ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

陛下と宮内庁長官 - 3 ( 意見の比較 )

2021-08-03 22:56:00 | 徒然の記

 今回は、「私」と「ねこ庭の読者の方」の二つの意見について、比較いたします。

 〈 私の意見 〉

  ・ 皇室に類を及ぼさないため、ハッキリ言えば、私の本意は秋篠宮様ではない。

  ・ 結婚は両性の合意であると憲法に書かれていると、本気で言われている殿下に、そういう教育をした方は誰なのかと、まず追求しなければならない。

  ・  話は上皇陛下と美智子様、さらにはGHQのホイットニー少将や、マッカーサーにまで言及しなければ、公平にならない。

  ・ 正論を押し、戦後のウミを出し尽くしても良いが、世界には日本社会が不安定になるのを喜び、利用しようとする勢力がいる。

  ・ 彼らは騒ぎを利用し、必ず介入してくる。国が滅びるのは、国内の騒動に外国勢力が介入してくる時だと、歴史が教えている。

  ・ それを一番警戒するので、社会への動揺を少なくする解決方法を述べている。宮内庁のトップが、責任を取り辞任すれば、眞子さまの婚姻は破談となる。

  ・ 「君君足らずとも、臣臣足るべし」という言葉を、私は大切にする。

 日本を守るため、宮内庁のトップに犠牲を強いる意見なので、今の社会に通じないと知りつつ、国の指導者が果たすべき使命( 武士道精神 )だと、私は信じています。

 〈 ねこ庭の読者の方の意見 〉

  ・ 眞子内親王がKKを連れてきた時から、警察はすべて知っており、宮内庁に報告をしているはず。

  ・ しかしなぜ宮内庁は、分かっていて動けなかったか。それはA宮の「本人の希望を尊重」とする意志が、強かったということでないか。

  ・   宮内庁も現代では臣下ではなく、ましてやA宮家の方針までNOとは言えない。宮内庁が悪い、だけでは誰も納得しない。

  ・   A宮家の安易な姿勢について例を述べる。悠仁親王が、首に傷痕が残るような下がをされたこと。学校の机に、包丁が置かれていたこと。乗られていたお車が、交通事故寸前になったこと。

  ・ A宮は、特段の警備をせず、「今まで通り他の子どもさんたちと同様に」と言われた。やがて皇位を継ぐ悠仁殿下の警備は、個人的なことではなく、変な遠慮はいらなかったのではないか。

  ・ A宮家の安易な姿勢が、A宮家以外の皇族方と「齟齬」を生んだと思う。内親王お二人の、皇族たる意識も疑うようなレベルにある。

  ・  皇室をアンタッチャブルにしたまま、遠回しに「宮内庁が・・」では、国民は納得できないままだ。

  ・  KK母子の、元婚約者以外の金銭問題が事実なら、A宮家はどうなるのか。皇室は内側から崩壊する。

  ・  皇室の歴史は、そうした疑惑の人物を遠ざけ出家させたりしている。もはや宮内庁等の周辺だけが問題ではない。皇室の自浄作用や、自ら悪と戦う意志がない限り、物事には必ず終わりがくる。

  ・  そうならないようにするには、保守がハッキリした方法をとるべきだ。

 KK母子問題の解決のためには、「皇室の自浄作用」と「宮内庁の自浄作用」の二つが求められるのに、私は故意に「宮内庁の自浄作用」だけを語りました。  

 皇室の自浄作用は正論ですが、その論議は上皇陛下と美智子様に波及しますので、現在の日本では困難です。敗戦以来の経緯を考えますと、「宮内庁の自浄作用」も同じと思い、私はここに焦点を当てました。「ねこ庭の読者」の方の意見は、重点の置き方の相違にあるだけと私は考えています。いずれのアプローチが正しいのか、今の自分には分かりませんが、「ねこ庭の読者」の方の怒りを共有しています。

 無念でならないのは、国民の心配にもかかわらず、皇室にも宮内庁にも、「自浄作用」が機能しなかったことです。
 
 「皇室護持」のため、政府は「皇位継承問題」と「小室母子問題」の二つを同時に抱え込んでいます。次回は、新しく生じた問題のため、事態が急変した状況をご報告します。
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陛下と宮内庁長官 - 2 ( 4人の意見 )

