田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ブラッキーがいない……寂しすぎる  麻屋与志夫

2018-09-07 16:11:02 | ブログ
9月7日 Fri.

●暑さもいくぶんしのぎやすくなった。エアコンを昼からつけなくてすむ。ところが、ことしの記録的な暑さで、冷房をつけっぱなしの部屋で仕事をしてきたので、このところからだの、とくに筋肉の具合がおかしくなってしまった。

●端的に言えば、痛む。それもちくちく剣山でたたかれているような痛みだ。これではいけないと、昼から風呂をわかして、長風呂としゃれこみ、体を温めることにつとめている。これでお酒でも飲めば、『おはら庄助さん』というところだ。

●風呂場から裏庭のデッキがみえる。外猫の白はやってこない。昨夜はトタン屋根に猫らしきものの足音がしばらくしていた。案外、真夜中にきているのかもしれない。

●わたしの猫好きはこどものころからだった。不潔だからという理由で母は猫を飼うことをゆるしてくれなかった。

●長男が猫を拾ってきたのは彼が三年生のときだった。それいらい猫を飼いつづけて四十年ちかくになる。ブラッキ―に死なれた。この冬は、ニャゴと鳴いてわたしの寝床にもぐりこんでくることはない。寂しい。寂し過ぎる。

●猫のいない生活、なにかものたりない。足もとですりすりしたり、甘えて鳴いたり、ふわふわのからだにさわれない。寂しい。

●「猫飼いたいね」
とカミサンが言う。彼女も、わたしとおなじ気持なのだろう。
どうしょうかな?
ブラッキーのように20年も猫が長生きすると、わたしたちのほうが、先に逝くことになる。
それが心配で、ふんぎりがつかないのだ。


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