田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

紅葉狩

2007-09-28 10:10:39 | Weblog
9月27日 木曜日 晴れ
●野歩きをしていたら赤トンボがよってきた。年々赤トンボがふえているように感じるのはわたしだけなのだろうか。わたしが子供のころのように、紺碧の秋空一面に、大気を赤一色に染め上げるほどの大群ではない。赤い波のうねりのように大空を流れていくようなことはない。それでも野歩きをしているわたしの周りには群れをなして飛んでいる。

●「ほら、指をこうたててごらん」
「うわあ、トンボがじいちゃんの指にとまってる」
いつのころであつたか、都会育ちの孫たちと都賀町の「花之江の郷」を訪れたことがあった。コスモスに止まっていた赤トンボを指先にとまらせて、ほめられたものだった。

●鬼怒川の渓谷を彩る紅葉は今年は数日遅れるらしい。それでも10月の中頃には始まるだろう。待ち遠しい。川治、塩原、那須。今年こそ紅葉狩としやれこもう。
この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 三橋鷹女
カミサンの好きな俳句です。

●わたしも「霜葉は二月の花より紅なり」と好きな漢詩でも口ずさみながら紅葉を観て歩こう。

●真夏日だつた。28日金曜日。明日からは涼しくなるらしい。いよいよ秋だ。紅葉が楽しみだ。