田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ブラッキーに蚤がたかった  麻屋与志夫

2016-09-07 04:02:07 | ブログ
9月7日 Wed.

●初めてのことなのだが、ブラッキーに蚤がたかり、大騒ぎをしてる。背筋の肩甲骨にちかいあたりに、粘液の薬○○をつけたが、全く効果がない。

●二度ほどシャンプーをしてやった。これは成果十分。50匹以上の蚤をつかまえた。タオルでごしごしふいてやる。白いタオルの布目に赤い蚤がプツプツついてきた。

●しかし、シャンプーを塗りつけ、毛がピッタリと肌にくっついてしまうと……あまりにブラッキ―が痩せほそってしまっているので悲しくなった。

●この春三毛猫リリを失ったばかりだ。その喪失感、悲しみからまだぬけだせないでいる。
「ブラッキ―。元気でいてね」とカミサンがタオルで背中をふいてやりながら声をかけている。

●わたしはブラッキ―の背中をなぞつてみた。ごつごつと骨が浮き出ている。
「よくがんばっているよな」わたしよりお姉さんである、ブラッキ―だ。

●台風の余波か。雨。虫の声がしている。

●午前三時起床。





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