5月26日 Thu.
●リリの夢をみた。リリが尻尾をピンとたてていた。リリはからだが弱かったためか、尻尾をピンとたてたことがなかった。それなのに尻尾をたてて屋根のグシをあるいていた。後ろには五、六匹の猫をしたがえていた。得意顔で、「ねえねえ、パパ。あたしこんなに大勢仲間がいるのよ」と訴えかけている。
●うれしくて涙が出た。「嗚呼。元気に生きているのだ。こことはちがう、スピリチャルな世界で生きていいるのだ。この世界でできなかったことを堂々となしとげている。よかったな」
と夢の中でわたしはリリに声をかけていた。
●リリは屋根をあるくことが苦手だった。いちどなど、上がったのはいいが、稜線までいきつくことができなかった。ずるずるとすべって落ちて来た。トタン屋根のせいでもあるが、かわいそうだった。いくら鉤爪をたててもすべってしまう。あやうく、大屋根からおちるところだった。リリの鳴き声に気がついた。わたしは二階の窓から屋根にでてリリを救出した。そうした、思い出があったからこのような夢をみたのだろ。
●目覚めてからもリリに会えたうれしさに、胸の鼓動がたかまっていた。
わたしはパソコンをひらいて小説をかきだした。机に飾ってあるリリのシヤシンに話しかけていた。
●妻に夢でリリに会ったことを話した。「いいな、わたしはまだリリの夢をみていない。ほんと、夢でもいいから会いたいわ」
●夢と現実のちがいは、どこにあるのだろうか。鳴き声をきき、触覚からリリのニオイまでした感じた。リリをだきしめているうちに、これは夢だと気がつき目覚めてたのだった。目覚めても、リリのぬくもりと重さがわたしの腕にのこっていた。
City of York
コーネリア
ブルームーン アンジェラ
イエローシンプリテー
シヤリファアスマ
レンゲローズ
カーディナルヒューム
ザ・ジェネラス・ガーデーナー
都忘れ
リリは廊下からよく眺めていた
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●リリの夢をみた。リリが尻尾をピンとたてていた。リリはからだが弱かったためか、尻尾をピンとたてたことがなかった。それなのに尻尾をたてて屋根のグシをあるいていた。後ろには五、六匹の猫をしたがえていた。得意顔で、「ねえねえ、パパ。あたしこんなに大勢仲間がいるのよ」と訴えかけている。
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●リリは屋根をあるくことが苦手だった。いちどなど、上がったのはいいが、稜線までいきつくことができなかった。ずるずるとすべって落ちて来た。トタン屋根のせいでもあるが、かわいそうだった。いくら鉤爪をたててもすべってしまう。あやうく、大屋根からおちるところだった。リリの鳴き声に気がついた。わたしは二階の窓から屋根にでてリリを救出した。そうした、思い出があったからこのような夢をみたのだろ。
●目覚めてからもリリに会えたうれしさに、胸の鼓動がたかまっていた。
わたしはパソコンをひらいて小説をかきだした。机に飾ってあるリリのシヤシンに話しかけていた。
●妻に夢でリリに会ったことを話した。「いいな、わたしはまだリリの夢をみていない。ほんと、夢でもいいから会いたいわ」
●夢と現実のちがいは、どこにあるのだろうか。鳴き声をきき、触覚からリリのニオイまでした感じた。リリをだきしめているうちに、これは夢だと気がつき目覚めてたのだった。目覚めても、リリのぬくもりと重さがわたしの腕にのこっていた。
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