目の前の都知事選挙を考えるため、過去のことを調べる。面倒と思われるかもしれませんが、これが「ねこ庭」のアプローチ方法なのでご容赦ください。
昭和42年大阪生まれの立花氏は、今年 57才です。今回は5年前の「ねこ庭」の過去記事より、「NHKから国民を守る党」党首の立花氏に関する情報を紹介します。
・氏はNHKの元職員で、内部告発を続けるユーチューバーとして有名である
目の前の都知事選挙を考えるため、過去のことを調べる。面倒と思われるかもしれませんが、これが「ねこ庭」のアプローチ方法なのでご容赦ください。
昭和42年大阪生まれの立花氏は、今年 57才です。今回は5年前の「ねこ庭」の過去記事より、「NHKから国民を守る党」党首の立花氏に関する情報を紹介します。
・氏はNHKの元職員で、内部告発を続けるユーチューバーとして有名である
・都庁で会見した立花氏は「(首長選への多数候補の擁立は)ふざけているわけではなく、多くの人に政治に関心を持ってもらいたい。そのためには多くの人が立候補の経験をすることが重要と考えている」と述べた。
多くの人が政治に関心を持つことは大切ですが、そのため立候補の経験をすることが大事という意見は、何のために政治を目指すかと候補者の信念を問わないのですから、本末転倒です。ふざけているわけでないと言いますが、氏の意見そのものがふざけています。
9人の補者数に疑問を持ちましたが、報道によりますと最終的には30人の予定だそうです。知事選の供託金は一人300万円と定められているので、30人の擁立には9千万円が必要になりますが、立花氏は「全額、党で用意する」と言っているとのことです。
「選挙はビジネスである」と公言して憚らない氏は、当選した地方議員の議員報酬と政策活動費を個人に渡さず党に集約し、月々の報酬を党から支払う形をとっているそうです。党が集めた候補者は、もともと高額な議員報酬や政策活動費に無縁な一般人なので、世間並みの給与が月々貰えれば満足する人たちです。
地方議員の月額報酬と政策活動費には、下記のように市によってばらつきがありますが、立花氏は報酬の高い市を選んで立候補させています。
市会議員月額報酬例 千葉市・・77万円 京都市・・86万円 横浜市・・95万円
市会議員月額政策活動費例 船橋市・・8万円 岐阜市・・15万円 千葉市・・30万円
その他に地方議会議員が退職した場合は、退職一時金の支給もありますので、こうした金額を党にプールすればまとまった資金になります。氏はこれを称して「選挙はビジネスである」と公言しています。
従って当選直後に離党した議員とトラブルになり、氏は彼らに暴力を振るったり、裁判を起こしたりしています。ビジネスと割り切っている氏は、事実を隠していませんので調べれば分かりますが、問題視したいのはむしろ同党の党名です。
国旗と同じく党名は、党の理念や目標を込めた大事な名前ですが、氏は次のように語っています。
「名前にこだわらないので、選挙のたびに党名を変える。」
実際に同党は、下記のように短期間で頻繁に党名を変えています。