9月20日 火曜日
●短冊をつけてと舌のすり泣き
風鈴の中にさがってるのは舌という。糸を通して短冊をさげると涼しい音がする。
●短冊をつけて風鈴なりやまず
●風鈴に俳句したため風を待つ
●風鈴に俳句つるして風を待つ
●舌だけを残し風鈴沈黙す
軒下の風鈴が風雨にさらされ短冊が落ちてしまっていた。
●秋深し隣は風鈴はずす人
夏。夜店で買った風鈴。優雅に風に揺れ、涼しげな音色で暑さを和らげてくれた。秋になったから涼しさを呼ぶひつようはなくなった。それは常識。日常的な感覚にとらわれないところに、詩が生まれる。俳句が口をついてでる。舌頭にうかびでることになる。
●秋風や風鈴はずす老婆あり
五月雨で家の前の用水堀の川音がうるさいとなげいていた老婆だ。拙作あり。かわいそうに、風雅を解さぬままさらに年老いていくだろう。
●木枯らしに風鈴の音の鳴りやまず
●木枯らしや風鈴ならせ夜もすがら
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
角川のbookwalkerーにも載っています。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
●短冊をつけてと舌のすり泣き
風鈴の中にさがってるのは舌という。糸を通して短冊をさげると涼しい音がする。
●短冊をつけて風鈴なりやまず
●風鈴に俳句したため風を待つ
●風鈴に俳句つるして風を待つ
●舌だけを残し風鈴沈黙す
軒下の風鈴が風雨にさらされ短冊が落ちてしまっていた。
●秋深し隣は風鈴はずす人
夏。夜店で買った風鈴。優雅に風に揺れ、涼しげな音色で暑さを和らげてくれた。秋になったから涼しさを呼ぶひつようはなくなった。それは常識。日常的な感覚にとらわれないところに、詩が生まれる。俳句が口をついてでる。舌頭にうかびでることになる。
●秋風や風鈴はずす老婆あり
五月雨で家の前の用水堀の川音がうるさいとなげいていた老婆だ。拙作あり。かわいそうに、風雅を解さぬままさらに年老いていくだろう。
●木枯らしに風鈴の音の鳴りやまず
●木枯らしや風鈴ならせ夜もすがら
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
ブログで未完の作品は、カクヨムサイトで完成しています。
カクヨムサイトはこちら
角川のbookwalkerーにも載っています。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。