名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

マイクロソフトのXPサポート終了

2014-04-10 13:02:03 | Weblog
2014.4.10(木)
 米マイクロソフトのパソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」のサポートが昨日(9日)で終わった。
 なぜサポートを終えるのかについて日本マイクロソフトは、XPが発売されて12年が過ぎ、ネット上の攻撃も高度になった。「XPでは新たなネット上の脅威に対抗するのが難しくなった」として、最新のOSへの買い替えを促している。
メディアなども早く買い換えろと言っているし、そのまま使う場合はインターネットやUSBメモリーなどの外部記憶媒体と接続せず、ワープロなどだけで使うなら問題ないとしている。
 しかし「パソコンに重要情報を入れてないから」とネットに接続すると、ウイルスに感染し、勝手に自分のパソコンからいたずらメールが発信されるなど、悪質な行為に利用される恐れがあるという。
 セキュリティー対策ソフトを販売しているトレンドマイクロは、XP向けにインストールされた同ソフトのサポートを、個人向けで2015年12月まで、法人向けで17年1月まで行うとしている。
 さてXPの利用者はパソコン利用者全体の1割に相当する約700万台に達するという。これらの利用者は中小企業者や自治体に多く、また個人所有のものもある。マイクロソフト社は早く買い換えることを呼びかけているが、買い替えが間にあわなかった利用者は
①マイクロソフトが9日、最後に提供した最新のセキュリティー更新プログラムをインストールする
②ソフトウエアメーカーが発売するセキュリティーソフトをインストールし、最新の状態にしておく。
③インターネットに極力接続しない。USBメモリーやSDカードも細心の注意を払う。
などの対応で凌ぎ、できるだけ早く買い換えるように言っている。

 筆者のパソコンもXPだから何とかしなければならない。しかし、なぜ利用者がこんな目にあわなければならないのか全く納得できない。パソコンに限らないが、次から次へと新製品を出してユーザーに買い替えを迫るやり方はどの企業も同じだ。ネット上の脅威に対抗するため新製品の開発は必要だというのは理解できるが、だからといって原則買い換えさせるしか対処の方法がないというのは、余りにもユーザーの立場を無視したやり方である。
 と、いくらわめいても所詮勝てない犬の遠吠えに過ぎない。長いものに巻かれるとはこのことか。