田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

リリを悼むあまり。Simulacra現象。 麻屋与志夫

2016-05-19 11:49:58 | ブログ
5月19日 Thu.

●ついに恐れていたことがはじまった。
Simulacra現象。

●リリの死を悼むあまり、忘れることができない。
何を見ても、リリに見えてしまう。

●三つの点からどんな形でも想像してしまう。
裏板のシミをみあげていてもリリ。
机の上のインクのシミもリリ。

●リリの写真を小さな額にいれていたるところに飾ることにした。
これならシミュラクラ現象から解放される。
どこをみてもリリのシヤシンがある。
リリが生きているようだ。

●幻聴もする。
あのリリの、キイというような独特の鳴き声がときどき聞こえてくる。

●そのうち、ブラッキ―が三毛猫リリに見えてくるかも。

●すでに、ジッとわたしの顔を見上げる表情がリリに似て来たようだ。

●「わたし、ここにいるよ」とよびかけられている。
そう思いこんでいる。

●そう思う――。
リリの心がブラッキ―に転写された。

●小説家であるわたしはバカですね。
いい歳をして、ペットロス。
妻ともどもまだ立ち直れません。



●麻屋与志夫は下記の通り作品を発表しています。ぜひ読んでみてください。そして、コメントください。お願いします。

角川BOOK WALKER 惑惑星文庫 有料です。
●怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
●夏の日の水神の森
●妻の故郷
●中禅寺湖畔 無料

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●ムンク「浜辺の少女」は吸血鬼だよ
●吸血鬼処刑人







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