2021-08-03 13:50:34 | 徒然の記

 青山繁晴氏の意見は,【僕らの国会・第175回】「動揺するな宮内庁長官『事件』」で、知りました。

 〈 4.   青山氏の意見 〉

  ・  長官とは長いつき合いがあり、その人柄をよく知っている。まれに見る国士であり、素晴らしい人物だ。その長官の発言を、誹謗中傷する人がいるがとんでもないことだ。

     ・  長官は陛下のご信任が厚く、勝手に憶測でものをいう人物ではない。 長官の発言は、おそらく陛下との合意の上でのものだと思う。

  ・ すると、陛下のお言葉が「政治的発言」だと、攻撃する人間が出てくる。陛下が何か発言されると、すぐにそう言って反対する人がいる。

  ・  陛下は常に国民のことを思われ、日本全体を考えておられる。その陛下が、心配ごとを言われて何が悪いのか。陛下はオリンピックにも、国民の暮らしにも、無関心でいろというのか。

  ・  陛下の大御心 ( おおみごころ ) の中には、政治的なことが当然含まれており、そうした全てを、私たちのために祈られている。

  ・  陛下の発言が「オリンピック反対論」だとか、「政治的発言」だなどと批判するのでなく、国民を心配されていると、素直に受け止めるべきだ。オリンピックの期間中は、これまで以上に気を使い、「武漢コロナ」が広がらないようにしようと、そんなふうに考えるのが正しい。

 氏の意見は、陛下と西村長官への賛辞で、同時に私への反論とも言えます。「陛下の大御心 ( おおみごころ ) 」という、大時代的な言葉を使う人物を、私はあまり信じません。こういう言葉を使う人は、陛下が間違ったことをされても、無批判に受け入れる傾向があります。

 上皇陛下が譲位の「お言葉」を、NHKを通じて発表され時、憲法逸脱行為であるにも関わらず、西村慎吾元議員と、チャンネル桜の水島社長は、「陛下の大御心」だと肯定しました。こういう立場に立てば、女性宮家も愛子天皇も、上皇陛下と美智子様の大御心だからと、肯定しなければならなくなります。

 西村長官にしても、国士なら国士らしい対応が必要です。「拝察」と述べた記者会見だけでなく、小室母子の問題にしても、国士らしい対処だと、私には思えません。陛下のお言葉を直接伝えないように要望することが、「無関心であれ」という意見になるという思考も、理解に苦しみます。

 4人は、国を思う保守を自負していますが、考え方にはこれほど違いがあります。常識的な意見は、おそらく篠原氏と「ねこ庭の読者」の方のもので、私と青山氏の意見が極論かもしれません。「ねこ庭の読者」の方は、攻撃的なトーンなので、極論と誤解され兼ねませんが、内容は常識的です。

 私と青山氏の意見は、「ねこ庭の読者」の方から見れば、

  「・えせ保守は、小室親子のことは厳しく批判するが、皇族の関係者のことについては口を閉ざす、一切批判しない。」

        「 ・こういう態度が、皇室を一層ダメにしていく。  保守ほど、厳しく批判し、これからのことを真剣に考えるべきなのだ。」

 という批判に該当し、賛同される人が多いのではないでしょうか。個人が尊重される社会は、個人の責任も問われる社会ですから、秋篠宮様と眞子さまが批判されても不思議はありません。篠原氏と「ねこ庭の読者」の方は、この視点からお二人の責任を述べています。

 ネットの情報の中には、「秋篠宮家の関係者」からの話というものが意外とあります。事実なのか捏造なのか不明ですが、「秋篠宮家の関係者」は、眞子さまの部屋から漏れ聞こえる声をリークしています。

 「眞子さまは、毎日のように圭さんと電話連絡されています。」「いつまでも待つと、そんなことも言われているようです。」

 宮家の情報管理がどのようになっているのか、もしこれが事実だとすれば。、私も怒り心頭です。ネットではこうした怪しげな情報が溢れており、知れば心が乱されます。「ねこ庭の読者」の方は、こうしたバカな情報を無視し、篠原氏の意見を是としていますが、篠原氏は「個人責任論者」であり、常識から言っても「まともな意見」です。

 息子たちのために、私と篠原氏と「ねこ庭の読者」の方の意見の相違につき、もう少し述べたいと思いますが、スペースがなくなりましたので、続きは次回とします。青山氏の意見は論点が違うので、その後で取り上げます。

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