田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

幻の街に生きている。街から人が消えた。麻屋与志夫

2021-01-20 12:23:13 | ブログ
1月20日 水曜日
●黒川や武子川はべつだが、鹿沼の街を流れているのは川ではなく「せせらぎ公園」にそった木島堀、戸張町の「カトリック鹿沼教会」の脇、上材木町の奥山病院に沿っての流れは用水だ、ということを知ったのはごく最近のことだ。あるいは、教会脇と奥山さんのところをながれは同じかもしれない。

●道幅を広げるためにコンクリートで覆ってしまつた。暗渠となっているから流れのようすがまったくわからなくなっている。

●このところ乾季なので、白い川底をさらしているので、ああこのながれは川ではなかったのだ。と気づいた。まったく迂闊だ。街の地理にかんする知識がない。こんなとき、市役所前の柳田古書店の主人、わたしの友だちのお兄さんでも生きていれば、いろいろとレクチャーを受けることができたのに。

●まさに乾季。このところ二月くらいほとんど雨が降らないという異常気象がつづいている。コロナ騒ぎで街は厳戒態勢下にある。なんでもこの県は十万人としてのコロナ患者は日本で第四番目らしい。あまりありがたくない統計結果が開示された。

●寒さとコロナ。街を歩く人はほとんどいない。

●水木落ちて石痩せ崖枯れ、という「菜根譚」の一節を思い浮かべる。

●川底の白い石を見たり、木々の枯れ果てた様子を見ているとなんとも寂しくなる。

●コロナ騒ぎで、ひとのエゴが現れる。まあGGくらいの年齢となればたいがいのことでは驚かなくなる。在宅しているのだから、こんな時ほど、本を読んでくれればありがたいのだが、読書の習慣がない場合はゲームに走る。

●この町はどうなっていくのだろうか。

●こういう時だから、街も人も本当の姿が見えてくる。

●われ幻境にあり。


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