田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

リリのこと小説にかくね。 麻屋与志夫

2016-05-17 01:27:18 | ブログ
5月17日 Tue.

●薔薇が過剰な、てんこ盛りの美しさで咲いている。
花もおおきい。花数もおおい。
「天候のせいしらね」と薔薇作りに没頭している妻がつぶやいている。
たしかに、アジサイの成長もいつもよりこんもりしている。
そのうちみごとに咲きだすだろう。
わたしのすきな紫のアヤメだって、いつもよりおおく花をつけている。

●田舎暮らしのだいごみは、庭で園芸にいそしむことが出来ることだ。
この季節になると妻は庭にいる時間がおおくなる。
でも、ことしはなにか寂しそうだ。

●リリをうしなった悲しみからまだ立ち直っていない。
なんとか、忘れようとしている。
でも……忘れようとしなくていいのだ。
ムリに忘れなくても、ひとの記憶はしだいにうすらぐ。
いつか……思いでとして、の悲しみの引き出しの中にはいっていることになるさ。

●わたしは小説家だから、これからリリのことを、何時になるかわからないが、書きたいと思っている。悲しみからぬけだした頃、またその悲しみを喚起しなければならない。因果な仕事だなぁ。




●麻屋与志夫は下記の通り作品を発表しています。ぜひ読んでみてください。そして、コメントください。お願いします。

角川BOOK WALKER 惑惑星文庫 有料です。
●怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
●夏の日の水神の森
●妻の故郷
●中禅寺湖畔 無料

角川カクヨム 無料です。
●ムンク「浜辺の少女」は吸血鬼だよ
●吸血鬼処刑人







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