田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

red tea/吸血鬼のお飲物  麻屋与志夫

2008-12-02 16:21:47 | Weblog
12月2日 火曜日
●朝にコーヒーをのんだ。めずらしく、午後にはアフタヌーンティと洒落こんだ。これでカミサンがスコーンでも焼いてくれればいいのだが。そこまではわがままはいえない。彼女は庭の冬仕度でおおわらわだ。

●ともかくなにもしない。ハル(わたしのPCのニックネーム)で小説やブログを書くいがいには能のないわたしだ。カミサンが男仕事までこなしているのだから感謝している。

●こちらはお茶を飲みながら回想にふけっていた。こんな人生になるわけではなかったのだ。どのへんからおかしくなったのだろうか?

●まあ……そのへんのことを考えるのは、あとまわしにして。

●お茶をのんでいるうちに思いだしたことがあった。

●日光で外人に話しかけられて失敗した(11月8日のブログ参照)ことを書いた。これも失敗談だ。

●中学二年生。日光で外人客に話しかけて「突撃英会話特訓」みたいなことをやっていた。はじめての人に、とくにそれが美しい女性だと話しかけるのはかなりの勇気がいった。

●金谷ホテルでお茶をごちそうになったことがあった。

●紅茶を直訳して「レッドティ」とやってしまった。

●ミス・ペギーがおどろいて訂正してくれた。「black tea」

●色彩表現に外人とわたしたちではジャッカンのちがいがあるのをしった。わたしたちは黒というと、墨色をおもう。どうも外人はちがうようだ。

●それから後の会話がいまのわたしの人生に影響をあたえることになった。

●ミス・ペギーがバンパイアといった。とうぜんこちらがバンパイアをしっていると思っていた。「わたしは赤い飲み物というとどうしても血を連想してしまう。まるでバンパイアになったように」

●red――bloodという語尾の発音が同じことにもよるのだろうか。

●図書館でバンパイア小説をかりてきて読みまくった。

●吸血鬼作家の原点となった体験だった。

●「あなた、カラス瓜が真っ赤になったわ」庭でカミサンが呼んでいます。

       

       

●カミサンの感じる赤いカラス瓜のピクチャを載せました。





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ああ、快感。
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