本来なら、都知事選挙の有力候補と言われている小池百合子、蓮舫、田母神俊雄、石丸伸二の4氏を取り上げるべきなのに、立花氏に時間を取られています。
マスコミもネットも都知事選挙に関しては、4氏の動向を優先し日々伝えています。立花氏に関わっている場合かと思われる方も多いと考えますが、ここで「ねこ庭」が掲げたブログのタイトルをご覧ください。
「都知事選挙に見る日本の政治」
アメリカの大統領選挙を見ますと、「不毛の選択」になっているのは日本だけではなさそうですが、日本は日本他所は他所で、「ねこ庭」は都知事選挙を第一に考えています。
都知事選挙も不毛の選択なのは間違いなさそうですが、選挙をさらに不毛にしているのが、N党の立花氏ではないでしょうか。「ねこ庭」から見ていますと、N党の存在は「不毛」を飛び越え、「選挙制度そのものの崩壊」を招いています。法の網のスレスレを狙い「選挙ビジネス」を展開する氏について、誰も取り上げていません。
もしかすると日本の民主主義を崩壊させるのは氏なのかもしれないと、「ねこ庭」では危機感を覚えています。
少なくとも4氏は「選挙」をビジネスにしていませんが、N党は「選挙ビジネス」を公言し、共同通信社が肯定的記事を書き、「ねこ庭」の訪問者の方のように本気で支援する人々が出ています。
危機の優先度からして、息子たちのために「ねこ庭」では立花氏を取り上げずにおれません。氏への疑問は難しい分析でなく、普通の常識から出てきます。最初に紹介したの経歴を読み返すと、信じられないような氏の人間像が見えてきます。
・氏はNHKの元職員で、内部告発を続けるユーチューバーとして有名である
・紅白歌合戦に絡む担当者の金銭問題や性犯罪など、氏はNHKの恥部とも言える不祥事を、常に動画で配信している
・NHKを退社した原因は、平成17年に週刊文春でNHKの不正経理を内部告発し、懲戒処分を受けたことにある
つまり氏はNHK在職中から自分の経営する動画放送局で、NHKの内部告発をしていた人物です。裏切の動画を発信し再生回数で金を稼ぎ、正業がなくても生活費はパチンコで十分稼げると語る氏は、自称パチプロでもあります。
日本ではこう言う人物を、真っ当な人間と言うのでしょうか。
覚えている人もいると思いますが、平成24年に前代未聞の出来事がありました。安全保障法関連法案の国会審議に際し、安倍政権への反対意見をハト派と呼ばれる自民党の幹部が、共産党の機関紙「赤旗」に寄稿しました。
加藤紘一、野中広務、古賀誠の3氏は何を血迷ったのか、自由民主党の宿敵である共産党にすり寄りました。安倍政権の自由民主党を批判するためとは言え、赤旗に寄稿し、赤旗に誉められると言うのですから世間が驚いた非常識ぶりでした。
・平成17年に、海老沢会長が辞任したのは、電通が仕掛けた罠でした。週刊文春を使いNHKの不祥事を書き立て、民放のテレビが何度も報道しました。
海老沢氏を弁護している氏が、在職中に「週刊文春」に投稿した行為は、自由民主党の幹部3氏の非常識とそっくりです。敵対する電通の支配下にある「週刊文春」と知りながら、内部告発文を寄稿していたという矛盾を「ねこ庭」は看過しません。
この時氏は、次のようにも話していました。
・三宅博という方が、NHKの反日報道は反日の外国人がいるためだろうと国会で質問し、NHKにいる外国人の数を聞いたことがありました。
・しかしそうじゃないんです。NHKの反日報道は外国人の数でなく、経営トップの姿勢なんです。
三宅氏の話が出てきますと、簡単に聴き流せなくなります。亡くなられた氏は「大阪維新の会」所属の議員でしたが、私が敬意を払う数少ない政治家の一人です。
「巧言令色、仁少なし」・・・話がとんでもない方向へ飛びますが、非常識な人間が相手ですから全然気にしません。これは孔子の『論語』の中にある言葉で、ネットで探すと2つの説明が見つかりました。
・言葉巧みに人の心を誘い、いつも人の顔色をうかがうような人間は、真心に欠けているのだから心せよ