田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

初夢。こいつは春から縁起がいいわい。 麻屋与志夫

2021-01-02 05:47:26 | ブログ
1月2日 土曜日
●素晴らしい初夢を見た。「書家」になっていた。さあこれから、なにを書こうかと墨をすり筆をもっていた。めがさめても、墨の匂いが枕元にただよっていた。うれしかった。舞い上がった。

●わたしは良寛さんの書がすきだ。なにもかも解脱。すべてをそぎ落とせば良寛さんのような書になるのだろうか。

●長姉の影響で、五歳から書を学んだ。手ほどきをうけた姉が書と短歌に精進していたのでそのおかげだ。

●毎晩、板書六十年。わが家はごく普通の民家の中に十二坪の教室が二つある。そろそろ塾のほうは引退しようかなと思っている。その教室で黒板に文字を書き続けてきた。「先生の字、小学生みたい」とよくいわれる。巧まずして稚拙な文字が書けるようになった。生徒たちの言葉を誉め言葉として受けとれるようになった。

●でも毛筆はかれこれ二十年も手にとっていない。死ぬときは書家としても死にたい、というのがわたしの理想だ。

●小説家として原稿料にありついていたのは平成五年まで。なんとかカムバックしたいものと毎日書き続けているが筆力は落ちるばかり。もともと遅筆。書に精進することは諦めたわけではない。まず小説を書き自活できたら、どなたか書家のかたに入門してん本格的に学びたいと思っている。

●だから初夢。書家になっていたということは、小説家としてカムバックすることができている。それでいちばんだいすきな書道にうちこめるようになったということなのだ。

●めでたいではないか。二つの願望達成。大願成就。

●毎日早朝から文章を書いている。どこまでこの努力が続けられるか。小原庄助さんではないが朝酒飲んでみようかしら。

●あれあれあれ、元旦から会津みやげの「赤べこ」のことを書き、きょうは庄助さんを気取ろうとしている。なにか会津に今年は縁ができるのだろうか。

●「ショウスケ。稼ぐに追いつく貧乏なしだぞ」
父の叱咤が耳元に響きます。家業に精を出さなかったわたしです。本名は木村正一。それでショウスケと父によくいわれていました。


●わたしの作品は角川BOOK WALKER 惑惑星文庫で読んでいただけます。

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