名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

大阪市長選 投票率僅か24%で橋下氏再選

2014-03-24 09:21:45 | Weblog
2014.3.24(月)
 大阪市の橋下市長が勝手に辞職して行われた大阪市長選挙の結果は、はじめから分かっていたことであるが、橋下徹氏が三人の新人候補を破り再選された。
 投票率は23.59%という低投票率だった。これは大阪知事選とのダブル選挙だった前回2011年の投票率60.92%を37.33%も下回った。これまでの最低だった1995年の28.45%をも下回る最低を記録した。
 橋下氏の任期は一期目の残り期間の2015年12月までである。
 橋下氏の得票率樞は37万7472票、無効票は投票総数の13.53%に当たる67506票が無効票(うち白票は45098票)だった。
 主要政党が「大義がない」と対抗馬の擁立を見送ったため、橋下氏への信任投票の意味しか持たない選挙となったが、本当に信任されたかどうかも分からないほどの低投票率で終わった。橋下氏は演説会で「候補を立てて堂々と僕の首を取りにくればよかった」と挑発したが、無視された。
 大阪府と大阪市の二重行政の無駄を削減する大阪都構想をどうしても成し遂げたい橋下氏は6億円を超える費用をかけて選挙を行ったが、議会の構成は何ら変わらず、都構想の展望は全く開けてこない。
 そもそも大阪都構想なるもの、ほとんど意味のない政策である。先にも書いたが、橋下氏は東京の真似がしたいだけである。他の大都市はどうでもよい、とにかく大阪市だけは東京に負けたくない、という勝手な思いつきに過ぎない。こんな妄想につき合わされている大阪の人たちもいい加減に目を覚ましてもらいたい。