西村宮内庁長官について、ネットを含めマスコミ報道でも、様々な意見が寄せられています。青山繁晴氏、篠原常一郎氏、私の意見も、一致点がありません。「ねこ庭の読者」の方とも、意見が対立しました。
きっかけは、5月19日の「国難二つを目の前にして」とタイトルをつけたブログでした。
「皇室護持」と「自主憲法制定」を、日本の土台と考える私は、小室母子問題のため、「皇室護持」が危機に面していると感じました。
小室母子問題につき私たちが黙っていると、皇室崩壊の道へ続きます。日本を思う国民なら、声を上げなくてならないと決心しました。
これ以来ブログで、「ねこ庭の読者」の方との意見が熱くなりましたが、冷静になった今、大切なことなので、問題点を整理し、息子たちに伝えたいと思います。青山繁晴氏の意見は、後程加えるとして、まず私と篠原常一郎氏と「ねこ庭の読者」の方の三人の意見を転記します。
〈 1. 私の意見 〉
・ 宮内庁の役目は、皇室に近づく不心得者から、皇室の方々を守ることにある。( 常に暴漢の姿でなく、笑顔で近寄ってくる邪悪な人間など、あらゆる者への警戒が不可欠。 )
・ 代々の政府は皇室をお守りするため、宮内庁と皇宮警察をおき、危機管理に備えている。
・ 小室母子については、早い段階から疑問視する声があり、宮内庁は皇室護持のため、調査する義務と責任があった。
・「秋篠宮様が・・」「眞子さまが・・」と、言い訳をリークする前に、やるべき警護を怠った失態を恥じなくてならない。小室氏に関するいかがわしい事実を把握した後、お諌めもせず、マスコミにリークするなどもってのほかである。
・ 物事の順序として、皇嗣職大夫の加地 隆治氏を第一とし、次に宮内庁長官の責任を追及する。騒ぎの原因となった職員のリークを、断固として禁止せず、自らもリークをしている。
・ 西村長官と加地皇嗣職大夫の辞任が、問題解決の鍵である。
・「われわれの失態のため、いかがわしい人物を、皇室の方々に接触させ、国民の声に応えられなかった責任を取り、辞職する。」
・この言葉を残して二人が辞職すれば、婚約が解消となり、全てが解決する。
〈 2. 篠原氏の意見 〉
・ 問題を解決する鍵は、秋篠宮様の決断だ。
・ 小室母子の犯罪的行為が明らかになった現時点で、宮様が決意を表明されるべきである。一般人であれば、娘の結婚には親が一番の当事者であり、責任者だ。
・ いかがわしい相手との結婚に反対し、子供の不幸を防ぐ責任がある。
〈 3. 「ねこ庭の読者」の方の意見 〉
・ どんな思想、どんな宗教でも、基本は " 家庭 " だ。宮内庁も警察も、家庭の中には入れない。
・ 「オールマイティ皇国史観」 で凝り固まった頭の人は、そこから一歩も引かない。皇室が批判されるのも、許さない。
・ 今回のKK問題など、また起きる可能性もある。それには「皇国史観」こそすべてで、これを知らないからこんな事件になった。
・ 皇族を責めると、「みんなが皇室を尊敬しなくなる 」と、本気でそう思っているのなら、庶民は驚くだろう。
・「 思想教育」で解決できると、あさはかにも信じ込み、自分で陶酔し、悦にひたるおろかしさを、世間は冷笑するだけだ。
篠原氏は、自分のブログで語る第三者ですが、「ねこ庭の読者」の方は、互いにコメントをやり取りしていますから、遠慮なく意見を述べられています。
・ 一般人にない特別待遇、挙句の果てに、色に迷った内親王が取り乱す。困惑する他の皇族や、元皇族の方々、そして天皇の名で、国を護るために戦場で散華された方々、このことを瞬間にも思ったことがあるのか。私は怒りを覚える。
・ Ahoshは、小室親子のことは厳しく批判するが、皇族の関係者については口を閉ざす、一切批判しない。
・「皇室を護る?」、こういう態度が、一層ダメにしていくことがわからない。ただつつましく口を閉ざして、一般人は「 控えておきなさい」 と、えらそうに言っている。
・ 本当は保守ほど、厳しく批判し、これからのことを真剣に考えるべきなのだ。
この方は、篠原氏よりもっと厳しく、眞子さまの心得違いを批判しています。煮えたぎる怒りが、秋篠宮様と眞子さまに言及しない私への悪口雑言となります。
ここまで、篠原常一郎氏と私と、「ねこ庭の読者」の方の意見を紹介しました。次回は、残る青山繁晴氏の意見をご紹介します。