の銀波荘へ出かけた。
 姉は数年前から宇都宮で独り暮らしをしていたが、85歳という高齢から先行きのことを考慮して、40年ぶりに名古屋へ帰ってきた。特に若い頃からの糖尿病という持病を抱えて、近くに身寄りのいないことの不安から大きな決心の末、筆者の近くに引っ越してきた。
 転居してすでに半年が過ぎたが、気苦労などからか特に年末から年明けにかけて体調を崩し、外出もままならなかった。しかし、少しずつ慣れてきて腰の痛みもやや緩和したので、連れ合いと一緒に一夜の温泉に誘ったといういきさつである。
 昨日(21日)はあいにくの雨模様となったが、午後4時前には温泉宿の銀波荘に到着した。姉のこれまでの苦労を思えば多少のぜいたくは許されると決めて、三河湾を一望できる、3人には広すぎるほどの部屋を予約しておいた。そしてまずは温泉に浸った。
 西浦温泉は、アルカリ単純泉で、神経痛、リウマチ、胃腸病、冷え性などに効能があるという。源泉温度は27.1度と低いから追い炊きが必要である。実際に浸かってみると体が温まって、筆者のような冷え性には特によいような気がした。
 夕食は品数は多くても少量ずつでよいとの注文に応じてくれて、多彩な種類の料理を楽しむことができた。月曜日のこととて客も少ない様子で、一品一品に料理長の心意気を感じたのは勝手な思い過ごしか。温泉も食事も姉は充分満足してくれたようである。
 今日(22日)は、午前10時に宿を出発して、蒲郡の海鮮市場に立ち寄った。ここでの目玉は意外と“あさり”である。愛知県はあさりの生産量日本一であるが、特にこの三河湾一帯はよいあさりの生産地という。これを主な手土産にして岐路に着いた。
 姉にとっても久しぶりの一泊の温泉旅行に充分満足してくれたことは幸いであった。